書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

どうしてフラットな前提に立たないのか

最近流行りの「前提を変えれば幸せに生きられる」という説に、私は違和感を持っている。 まったくの初心者であっても「すでにできている前提」でやれば成功するとか。恋人から「すでに愛されている前提」で交際すれば幸せになれるとか。どんな事も「うまくい…

律儀に働けること希望

前回、最近はきっちりした人が増えて、暮らしやすくなった、みたいな事を書いた。それで思い出した事がある。 以前アメリカに住んでいた事があるのだが、あちらでは、電話の問い合わせで、生身の人間が出る事はまずなかった。全部音声ガイダンスだ。音声ガイ…

窮屈で地味なミニマム思考時代が合っている

最近、きちんとした仕事をされる方が増えたように思う。最近、と書いているが、いつの頃と比べているのかというと、バブルの頃と比べている。バブルの頃は「みんないい加減だなあ」と思う事が多かった。最近は、「みんな、本当にきっちりされているな」と感…

クラムチャウダーのルウでシチューを作る

家事の中で一番億劫なのが、料理の献立を決める事だ。料理自体は、そんなに疲れてない日なら、わりと楽しめるのだが、献立を決める作業は、「ああ、、、面倒くさい」という思いを毎回毎回乗り越えないと辿りつかない。というわけで、気が向く限り、献立を書…

風邪予防覚え書き

風邪予防についての記事があって、なるほどと納得したので、要約だけ。 風邪予防で心掛ける事は①空気を乾燥させない、②深い呼吸を心掛ける、③後ろ向きのストレスを手放す、の3つ。それぞれに理由がある。 乾燥については、そもそも、ウィルスや細菌は湿気を…

時間を取り合う事

家事育児以外「何もしない」事について、ずっと書いてきている。今日もまた。 子供が小さかった時、特に幼稚園に入るまでは、私の時間と育児の時間を切り離す事は不可能だった。というか、24時間育児の時間だったとも言える。 私の子供は、常に私の注意が…

自然な開閉を邪魔しない

前回、私は一日の中で何もしない時間が長いのだが退屈には感じない、と書いたのだが、よく考えると私はむしろ積極的に「何もしない」事を実行しているフシがある。 私は生来せっかちな性格で、以前は次から次へとやる事を考えて、動き回っているタイプだった…

この状態が死ぬまで続きますように

専業主婦なもので、「毎日退屈じゃないのか」「昼間何をしているのか」的な事をたまに聞かれることがある。退屈、、、と考えた事がほとんどなく、聞かれるたびに驚く。いやしかし、確かに一日の中で、何もしていない時間というのが、ものすごく長い。でも、…

自分に負けて他人に勝つ

時々、不思議だなと思う人に出会う。なんとも言えない嫌な緊張感、のようなものが伝わってくるのだけれど、その正体がよく分からない。多分、負けず嫌い意識が、この人は強いのだろうな、と感じるのだけれど、負けず嫌いな人がみんな嫌かというと、そうでも…

真冬にも真夏にも咲く花

ベランダで花を育てるのが好きだ。若い頃から色んな花を咲かせてみて、これが最強だなと思うのは、カランコエだ。美しさという基準で言えば、他にも沢山の花があるが、「最強」という基準で言えばカランコエに落ち着く。 まず、別段手入れをしなくても全く虫…

「ちょっと待って」を言わない

私は、「ちょっと待って」を言わない事にしている。何かをしていて、その途中に誰かから呼ばれたり用事を頼まれたりしたら、今やっている事をどんなに中途半端でも一旦止めて、用事をしに中座する。呼んで来た相手に「ちょっと待って。これ終わったら行くか…

トラブルの原因

誰しもが、勝手な部分も怠惰な面も多少はあるし、嘘もつくし、自分を中心に扱ってもらうのは嬉しいものです。でも、それも程度問題で、そういう面が極端に強い人と付き合うのは、周囲はしんどい。身内に、そういう人がいるので、振り回されてしんどいです。…

「橋を渡る」吉田修一さん

(ネタバレあります) つきつめて言えば、クローン人間がテーマになっている小説だと思う。カズオ・イシグロの「私を離さないで」と基本的には同じ事を書いているように感じた。けれど、吉田さんらしい味は確かにふんだんにあって、そこがこの小説の魅力なの…

「ヘミングウェイの妻」ポーラ・マクレイン

ヘミングウェイを偏愛しております。 彼は4回結婚していて、様々な記録が残っています。これはポーラ・マクレインさんと言う作家さんが、その記録を素に、最初の奥さんのハドリーさんの一人称語りという体裁で書いた小説です。ヘミングウェイは、4回目の結…

なんとなくの違和感2つ

「正しく生きるのではなく、楽しく生きたい」と発言していた人がいたが、どうしてそうなるのだろうか、と不思議に思った。「楽しく生きる事が正しい生き方」なのだと私はずっと思っているので。以前、奥田民雄さんが「楽しくない事を、いかに楽しむかを考え…

スーツケースが好き

スーツケースが好きだ。夏は毎年ちょっとした旅行に行く事にしているのだが、旅行の愉しみのナンバー1は、私の場合「スーツケースに詰める作業」だ。特に、旅行中に着る服を考えて詰めていく作業が、わくわくして震えがくるぐらい好きだ。 考えながら詰める…

決断の知らせ方

吉本の人気芸人さんが、唐突に「今年いっぱいで引退します」とSNSでつぶやいたそうだ。好きな芸人さんだったので、どういう事なのか気になって見てみたけれど、「今決まっている仕事は最後まで死にもの狂いでやります」という発言は探せたが、何故辞めるのか…

朝の充電

毎朝の習慣として、近所の公園に散歩に行く事にしている。随分前からの習慣で、もう10年以上続いている。 真冬も真夏も関係なく、特に不都合がない限り出かける。 今の季節は紅葉が散り始めており、落ち葉をざくざくと踏みしめながら歩く。 まだ枝に半分ほ…

「おじさん仏教」小池龍之介さん

自分の間違いを言い訳や条件付き抜きで正味で認められる人は、いないのかもしれない。 「私は間違って見えるかもしれないけれど、それはこうこうこういう理由があって」とか、「確かに、○○の部分で言えば私は間違っていた(けれどそれ以外は間違っていない)…