書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

「東京でひっそりスピリチュアル」桜井識子さん著

 こんにちは。1月も3日ともなると、少しお正月気分が抜けてきますね。大阪は数日あたたかく、お散歩していても気持ちがいいです。空に雲一つなく、晴天です。

 今日、近所の、マンションがかたまって建っているところをお散歩していたのですが、綺麗な白い壁にきちんと窓が並び、それが陽に照らされて明るく、整然とした幸福感を感じました。

 なんだかんだ言って、都会もいいなあと思いました。ここにいたら何でもできる、きちんと自由に生きていける、そんな気がしました。

 最近、生きているだけでもう幸せ、という感覚になる事が多く、今日もそういう一日です。

 

 さて。今日は、桜井さんの新刊「東京でひっそりスピリチュアル」のレビューを書きます。出てすぐ買ったのですが、なかなか読めず。というのもこれ、東京近郊の神社仏閣の紹介本なんですね。関西住みの私としては、東京まではそう簡単には行けないので、読んでも無駄かと思ってしまい、モチベーションが上がらなかったのです。

 でも、桜井さんの本は全部読む事にしているので、読んでみました。結果は、相変わらず面白かったです。関東の方なら一冊もっていて、間違いないと思います。

 この本には、東京近郊の20以上の神社仏閣と、皇居について紹介されています。

 皇居には、巨大な神様がおられる、という事が書いてありました。神社でも山岳でもないのに、神様がおられるんだ、と桜井さんご自身が驚いておられました。

 皇居の神様は、素戔嗚尊スサノオノミコト)様だそうです。神話では天照大神の弟で、あちこちの神社のご祭神となっているものの、今まで桜井さんは、一度もお会いした事がなかったそうで、「実在されないのかも」と思っておられたそうです。

  それがなんと、皇居におられたとは!

 素戔嗚尊さまによると、皇居は、伊勢神宮と同じように、高天原と繋がっている為、天照大神さまは伊勢神宮に、素戔嗚尊さまは皇居に、存在する事が可能なのだそうです。ちなみに、伊勢神宮も皇居も、高天原と空間が重なっている状態なので、高天原にいながらにして、伊勢神宮と皇居にいる事が、可能なのだそうです。

 天照大神さまは、日本の国の魂を守る神様であり、素戔嗚尊さまは日本の王を守る神様なのだそうです。王を守る事で、国民すべてを守っているそうです。王をどう決めたのか、とか、そもそも素戔嗚尊さまはどこから来たのか、というようなお話は長くなるので割愛しますが、時代が下ると王は天皇となり、素戔嗚尊さまはよって天皇を守り続けてこられたそうです。なので、天皇制度は一度も潰される事なく、現代まで続いているそうです。

 この国で、一番大きな神様は天照大神さまと素戔嗚尊さまなので、皇居がどれだけパワースポットなのかが分かります。

 ただ、皇居には、素戔嗚尊パワーだけでなく、別の巨大なパワーも埋まっているそうです。場所は、東御苑にある天守台のところだそうです。そこに、江戸時代、徳川家を守る為に、天海増正が特別な水にパワーを込め、地面に撒き、地中深く染み込ませたのだそうです。江戸城のお堀は「の」の字になっていますが、これは、「の」の字で水の渦巻きを作り、天海パワーを全国に放出する為なのだそうです。天海パワーはこうやって、全国に放出する事で効果を発揮するのだそうです。

 日本には4大聖地があり、それは伊勢神宮高野山比叡山、そして、皇居だそうです。素戔嗚尊さまは、個人的な願掛けを聞いて下さる存在ではありませんが、皇居に行けば、ご神気と波動をたっぷりと頂けるそうです。上質なエネルギーを充電し、悪いものは落ちてしまうそうです。ただ、門は大手門を利用し、平川門は使わない方が良いとの事。平川門は、不浄門であった為、視えない世界でも暗く重く沈んでいるそうです。

 この本を読んで、俄然、皇居に行きたくなってきました。

 本の紹介と言いつつ、皇居紹介になってしまいましたが、その他神社仏閣沢山載っていますので、関東の方には楽しく読める本だと思います。ああ、羨ましい 笑。