書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

2016-01-01から1年間の記事一覧

どうしてフラットな前提に立たないのか

最近流行りの「前提を変えれば幸せに生きられる」という説に、私は違和感を持っている。 まったくの初心者であっても「すでにできている前提」でやれば成功するとか。恋人から「すでに愛されている前提」で交際すれば幸せになれるとか。どんな事も「うまくい…

律儀に働けること希望

前回、最近はきっちりした人が増えて、暮らしやすくなった、みたいな事を書いた。それで思い出した事がある。 以前アメリカに住んでいた事があるのだが、あちらでは、電話の問い合わせで、生身の人間が出る事はまずなかった。全部音声ガイダンスだ。音声ガイ…

窮屈で地味なミニマム思考時代が合っている

最近、きちんとした仕事をされる方が増えたように思う。最近、と書いているが、いつの頃と比べているのかというと、バブルの頃と比べている。バブルの頃は「みんないい加減だなあ」と思う事が多かった。最近は、「みんな、本当にきっちりされているな」と感…

クラムチャウダーのルウでシチューを作る

家事の中で一番億劫なのが、料理の献立を決める事だ。料理自体は、そんなに疲れてない日なら、わりと楽しめるのだが、献立を決める作業は、「ああ、、、面倒くさい」という思いを毎回毎回乗り越えないと辿りつかない。というわけで、気が向く限り、献立を書…

風邪予防覚え書き

風邪予防についての記事があって、なるほどと納得したので、要約だけ。 風邪予防で心掛ける事は①空気を乾燥させない、②深い呼吸を心掛ける、③後ろ向きのストレスを手放す、の3つ。それぞれに理由がある。 乾燥については、そもそも、ウィルスや細菌は湿気を…

時間を取り合う事

家事育児以外「何もしない」事について、ずっと書いてきている。今日もまた。 子供が小さかった時、特に幼稚園に入るまでは、私の時間と育児の時間を切り離す事は不可能だった。というか、24時間育児の時間だったとも言える。 私の子供は、常に私の注意が…

自然な開閉を邪魔しない

前回、私は一日の中で何もしない時間が長いのだが退屈には感じない、と書いたのだが、よく考えると私はむしろ積極的に「何もしない」事を実行しているフシがある。 私は生来せっかちな性格で、以前は次から次へとやる事を考えて、動き回っているタイプだった…

この状態が死ぬまで続きますように

専業主婦なもので、「毎日退屈じゃないのか」「昼間何をしているのか」的な事をたまに聞かれることがある。退屈、、、と考えた事がほとんどなく、聞かれるたびに驚く。いやしかし、確かに一日の中で、何もしていない時間というのが、ものすごく長い。でも、…

自分に負けて他人に勝つ

時々、不思議だなと思う人に出会う。なんとも言えない嫌な緊張感、のようなものが伝わってくるのだけれど、その正体がよく分からない。多分、負けず嫌い意識が、この人は強いのだろうな、と感じるのだけれど、負けず嫌いな人がみんな嫌かというと、そうでも…

真冬にも真夏にも咲く花

ベランダで花を育てるのが好きだ。若い頃から色んな花を咲かせてみて、これが最強だなと思うのは、カランコエだ。美しさという基準で言えば、他にも沢山の花があるが、「最強」という基準で言えばカランコエに落ち着く。 まず、別段手入れをしなくても全く虫…

「ちょっと待って」を言わない

私は、「ちょっと待って」を言わない事にしている。何かをしていて、その途中に誰かから呼ばれたり用事を頼まれたりしたら、今やっている事をどんなに中途半端でも一旦止めて、用事をしに中座する。呼んで来た相手に「ちょっと待って。これ終わったら行くか…

トラブルの原因

誰しもが、勝手な部分も怠惰な面も多少はあるし、嘘もつくし、自分を中心に扱ってもらうのは嬉しいものです。でも、それも程度問題で、そういう面が極端に強い人と付き合うのは、周囲はしんどい。身内に、そういう人がいるので、振り回されてしんどいです。…

「橋を渡る」吉田修一さん

(ネタバレあります) つきつめて言えば、クローン人間がテーマになっている小説だと思う。カズオ・イシグロの「私を離さないで」と基本的には同じ事を書いているように感じた。けれど、吉田さんらしい味は確かにふんだんにあって、そこがこの小説の魅力なの…

「ヘミングウェイの妻」ポーラ・マクレイン

ヘミングウェイを偏愛しております。 彼は4回結婚していて、様々な記録が残っています。これはポーラ・マクレインさんと言う作家さんが、その記録を素に、最初の奥さんのハドリーさんの一人称語りという体裁で書いた小説です。ヘミングウェイは、4回目の結…

なんとなくの違和感2つ

「正しく生きるのではなく、楽しく生きたい」と発言していた人がいたが、どうしてそうなるのだろうか、と不思議に思った。「楽しく生きる事が正しい生き方」なのだと私はずっと思っているので。以前、奥田民雄さんが「楽しくない事を、いかに楽しむかを考え…

