書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

眞子様の会見(ちょっと追加)

 昨日はたままた実家に帰っており、母がテレビを付けたので、一緒に眞子様会見を見ました。あまり皇室に興味がないので、眞子様が話すのを初めて見ました。

 母と終始一致した意見は、「この方、お姉ちゃんと似てるね」でした。やんごとなき方を、庶民である姉と比すのは、恐れ多いのですが。

 似ていると感じた点は以下の5つ。

1、自分だけが正しい

2,自分を正しいと言ってくれる人は善人。自分に疑問をぶつけてくる人間は悪人。

3,しとやかで謙虚な言動に反し、目がやたらすわっていて怖い。

4,筋道たてた公平な言動が出来ない

5、何の為の会見かを理解していない。公けの会見を、私的な自己正当化の場だと勘違いしている。

 

 具体的に、疑問を感じたのは2点なのですが、1つ目は、「私はもう私人になるので今後の事はお答えできません」とか、「皇族としての結婚式もしないし、一時金ももらわないから、私はあなた方国民に対し、今後のことは何ら説明する義務はない」という点ですね。

 確かに皇室離脱されるから、公人ではなく私人である、という理屈は分かりますが、じゃあ一切皇室とは無関係なのかといったら、そうでもないですよね。

 NYでの眞子さんのお仕事は、かのメトロポリタン美術館のキュレーター(年収1500万円)だそうで。アメリカの大学を出て資格を取り経験を積んだ第一線のキュレーターでも、まず就職できない職に、外人がぽんと就職できてしまう理由は、彼女が日本の皇族だからです。それ以外にありません。

 今日から自分は私人であり皇族ではない、と大上段に立ってマウント取りたいなら、皇族としてのコネで就職するのは、止めるべきでしょう。

 皇族としての立場を利用して職を得て、今後その仕事で生計をたてていくつもりであるにも関わらず、「私は私人だから放っておいて」は通用しません。

 私が眞子様おかしな事言ってんな、と感じたのは、これが1つ目。

 

 もう1つは、会見最後のセリフ。はっきり覚えていませんが、「いわれのない誹謗中傷を受けて、心に傷を負う人が、今後はいなくなって欲しい」、こんな事を仰って、会見を終わられました。

 眞子様が、今回の事で傷つかれたのは分かりますが、それは眞子様個人の問題です。そもそも、眞子様に寄せられた世間の声は、本当に誹謗中傷だったのか、事実が明らかにされていないので、そこはハッキリしません。事実を明らかにしないのは、国民側ではなく、眞子様ご本人です。説明せずに逃げている。今回も、会見と言いつつ、質疑応答はしない。自分の言いたい事だけ相手に聞かせて、どや顔で相手を踏みつけて終わっている。

 眞子様のそういうところ、そういう態度が批判されているのに、「いわれのない誹謗中傷を受けた」と一方的に被害者にまわっておられる。それはおかしいですよね。誹謗中傷されたくないなら、ちゃんと質疑応答で説明すればいいよね、と思う。心が病んでいるから質疑応答は無理、と言うけれど、心が健康だった3年前から何も説明していませんよね。ずっと説明せずに逃げてきて、の今です。

 一方で、世間には確かに「いわれもない誹謗中傷に傷ついた人達」が沢山います。こういう方々を巻き込む事で、あたかも眞子様に寄せられた世間の声も「誹謗中傷である」と見えるように演出された。

 私は、そういう風に、自分とは状況が異なる一般論を持ち込む手法で、自分を正当化するやり口が、一番嫌いです。

 最初に、質問に対して国民が納得できる回答をしていたら、誰もそれ以上は聞きませんよ。

 

 姉も、精神的におかしくなってしまったし、眞子様も精神を病んでおられるとの事。本人達は、その原因を「自分以外の人間のせい」と思っていると思いますが、違うと思う。シンプルに、ご本人の逃げ癖のせいだと思います。

 

 とはいえ、皇室を抜けた方のお話なので、もう関係ないですね。ただ、母と久しぶりに意見が一致したので、記録として書いておきます。

 ご結婚ですから、おめでたいとは思うし、どうぞお幸せにお暮し頂ければと思います。ただまあ、、、あの会見はいただけなかったな、と思いました。あんなんなら、しないほうが良かったのにな。眞子様に対する世間の批判の風を、更に強くしてしまった気がします。病気を理由に、何も言わずにさ~っとNYへ行ってしまえば良かったのに。

 ああいう会見をしてしまうと、残されたご皇族のお立場が、微妙になりますから残念です。

 

(ここから追加)

 私は、眞子様が皇族に生まれてしまった事は、気の毒に思います。ご自身で選択した結果ではないわけですから。

 私人になられた後も、一生警備がつくわけですが(はるか以前に私人となられた紀宮様ですら、今だに警備がついています)、その費用は、さすがに日本の税金から払われると思います。これは無駄金ではなく、必要経費です。誘拐でもされたら、もっと費用がかかるわけで、いえそれよりも、人権問題として、警備は必須でしょう。

 なので、眞子様から「私はこれからは私人になるので、国民の質問に答える義務はない」と突っぱねられても、「え、警備費用は税金じゃ?」とは言いません。眞子様が皇族に生まれたのは、眞子様のせいではないからです。私人になった眞子様に、一生警備がつくのは、眞子様のせいではないからです。

 でも、これからのお仕事を選ばれるにあたり、元皇族の肩書を使って就職するのは、これは別の話です。

 皇族から抜けた、一私人になった、と言い張るなら、元皇族の肩書を使って生きる事は、止めるべきだと思います。これは、生まれという不可避な事ではなく、選択としてご本人が選べる事です。 

 私人と言い張りながら、元皇族としてのメリットを享受するというのは、ズルい姿勢で、私は彼女の、そういう所に、疑問を感じました。

 

 「これからは穏やかに生きていきたい」と仰るけれど、一般人にとって、「穏やかに生きる」という事が、どれだけ困難なことか。こちとら、生きるか死ぬかで毎日必死で暮らしているんだよ、と言いたくなる。

 眞子様にとっての穏やかな日々は、ご自身に寄せられる一般人からの疑問に、逃げずに答えた後で、初めて来ると思います。そんなもんですよ、と思います。

 

 最後に母が、「でもまあ、眞子さまの今日のお洋服は、似合ってていいわね。髪型も、スッキリしてていいわ」と、外見を褒めてました。それは私もそう思った。会見の眞子様は、目つきは怖かったけれど、なかなかスタイリッシュだったと思います。母曰く「首元にアトピーがあるわね。ストレスかしらね」と。よく気が付くものだと感心しました。