小室圭氏が、経緯説明の文書を発表されましたね。9万字という長文で。
無理やり要約するなら、ポイントは以下の3点になると思われます。
①なぜ、借りたお金(数百万円。頑張れば返せる額)を返さないのか?
「返す」という行為をしてしまうと、そのお金は「借りたものだった」という事になってしまうから。借りたものではなく、頂いたものである以上、返すという行為はふさわしくない。
②借りたお金だったという事を、証明できるのか?
母と元婚約者との会話(電話会話)の録音があるので、証明できる。
母「婚約解消につき、お金は返します」
元婚約者「いや、あげたものなので、返さなくていい」
③なぜ、2年間も無言だったのか?
複数の弁護士に相談したところ、当分の間は無言を貫いたほうがよいというアドバイスをもらったから。
この小室圭氏の文書を読んで、彼が良い人か悪い人かは分かりませんが、とにかく、お母さんは借金を踏み倒したわけではない、という事は分かりました。そして、小室圭さんについての決定的なマイナス点はそこだった事を考えると、もはや彼を否定する要素はないな、と思いました。
でも、世間的には、逆なようで。
小室氏の文書は、筋は通っているけれど、情がない。感情的に納得できない。という意見が多いようです。
私は、小室氏のこの文書を「経緯説明」と受取りましたが、「単なる言い訳」と受取った方もおられるようです。言い訳と感じた理由は、「感情的に納得できない」からだそうです。
こういう文書に、感情、いりますかね。。。なんというか、浪花節的な人情劇を書けばよかったのかな。僕も苦しんだ、とか、お涙頂戴的な。。
まあ、何をどう感じるか受け取るかは、人の自由なので、なんとも言えませんが。
ちなみに、私は皇室について、あまり思い入れはありません。今回、この文書に注目したのは、この文書で、小室圭氏という人の人間像が、私の中で、大きく変化したからです。私は、失礼ながら、この文書を読んだ後の今でも、彼のことを個人的に好ましいとは感じてはいません。それでも、こういう筋の通った文書が書ける人なんだ、という驚きがありました。今までは「何考えてるか分からない、浅はかな自己中人間」と思っていたのですが、「自分なりに頭を絞り、筋を通して生きている人」ではあるのだなと思いました。