書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

眞子様の会見②

 関西では、お天気が良くあたたかい日が続いておりまして、私も少しあちこち出歩いていますので、そのへんの事を書こうかと思っていたのですが。

 やはり、一昨日偶然見た「眞子様の会見」の印象があまりにも強烈だったので、今日もその続きを書きたいと思います。日帰り旅行記は、また後日書きたいと思います。

 

 昨日も書きましたが、私はもともと皇室にはあまり興味がなかったので、眞子様の結婚についても、なんとなく聞いていただけで、「本人の好きにすればいいじゃん。外野があれこれうるさく言う事ないじゃん」と思っていました。小室圭さんについても、あまりにも叩かれていたので、本人が書いた経緯説明文を読んでみて、一応筋は通っているじゃん、別におかしい人じゃないじゃん、と思っていました。小室さんの経緯説明文については、この記事に書きました↓。

oinor-i.hatenablog.com

 

 というわけで、私は一昨日まで、眞子様については全く関心がなく、世間で叩かれまくっている小室圭さんについても、悪感情は持っていませんでした。母の家に行って、たまたま母がテレビをつけたので、一緒に会見を見る状況になって、初めて「ええ??皇族って今、こんな感じなの?」と驚愕したのでした。

 それで、ブログ記事を二つも続けて書いているという。。笑

 

 眞子様が精神を病んでおられたから、ああいう風に、一方的に国民に罪をなすりつけるような言い方(逆に言えば、自己正当性を強力に押し出してくるような言い方)をされたのかもしれません。

 でも、女性皇族の皆様は、大なり小なり、精神を病まれますよね。雅子様は勿論長く患っておられるし、美智子様失語症になられました。美智子様は一時、本当にお痩せになられましたよね。

 それでも皆様、国民を敵に回すような発言は、絶対にされませんでした。

 私は、女性皇族の方々が、具体的にどういう辛さを抱えておられるのかまでは把握できないまでも、ストレスのかかる厳しい環境で生きておられるのだろうという事は察せたし、マスコミに叩かれているのを見ると気の毒にも感じました。そして、そういう辛さを表に出されず、強く生きておられる事に、尊敬の念を抱いていました。

 美智子様雅子様も、精神的におつらく、国民の前に出れない時は、潔く公務をキャンセルされましたし、それで無責任だなんだあれこれ言われても、言い返す事なく、じっと我慢されていました。国民の前に出られる時は、どんなに精神的におつらい時でも、誠実で謙虚な言動を貫かれました。国民に対し、「てめーらのせいで、こちとら精神病んだんじゃ。責任とれや」みたいな匂わしは、一切されなかった。どんな時も、です。

 それが皇室の、皇室たる特別性だと思っていました。

 庶民とは違う、一般の人間とは違う、特別に自制心の強い、特別に精神性の高い、特別に敬愛されるべき部分だと思っていました。一言で言えば、「神仏に近い徳の高さ」を、皇室の方々はお持ちである、と思っていました。

 私は皇室には特に興味はありませんが、それでも、日本の血統として、あれだけ徳の高い賢い血筋・家系が、脈々と未来永劫残り続ける事は、価値のあることだと思っていました。その為に、多額の税金が使い続けられても、良いと思っていました。

 

 でも、一昨日の眞子様の会見を見て、「え?」と思ったのです。

 これが、あの皇室の一員の方の御姿ですか?と。

 多くの国民が見ている事は、よくよく分かっておられるはずなのに「私は、あなた方国民のせいで、精神を病みました。あなた方国民が悪い。私は何一つ悪くない。あなた方国民は反省しろ」というような意味を含んだ言葉を、仰った。

 嘘でしょ? 国民を面と向かって非難してる?

 

 百歩譲って、国民が悪いなら、非難されても良いでしょうが、詳しくない私が少し調べただけでも、どう考えても、眞子様の主張には筋が通っていません。誹謗中傷されているのは、眞子様が説明責任を果たしていないからです。国民の疑問に答える事なく、逃げ回っているからです。だから、責められる。言っちゃなんですが、悪いのは眞子様です。

 にも関わらず、逆キレのように、国民を責めるのは、これが一般人だとしても、褒められた態度ではないわけで、ましてや皇族の方の御姿としては、ちょっとどうなんだろう。

 なんか、、皇室も変わってしまったのかな、と思いました。残念ですが、永遠に続くものは無いですからね。変わるのも仕方ないです。

 ただ、皇室維持の為には、先にも書きましたが、多額の税金が使われています。一つの貴族として、独立家計でやって下さっているのなら問題ないですが、税金で維持された家計です。これが問題だと思います。

 

 今までは、尊敬できる敬愛できる血筋であるからこそ、私達は税金を使ってその家系を保ち続ける事に、賛成してきました。でもこれは、逆を返せば、尊敬できない敬愛できない血筋であれば、税金を使ってまで維持する事に意味を感じない、という事です。

 女系天皇問題が長らく言われてきましたが、もうそういう段階ではなく、皇室存続の是非が、国民の口にのぼる日も、近いのではないか、一昨日の眞子様の会見を見て、私はそう思いました。

 50代の私と、80代の母が、上記のような同じ意見に至った事を、ここに記録しておきます(大げさ、笑)。ちなみに母は、どちらかというと、皇室ファンでした。

 

 あと。皇室関係ないのですが。

 眞子様の会見を見て、一般人として学ぶべき事があるとしたら、「やはり自己中心的な言動は、誰からも好かれない」という事です。

 一時流行りましたよね。「ありのままの自分で生きよう」「自分の思う通りに生きよう」「自分が楽しい事だけしよう」「自分が喜ぶ事だけしよう」というような生き方。

 眞子様は、その流行り通りに振舞われましたが、誰からも好印象は持たれなかったと思います。皇族だから許されましたが、あれ、一般人がやったら(会見と言いながら、質疑応答無しで、一方的に言いたい事を言っただけ)袋叩きです。

 やはり、エゴを慎み、賢く生きる事は、必要だと感じました。それは、皇族でも一般庶民でも、一緒だと思いました。

 さすがに、眞子様関連で書く事は、これで終わります。長らくお付き合い下さった方、有難うございました。

 

f:id:oinor-i:20210915131220j:plain