書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

足の痛みを取る

 桜井識子さんの本が好きだというのはずっと書いているのですが、彼女の本はもう30冊以上出版されているでしょうか。全て買っており、一度読んでもまたしばらくして繰り返し読んでいます。この「再び読む」本を選ぶ際は、直感で選びます。今日はこの本だな、という感じで。更に、読むページも直感で選びます。最初からは読まないんです。今日はこのへんを読もう、と適当にページを開く感じ。

 先日選んだのはこの本「お稲荷さんのすごいひみつ」。

 今年の10月に発売された本です。お稲荷さんの特徴が書いてあります。

 お稲荷さんと普通の神社の神様はかなり違います。端的に言えば、普通の神様は少し遠い存在、お稲荷さんは「里の神」と呼ばれ、人間のそばで事細かく人間をサポートしてくれる神様だそうです。

 お稲荷さんが「この人間を守ろう」と決めて下さると、とにかく日常的にずっと守って下さる。例えば、職場で難しいお客様が来たら、うまく他の人が担当するよう調節して下さったり。歩いていて転びそうになったら、さっと支えて転ばずに済むようにして下さったり。

 普通の神様は、ここまでの細かいサポートはされません。でもお稲荷さんはして下さるんですね。この本を読んで思ったのは、普通の神様が父親的だとしたら、お稲荷さんは母親的な神様だなあという事です。母親が我が子を世話するように、親身になって本当に細かく細かく人間を支えて下さる。

 また、お稲荷さんには2つのタイプがあるそうです。元々が自然神であるお稲荷さんと、眷属が修行してお稲荷さんになったタイプ。修行してなったタイプのお稲荷さんは、とても真面目に人間を支えて下さいますが、元々が神様であったわけではないので、「人間を支える」という仕事が出来なくなると(人間から信仰されなくなると)、少しづつ力を失っていくそうです。

 なので、このタイプのお稲荷さんを参拝する際は、ずっと定期的に参拝する(信仰する)覚悟が人間側に必要です。参拝者が比較的多い稲荷社であれば、自分一人が参拝を辞めても問題ありませんが、参拝者が少ない稲荷社(道端の小さな祠とか)の場合、お稲荷さんはその人の信仰をとてもあてにされるので、それが急に来なくなると寂しく感じられる場合があります。だからといって障りを起こすわけではありませんが、また来て欲しいというお気持ちを表明される場合があるそうです。

 そのへんの詳しい事は、具体的な神社名も含め、この本に書いてあるので、ご興味のある方はご一読されてみて下さい。

 

 前置きが長くなりましたが。

 というわけで、再読の本にこれを選び、ページを開いた所に書いてあったのがコチラ。

P160から抜粋

「するとお稲荷さんがこう言ったのです。『体が冷えている』。腹痛は体の冷えからきたものだ、と教えてくれました。参拝したのは2月でしたから、寒い季節です。私は冷え性ではないので、冷えることをそんなに気にした事はありませんでした。『体を冷やしてはいかん』『はい、そうですね。年も年ですから』そう言うと、お稲荷さんは『年には関係ない』と言います。年齢に関係なく、人間は体を冷やしてはいけないそうです。この『冷え』からいろんな病気になると言っていました。

 冷えた体は正常ではありません。冷えてしまうと体のあちこちが硬くなります。細胞も硬くなった状態になることがあり、そうなると正常に働かなくなるわけです。活発に働いていない状態ですね。免疫力が低下してしまうので気をつけなさい、と言われました」

(抜粋終了)

 

 当たり前のことかもしれないのですが、このページを開くまで、私は「冷えは万病の元」ということを忘れていました。洋服も、あたたかさよりお洒落度を基準に選んだり。家の中も、風通しを良くしたいと寒いのにずっと窓全開で暮らしていたり。

 更に、豊川稲荷でせっかく足を治して頂いたのに、あれかれ一週間もしないうちに、また痛む予兆を感じ始め。毎日1時間ほど散歩をしているのですが、散歩から帰ると足が痛む。どうしたらいいの?と思っていて、この本を選びこのページを選んだんですね。

 

 お散歩で血流が良くなる、筋肉がつく、のは良いのだけれど、家に帰ってじっとしていると、冷えてしまうんですね、きっと。

 血流が良いまま、あたたかいままでキープすれば痛みも出ないはず、と気が付きました。

 それで、散歩から帰ったら、以下の事を実行する事にしました。➀~③はすでにいつもやっている事で、今回新たに④を加えたのです。

➀丁寧なストレッチ(特に股関節まわり)

➁テニスボールを使って、お尻の筋肉や股関節をほぐす

③MYTREX(ハンディ―タイプのマッサージ器)で足裏などマッサージ

④貼るタイプのミニカイロを、左右の股関節に貼る(レギンスの上から)

 

 ④は自分で考えました。私は股関節が痛くなるので、ここを冷やさなければいいんだ、と気づき。ずっと貼っておくので、低温やけどを防ぐ為、厚めのレギンスの上からペタリ。痛くなりそうで不安な日は、夜間もパジャマの上からペタリ(本当は、カイロを貼った状態で寝るのは駄目なので、これは自己責任でやってます)。

 すると、痛みが消えたんです。ミニカイロなので、そんなに強烈にあたたかくなるわけではないのですが、冷えは防止できる。さらに、股関節をあたためているだけなのに、ずっと足先まであたたかいのです。夜も、股関節に分厚いパジャマの上からミニカイロを貼っているだけで、なぜか足先までポカポカになり、足先があたたかいと眠りやすく、また眠りも深くなり、夜間にトイレに起きるという事もなくなりました。

 運動➡ストレッチ&マッサージ➡カイロで積極的に保温、この一式の流れが私には合っているようです。

 豊川稲荷に行くまでは、本当に痛くて痛くて日常の動きにも支障が出るし、眠れないほどだったのですが、豊川稲荷で一旦全部痛みを取って頂き、更に桜井本で良い状態をキープする秘訣を教えて頂き。良かったです。

 

 そうそう。この本には、こういう記述もあり、こちらも参考にしました。

P50より抜粋

「大天狗さんが、『人間は歩かなければいかん』と言います。大天狗さんによると、人間の体は運動をして血流がよくなった時に、肉体を健康にするパワーが発生するそうです。運動で血行がよくなり、体の隅々にまで血液が行き渡るこの時に、血栓を溶かしたり、細胞を若返らせたりするパワーが、体の内側から出るというのです。歩くことでそれが全員にまわるので、歩くことは大切だそうです。(中略)。ウォーキングでもなんでも、運動をすればパワーは出ると言っていました」

(抜粋終わり)

 

 以前からお散歩は日課でしたが、これを読んでからは、以前に増してちゃんとお散歩に行くようになりました。健康が一番ですもんね。

 ただ、私は足に持病があり、あまり足を酷使すると後で痛みが出るのでが辛いところだったのですが、そこは冷え防止のミニカイロ貼りで解決できそうです。有難い。

 

 ではでは、今日はこのへんで。少し寒くなってきましたが、皆様もどうぞご自愛ください。