またしても更新が空いてしまいました。今年はこんな感じでいくと思います、、。
先日、とても嬉しい事がありました。大好き桜井識子さんの新刊に、今回、大阪の神社仏閣が沢山載っている事が分かったからです。
桜井さんご自身が関西にお住まいだったのに(今は東京ですが)、何故か、今まで出された本には、大阪の神社仏閣は全く載っていなかったのです。京都や奈良、中国地方、四国、九州地方、関東、北海道、沖縄の神社まで書いておられたのに、、何故か大阪の神社仏閣については全く書いておられなかったのです。それで、私はなんとなく、「大阪の神社仏閣って、あまりよくないのかもしれない」と思って、遠いですが京都や奈良に通っていたのです。
それが今回の新刊は、大阪特集じゃないですか!大阪だけで、10個ぐらいの神社仏閣が載っています。知っている神社もあったし、知らない神社もありましたが、どれも何となく聞いた事がある所ばかり。そして近い。いやもう、めちゃくちゃ嬉しいです。
今年は、この新刊に載っている場所を、せっせと訪ねる年になりそうです。ワクワクしますね~。
というわけで。さっそく行って参りました。最初のほうに載っていたコチラ↓。「生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)」。
地下鉄、、、あ違う大阪メトロ「谷町九丁目駅」出てすぐです。3番出口出て谷町筋を少し南に進み、右に曲がった所にあります。ああ、便利。近いわあ。大阪市内。京都や奈良に出かける事を考えたら、なんて助かるんでしょう。
生國魂神社に入った印象は、「とっても広い。清々しい。気持ちいい!!」でした。
拝殿の奥にちらりと見える本殿は、とても綺麗で、私がお参りした時ちょうど、ご祈祷が始まる所でした。しばらく聞かせて頂きました。
ちょうと節分の時期だったので、節分の御祭りがあるようで、係りの方々がきびきびと準備されていました。その方々もなんだか感じよくて、何気にずっと見てしまいました、、、。
桜井さんの本によると、この神社の神様は1700年前に神様になられた古い神様だそうです。お爺さんの姿をされていて、親切で面倒見のいい神様なのだそう。なんとなく、神社全体にそういう雰囲気が漂っていました。とても明るくて、気持ちがいいのです。
本殿の右奥に進むと、沢山の摂社末社がありました。綺麗な天満宮もあったので、息子の事をお願いしました。
摂社末社の説明の看板です。
摂社末社の一覧の下に、ベンチが並んでいました。時間のある時に、のんびりしに来たいなあと思いました。
大阪らしく、井原西鶴の像がありました。
織田作之助の像もありました。
末社の中に、「鴫野神社」というのがありました。女性の守護神だそうです。縁結びや悪縁切などに霊験あらたかだそうです。秀吉の妻の淀君が、篤く崇敬したのだそうです。私は淀君が大好きなので、私も通おうかなあと思いました。大阪人なので、秀吉や淀君びいきな私です。
また。後で気が付いたのですが、末社の一つに、あの「源九郎稲荷神社」がありました(後で気づいたので、写真は撮っていません、、すみません)。歌舞伎役者や松竹新喜劇の人達が崇敬しているそうです。確かに、おおもとの奈良の源九郎稲荷神社には、歌舞伎の方が奉納された梅の木がありました。
拝殿の所に、境内の地図があったので頂きました。こんな感じです↓。淀君の鴫野神社は⑧番、源九郎稲荷神社は⑩番です。お隣どうしですね。参拝しやすいです(^_^)。正式名称は「いくくにたま」なのですが、神社自ら愛称である「いくたま」を名乗っておられるあたり、浪速っ子だなあ(笑)。京都の神社では、省略や愛称呼びを嫌う雰囲気があるのですが(それはそれで正統派という感じで好きですが)、ここでは「ちっちゃいことはええやん。呼びやすいほうがええやん」という感じ(笑)。いいわあ。
とっても気持ちのいい神社で、これからもちょくちょく通わせて頂こうと思いました。大阪の神社は、やはり「大阪らしい」です。いるだけで笑ってしまいそうな楽しい明るい雰囲気です。