書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

パートナーという言葉について

 なんか急に、毎日更新していますが、今日も書きたいと思います。

 最近、「パ―トナー」という言葉について、疑問を感じるんですよね。以前は使わなかった言葉だと思います。

 ある人を「これは私のパートナーです」と紹介した場合、その人は、配偶者なのか、ただの恋人なのか、恋人ではなく「一緒に暮らしている人」という意味なのか、一緒に暮らしているわけでもなく「ただ仲のいい人」なのか、なんなのか分かりません。事実婚として使ってる場合もあるかもですが、確かではありません。

 よく分からないから、モヤるんですよね。

 

 パートナーという言葉は、英語から来ているのかなとも思いますが、私がアメリカに暮らしていた30年前には、アメリカで「パートナー」という言葉を使って誰かを紹介する事はなかったように思います。

 配偶者なら「ワイフ」又は「ハズ(ハズバンドの略)」だし、結婚していないけれど深い仲の相手なら「ステディ」。軽い付き合いなら普通に「ガール(ボーイ)フレンド」でした。

 今は英語圏でも、パートナーという言葉を便利使いしているのかもしれません。パートナーと言っておけば、結婚しているかいないか、深い仲なのかそうでないのか、一緒に住んでいるのかいないのか、どんな関係なのか、明らかにせずに済みます。

 

 不倫している人が、不倫相手のことを「パートナーです」と紹介しているのを聞いた事があります。配偶者は別にいるのですが、そちらはパートナーではないようです。これって有りなのか?とその時も、モヤっとしました。不倫相手を、「不倫相手です」と言わず「パートナーです」と言えば、カッコいいですけどね。でも実際は不倫相手なんですよね。

 

 私の大好きな桜井識子さんも、よく、離婚した旦那さんの事を「パートナーがどうしたこうした」と書いておられます。桜井さんは、時々、「パートナーというのは、離婚した元旦那のことです。別々に住んでるし、再婚したわけでもありません」と注釈を入れられているので、まだマシですが。

 でも、元旦那なら、普通に、元旦那、で良い気がするのですが。なぜパートナーと言い換えるのかなと不思議に思います。パートナーという言葉を使った瞬間に、そこには、なんとも言えない不自然な空気が流れる気がします(私の気のせいです)。

 だって、的確な言葉が存在しないならいざ知らず、ちゃんと的確な言葉が存在するのに、わざわざ曖昧模糊な「パートナー」という言葉を使う意味が分からないんです。そう感じるのは私だけでしょうか。

 

 私、大好きなユーチューバーさんで「リュウ・クルー」さんという方がおられるんですが、この方30代の日本人男性で、カナダでCAをされています。とても気さくで楽しい方なので、よく拝見しているのですが、この方は、カナダ人の女性と同居されていて、その女性のことを動画では「パートナーです」と紹介されているんですよね。結婚しているのかいないのか、恋人なのかそうでないのか、全くもって不明。奥さんなら奥さん、彼女なら彼女と、ハッキリ言ってくれたらいいのに、といつもモヤっとします。そこを曖昧に隠す意味ってなんなんだろう?女性ファンを逃さない為?だとしたら姑息過ぎると感じます。

 

 長々と書いてきて、特に結論はないのですが、私は「パートナー」という言葉で関係を曖昧にされると、モヤるということです(笑)。凄く好意を持っている人でも、パートナーという言葉を使っているその1点だけで、「完璧に好き」ではなくなってしまいます。桜井さんしかり、リュウ・クルーさんしかり。

 これは私が神経質だからだろうと思います。気にならない人は気にされないんでしょうね。私は、物事を曖昧にぼかす人が苦手なんですよね。ぼかすにはぼかす理由がおありなんだから、スルーすればいいのに、気になってしまうんです。

 こういう自分の性格は、直したいです。