書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

名古屋旅➀(熱田神宮)

 大好きな神社仏閣(京都・奈良編)を書こう書こうと思っているのですが、その前に書きたい事が次々と出てきて、なかなか書けません。もうこの断り文句も何回目か?という。多分、しばらく先延ばしにさせて頂く気がします。

 今日は、先日行って来た、名古屋一泊二日旅の事を書きたいと思います。

 

 たまたま息子が、東京に一泊二日で遊びに行くと言うので(東京の電車に乗りまくるらしい)、私もどこかに行こうと思い、前から行きたかった熱田神宮豊川稲荷徳川美術館に行って来ました。

 息子の気分次第でいつキャンセルになるか分からないので、宿は東横イン東横インは、前日でもキャンセル無料で、必ず駅前にあるし、朝食込みだし、なんと言っても安い(今回は7700円でした)です。今回初めて泊ってみて、これは使える!と思いました。駅前にあるので、コインロッカー代わりに荷物を預けられるし(チェックイン前・チックアウト後も)、フロントの方もとても親切でした。お部屋も狭いながらも清潔で嫌な臭いもなく、ピカピカ。浴衣や毛布も借りれるし、アメニティーは全てあるし。文句の付け所がありませんでした。

 

 さて一日目。大阪から名古屋までは新幹線で約1時間。あっという間です。午後の紅茶の甘味が嬉しい。10時15分ののぞみで、11時過ぎに名古屋で下車。息子は同じ新幹線でそのまま東京へ(笑)。

 まずは荷物を預け、身軽になって熱田神宮へ向かいます。

 名古屋駅大阪駅と違い、とても分かりやすいですね。新幹線・JR・名鉄近鉄が全部名古屋駅に集まっていて便利だし。

 熱田神宮へは、名鉄で4駅目の「神宮前駅」で降ります。急行も特急も止まるので、とにかく来た電車に乗れば由。名鉄は、1分毎に電車が来る勢いなので驚きました。待ち時間ゼロな感じでした。凄い本数が多くて驚愕。全部統制されいて遅れとかないのかな。大阪だと、近鉄もJRもしょっちゅう遅れるんですけど(愚痴)。阪急も阪神もここまで本数無いし。乗り場も普通と急行と特急で全然違うし。名鉄の快適さが羨ましい限り。

 

 熱田神宮は、神宮前駅を降りた目の前でした。あいにく七五三シーズンの快晴の日曜日ということで、ものすごい人混みです。

 参道はとても広く、堂々たる神社だなあと思いました。

ちょうど結婚式があったようで、花嫁さんの白い角隠しが見えます。

 

 本宮の拝殿の屋根に円い金属の筒のようなものが沢山乗っていて、キラキラと輝いていて迫力がありました。しかしもうとにかく人が多くて💦

 

 桜井識子さんによると、熱田神宮の神様はヤマトタケルノミコトと言われている方(ヤマトタケルノミコトそのものではない)で、とても力のある神様とのこと。また熱田神宮の地下には草薙の剣(くさなぎのつるぎ)が埋められており、熱田神宮は草薙の剣の霊力を取り出し神社内に固定しているそうです。

 熱田神宮は、日本で一番古いと言われている神社で、強い神様と剣の霊力と沢山の眷属が、日本を守り参拝客の願いを叶えているそうです。

 ただ、一点、この神社は古いだけに「剣を守られねばならない」という念が長い年月で積み重なり強くなっており、普通に参拝するだけではその守りの念に邪魔をされて神様と繋がれないそうです。祈祷を行うと、神職さんの唱える祈祷の力で守りの念が取りされるとの事(桜井さんも祈祷をお願いしてそれが分かったそうです)。

 私は、守りの念があろうとなかろうと、神様を見たり聞いたりはできないのですが、せっかくなので祈祷をお願いしてみました。

 これがちょっと迷ったんですよね。祈祷殿は拝殿の左側にあるのですが、何故か祈祷申込窓口は拝殿の右側にあるのです。しかも長蛇の列!!祈祷申込が長蛇の列って初めてです。七五三の方が多いので仕方のないのですが。

 とにかく延々待って、やっと申込が出来ました。6000円をお納めし、左側の祈祷殿で待つよう指示されます。ちなみに、七五三の方々は申込窓口の更に右側の祈祷殿を案内されていました。

 私は言われた通り左側の祈祷殿で待ちました(当たり前 笑)。待合室は豪華で、お茶やお湯も自由に飲める自販機があったり、綺麗なお手洗いがあったり、椅子も座りやすく沢山ありましたので、待つのは全く苦になりませんでした。きっと冷暖房も完備していると思います(私が行った日は最高気温が18度でちょうど良い気候でした)。

 時間が来て呼ばれたので、祈祷殿にずらずらと入って行きました。全部で20人くらいいた気がします。最初に車のお祓いの方が5人ほど入り、その後その他の祈祷希望者(私はこちら)が入りました。

 私は何故か、その他の中では一番に入る事になり(別に急いで行ったわけではないのですが)、一番前のど真ん中の席に座らせて頂けました。なんだかラッキーでした。ただ、御祈祷自体はわりと早く終わり、桜井さんの著書に書いてあった生演奏の神楽は省略されていました。残念。七五三の祈祷申込が殺到していることもあって人手が足りないのだろうと思いました。でも、大事なのは神職さんの祝詞ですから。これはしっかり唱えて頂けたので、満足です。

 私は祈祷申込の紙に、息子の事を書きました。この場合、私の名前の上に(代理)と書き、私の名前の下に息子の名前を書きます。で、息子が一生健康でいられるよう、願いの欄には「身体健全」を書きました(10個ほどの願いの中から3つを選んで書く方式でしたが、私は1つだけ書きました)。

 御祈祷が始まると、勝手に涙が出ますね。神様が出てこられているんだなと思うからでしょうか。心の中で、息子のことを一生懸命お願いしました。

 

 無事、祈祷が終わり、御下がりを頂き、外に出ました。ちなみに御下がりには、木のお札と、お箸・お煎餅・お茶が入っていました。お札は帰宅後すぐに、息子の部屋に飾りました。

 本当はこの後、境内のお店できしめんを食べたかったのですが、とにかくすごい人混みで、断念しました。とてもいい香りが漂っていて、食べたかったです。次回は平日のなんでもない日に来たいです。

 祈祷殿の横に、こんな小道がありました。

 素敵そうなので、行ってみることにしました。細い道が拝殿の周囲をぐるりと囲むように続いていて、あまり人がおらず静かに散策できました。歩いている間も、心の中で神様にお話しし、聞いて頂くだけで心が晴れる気がしました。紅葉も綺麗でした。

小道が終わった所で、ちょうど七五三の女の子が走っていて、可愛かったです。人が多いのには難儀しましたが、結婚式が見れたり、幼いお子さんが晴れやかに着飾ってお参りに来られているのを見れたのは、嬉しかったです。幸せに向かって伸びていくパワーが沢山満ちている気がしました。

参道の脇に神社の由緒が書かれた説明版が並んでいました。帰りは少し心に余裕が出来たので、1つ1つゆっくり読みながら帰りました。

 

 熱田神宮を参拝した後、一旦名鉄名古屋駅に戻り、バスで徳川美術館へ行きました。次の記事に書きます。