書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

名古屋旅➁(徳川美術館&徳川園)

 引き続き、先日の名古屋旅について書きます。

 熱田神宮の後、今度は徳川美術館と徳川園に行きました。この2つは隣接しています。

 名古屋駅から名鉄バスに乗りました。名鉄バスは、名鉄名古屋駅から、天井の案内板をずーっと辿って行ったらわりとすぐに着きました。但し、何故か乗り場が3階なので、エレベーターで昇ります(そのエレベーターもすぐに分かりました)。

 ちょっと不思議な感じのバスターミナルなんですけど説明が難しいので省略。でも迷いません。4番乗り場で待っていたらすぐにバスが来ました。乗って30分ほどの「徳川園新出来」という停留所で降ります。降りたら数分で徳川美術館&園に到着です。

 この時点で時刻が4時過ぎだったので、暗くなる前に、徳川園から見る事に。入場料は300円也。

 徳川園は、尾張藩二代藩主光友の隠居所として元禄8年(1695)に造営された総面積2.3ヘクタールにも及ぶ日本庭園。高低差のある地形に、山、滝、湖、等の自然の風景が凝縮されています。とても素敵でした。この湖は「龍仙湖」と言うそうです。景色が水面に映って美しい。

思いがけず、紅葉も沢山見れました。

「虎の尾」とは、山から龍仙湖へ注ぐ川の名前。「虎仙橋」とは、虎の尾川に架かる橋のこと。名前がいちいち凝ってます。

離れの茶室のような所も。

 とても素敵なお庭でした。でもなぜか滝を撮り忘れました。なかなか迫力あったのですが。

 

 続いて徳川美術館へ行きます。外観はけっこう地味。一応、徳川の紋があります。

 ここで残念なことが判明しました。徳川美術館の入場料は1600円ですが、徳川園込みの入場料だと1750円になるそう。徳川園単体だと先程も書いたように300円。つまり、

 徳川美術館➡徳川園というコースで廻ると、1750円で入れますが、

 徳川園➡徳川美術館というコースで廻ると300円+1600円=1900円になってしまう。

 割引入場券は、徳川美術館でしか買えないので、こうなってしまうのだそうです(涙)。これから行かれる方はご注意下さい。

 

 徳川美術館は、尾張徳川家の遺品が主に収められています。刀剣類や鎧兜、当時の着物など見ごたえがありました。源氏物語絵巻もありました。江戸時代の武家の暮らしが垣間見えて面白かったです。残念ながら撮影は禁止でした。鎧兜は、とても人間が着るものとは思えません。重すぎるでしょう。徳川家康はこういうのを着て、尾張や江戸から大阪や京都まで行ったんでしょうか。馬に乗っていたとはいえ、大変過ぎます。戦時中って、本当に、平和な時代では考えられない苛酷さがありますね。

 鎧兜は本当に全身を金属で覆っているんですね。頭だけでなく首元までしっかり。これだと刀で切りつけられても、確かに大丈夫だと思われます。ただ、足だけは無防備なので、足を切りつけられたら終わりだな、、、と思いました。

 お着物は綺麗でしたが、豪華というほどではなく。家の中のしつらえや陶器などを見ても、地味で質素な印象を受けました。徳川本家だとまた別なのでしょうか。てなことを考えながら、見て回りました。

 

 展示を見た後、小さいカフェを発見。美術館のカフェ好きとしては入らずにはいられません。壁前面が窓で、外のお庭が渋かったです。

名前は忘れたのですが、聞い事のない名前のお茶を頼みました。なぜかカンロ飴みたいな飴がスプーンに乗ってついてきました。とても溶けそうにないので、お茶を飲みながら舐めるのかな?と思いましたが、お茶はお茶で先に飲み、飴は後で頂きました。名古屋の風習なのでしょうか。こういうのは大阪では見た事がありません。このお茶は美味しかったです。

 晩秋の夕暮れは早いもので、美術館を出るともう暗くなり始めていました。昨今は、暗くなってから外にいる、という事がないので、なんだか寂しく心細くなりました。若い頃は夜出歩くのが大好きだったのですが、人は変わるものです。

 

 帰りは大失敗。行きと同じように、名鉄バスで帰れば良かったのに、「観光ルートバス」というのに乗ってしまったのです。

 理由は、名鉄バスの停留所が少し遠かったから。しかも時刻が分からなかった(来る時に帰りのバス停に寄って時刻表を撮影しようと思ったのですが、少し離れていたので面倒で止めたのでした、、、)。

 観光ルートバスのバス停は、美術館のすぐ横にあり、しかもあと10分で来るのでこれに乗ったのでした。

 ですが、この観光ルートバス、主な観光名所にいちいち寄る為、名古屋駅までめちゃくちゃ時間がかかりまして。行きは30分だった道のり、帰りは1時間以上かかりました。バスの1時間以上は、けっこうな疲労感でした。特に名古屋駅周辺は日曜ということもあり道路が混雑していて、遅々として進まず(涙。

 改めて調べたら、少し歩きますがJRの最寄り駅もあったようです。電車にすれば良かった。

 

 この日は前回書いたように、東横インに泊まりました。新幹線の出口から数分です。とっても快適なお宿でした。お水やなんかの自販機(安い!)や洗濯機もありました。無料のコーヒーやお湯の自販機もあり、便利過ぎます。

 ちなみに夕食は、地下街(エスタ)にある「双葉」さんという味噌カツのお店で頂きました。美味しかったです。

 もう疲れ切って、8時過ぎに寝ました(笑

 そうそう、寝る前に夫からラインのビデオ通話が入り、息子と夫と私の3人で数分ビデオ通話しました。息子もすでに東京の東横インにチェックインしており、楽しそうで安心しました。

 翌日は豊川稲荷へ行きました。次回に書きます。