大好きな神社仏閣を書いています。今日は奈良編です。
まずは興福寺・薬師寺・法隆寺・観心寺・長谷寺・金峯山寺蔵王堂の６つのお寺。それから、大神神社・源九郎稲荷神社・石上神宮の３つの神社です。
特に、興福寺・薬師寺・法隆寺は頻繁に行きます。何故ならば、これらのお寺には強力な薬師如来様がおられるからです。私は、薬師如来様が大好きで、あとお不動さんも好きなのですが、興福寺にはお不動さんもおられるので、一番よく出かけます。
観心寺や長谷寺は、少し遠いのであまり行けないのですが、大好きなお寺です。観心寺は梅が、長谷寺は紫陽花が綺麗で、どちらも山の上にあるお寺で景色も素晴らしいです。私がこの２つのお寺についてとても記憶に残っているのは、おみくじについて、です。私はお寺ではあまりおみくじは引かないのですが、この２つのお寺では引いたのです。
すると、観心寺では、大凶が出ました。それも２回続けて。こんな事ってある？と怖くなりましたが、２つともお寺の境内に結んで、仏様に悪運を引き取って頂きました。お寺に行かなければ、私は何も知らず悪運にどっぷり首まで浸かっていたわけで、行っておみくじを引いて良かったと思いました。大凶2回連続ですから、相当運が落ちていたと思います。幸い、その後悪い事は起こりませんでした。助かりました。
長谷寺に行った時は、私は息子のことで色々しんどい事があり、疲れ切っていました。悲しい気持ちでおみくじを引いたら、大吉を頂きました。そのおみくじには「枯れ枝に花が咲く」と書いてありました。涙が溢れました。優しい仏様がおられるお寺です。
桜井さんはよく、神社とお寺の違いについて、こう書いておられます。神社は現実の世界に働く、お寺は見えない世界に働く、と。つまり、神様は現実世界を直接動かすのに対し、仏様は見えない世界を動かす事によって現実を変える、という事だと思います。また、仏様は見えない世界に強いので、私達の心を癒す力もお持ちだと感じます。若い頃は全く感じなかったのですが、最近は、お寺に行くと、心がほぐされるような気がします。
私ももうすぐ６０歳で、生きる世界より死後の世界のほうを身近に感じるようになってきました。もし死んだ後、成仏する道が分からない時は、阿弥陀如来様を頼ればいいと桜井さんは仰います。阿弥陀如来の真言を唱えると良いそうです。仏様は見えない世界に強いからです。そこは神様ではなく仏様なんですね。
とはいえ、奈良でも大好きな神社がありまして、大神神社は特によく行きます。初めて行った時に、京都の下鴨神社に似ていると感じましたが、同じシステムだと後で知りました（桜井さん著書より）。大きな神様は通常山におられて、麓の拝殿には小さな神様が沢山おられて、基本的にはこの小さな神様が私達の祈願を叶えて下さるシステムです。でも大きな神様も時折拝殿まで下りてこられるので、神社全体はこの大きな神様の気が常にあるそうです。
大神神社の近くに（と言っても車で２０分ほどです）、石上神宮があります。とても古い神社です。こちらは鶏が沢山いて、時折鳴いてくれて楽しいです。
奈良の郡山には源九郎稲荷神社があります。こちらはとても小さい神社ですが、存在感があります。私は大好きです。最初の頃、お稲荷さんは敬遠していたのですが、こちらだけは最初の最初から通っています。お庭に常にお花が咲いていて、小さいのに参拝客の絶えない神社です。
吉野の金峯山寺蔵王堂には、一度しか行った事がないのですが、強いお不動さんがおられ、たまたま護摩祈祷も拝見でき、お寺の方の説明も偶然伺う事ができ、強烈な印象があります。また行きたいのですが、本当に遠いので、なかなか機会がありません。春は桜がきれいですし、いつか春に行きたいと思っています。
では、過去記事貼りますね。