スーツケースが好き

スーツケースが好きだ。夏は毎年ちょっとした旅行に行く事にしているのだが、旅行の愉しみのナンバー1は、私の場合「スーツケースに詰める作業」だ。特に、旅行中に着る服を考えて詰めていく作業が、わくわくして震えがくるぐらい好きだ。 考えながら詰める…

決断の知らせ方

吉本の人気芸人さんが、唐突に「今年いっぱいで引退します」とSNSでつぶやいたそうだ。好きな芸人さんだったので、どういう事なのか気になって見てみたけれど、「今決まっている仕事は最後まで死にもの狂いでやります」という発言は探せたが、何故辞めるのか…

朝の充電

毎朝の習慣として、近所の公園に散歩に行く事にしている。随分前からの習慣で、もう10年以上続いている。 真冬も真夏も関係なく、特に不都合がない限り出かける。 今の季節は紅葉が散り始めており、落ち葉をざくざくと踏みしめながら歩く。 まだ枝に半分ほ…

「おじさん仏教」小池龍之介さん

自分の間違いを言い訳や条件付き抜きで正味で認められる人は、いないのかもしれない。 「私は間違って見えるかもしれないけれど、それはこうこうこういう理由があって」とか、「確かに、○○の部分で言えば私は間違っていた(けれどそれ以外は間違っていない)…

相手を否定してまで自己主張はしない

他人の意見を否定してでも自分の意見を言う事について、もう少し考えてみる。 といっても、この事ばかりずっと考え続けているわけではないんだけども。今日は何書こうかな、と思った時に、アレの続きを書こうと自然に思うので、書き続けているという状況。 …

言わない、という選択

前回、基本的に私は、人の中では自分のオリジナルな意見は出さない、と書いた。それは、批判されるのが分かっているから、という理由以外にも色々ある。 一番大きな理由は、私のその意見というのが、その場にいる人を否定したり批判したりする内容だった時、…

ある考え

私は、何かを経験した時、その経験をもとに「ある考え」に到達するという事をよくやる。自分の経験から、これはきっとこういう事なのだろう、という自分の考えを作り上げる作業を、よくする。その「自分の考え」というのは、今まで誰も言っていない事でない…

「なぜ、『怒る』のをやめられないのか」片田珠美さん

【中古】なぜ、「怒る」のをやめられないのか 「怒り恐怖症」と受動的攻撃 /光文社/片田珠美(新書)価格: 418 円楽天で詳細を見る サッカーの前園さんがやっている事でちょっと有名になった「アンガーマネージメント」をはじめとして、「怒り」をコントロー…

コップを2つ割った日

ちょっとした不注意で食器を割ってしまう、という事は、たまにある。 でも、2個続けて、というのは、生まれて初めてかもしれない。 最初は食器洗いをしていて、一緒に洗っていたグラスを持つ手が滑って、割れた。 次に、PCの前に座って、持っていたマグカッ…

気が済む、という事

小さい子供がいるのに、重い病気になってしまう人が時々いる。乳ガンとか多い。 子育てだけでも大変なのに、その上自分の闘病が重なると、大変を通り越して、生活を回していくのが無理なレベルになってしまう。 私の子供は、今はもうそれ程小さくないけれど…

問題提起と甘え

問題提起、というのを、する事に躊躇がある。 「これはおかしくないですか? このままで、本当にいいんですか?」 という文言に、どうにも違和感を覚えてしまう。 おかしいと思うなら、自分が変えるように動けばいいのにな、と思うのかもしれない。 例えば、…

先日の、地震予言が外れた件

先日、11月23日、南海トラフ界隈で大地震が起こる、という予言が巷に流れ、 私もそれを友人から聞き、内心怖れていたわけですが、 結果、何も起らず済んで、ホッとしておりました今日、 「予言は、それを聞いた人が多くなればなるほど、外れる。 なぜな…

トランプ氏

あんまり大きな話というのは、正直よく分からないのだが、 よく分からないなりに、ぼんやり思うことはあって、 トランプ氏というのは、なんとなく、発達障害っぽいなあということ。 私の子供も発達障害なので、発達障害を悪く言っているわけではない。 発達…

先週、火災保険に入った

先週、ふと思いついて、火災保険に入った。 その時、担当の営業氏が、「地震特約もつけますか?」と聞いてきた。つけたほうがいいような気がしたので、家族に確認したところ、「必要ない」と言われた。 私は、もめごとがとにかく苦手。 「必要ない」と言い切…

依存と商売

個人客を相手にする商売について考えた場合、 モラル云々を抜きにすれば、 依存させるという手法は、労少なく益の多い方法かもしれない。 「クライアントが依存してくれたら、どんどん予約入れてもらう」 と語っていたカウンセラーさんがいた。少し驚いた、…