お盆に台風というのは久しぶりでしょうか。大きい台風が近畿直撃と言われていたので、久しぶりにベランダの物を中に入れたり、翌日分の食材を購入しておいたりと、台風に備えてみましたが、大阪市内はさほど荒れる感じではありませんでした。昨晩は風の音が大きく眠りづらい感じでしたが、今朝はもう風はおさまり、雨だけ。その雨も豪雨というよりは普通の多めの雨という感じ。今日の12時が一番接近するという予報で、今12時ですが、多めの雨の日、という感じです。良かった、やれやれです。
被害に遭われた地域では、どうぞ復旧が早く進みますように。特に停電は、早く復旧しますように。この暑いのに冷房がないのは大変ですね。本当に台風、嫌ですね。
さて。桜井識子さんの「ごりやく歳時記」からの抜粋。またしてもすっかり忘れておりまして、8月分が間に合いませんでした。申し訳ありません。もう、忘れる予感しかないので、8月から11月まで一気に書いてしまいます。12月分は以前に書いているので、よろしければそちらをご参照下さい。「ごりやく歳時記」というカテゴリーに全部まとめて入れてます。
~福運を招く月別作法~
<8月>
1日:
1日を朔日(さくじつ)と言い、特に8月1日を八朔(はっさく)と呼ぶ。八朔は運気を良い方向に変える吉日。もとは豊作を願う前祝いの日だった。この日に気分を一新し「運気が良い方向に変わる」と前向きに意識を持つ事で、良い運気に切り替わる。
お盆(13/14/15日):
故人が一年に一度、この時期に仏壇(お位牌)に帰って来る。様々な作法を通して帰って来た故人を心からおもてなしすると、故人に喜んでもらえる。それにより、今まで以上に守って頂き、運気も上がる。
<9月>
9日:
重湯の節句では、菊の花を家に飾ります。菊はもともとは薬草であり、邪気を寄せ付けないパワーを持つ。2カ所に分けて飾る事で、悪いものを寄せ付けない、追い払う効果がある。また、菊の花を体内に入れる事により、自身の厄を祓う事もできる。花弁を酒に浮かべて飲む、食べれる菊の花を少し食べる、等でよい。
また、この時期、食べる事により厄払いが出来る食べ物として「みどり色の蜜柑」がある。もし手に入れば、食べておくと良い。すっぱければすっぱいほど効果は高い。
秋分:
23日頃。お墓参りをすると良い日。お掃除などをすると故人に喜ばれる。
秋祭り:
神社ではこの時期、様々な秋祭りを開催する。お祭りは、神様に喜んで頂く為に行うものなので、神輿があればかついだり、山車を引けるなら引いたりして、参加してみると良い。人間が神様を喜ばせる機会というのはあまりないので。ただ見物するだけでも、お祭りを盛り上げる一端となれる為、良い意味がある。
お月見:
お花見と同じく、自然を愛でる事で「わかる力」をアップさせる事ができる。ただ、見る対象が地球上のものではなく、宇宙であるところがお花見と異なる。宇宙を感じる事でより効果が高い。
昼間の空は地球の一部だが、夜の空(暗い空)は宇宙の一部。この時期に限らず、夜空を見る事は能力アップに効果がある。また、オリオン座には祈願できる。
<10月>
1日:
神棚のお掃除に良い日。
結縁灌頂(けちえんかんじょう):
仏様とご縁を結べる日。お寺で、5月と10月に行う場合が多い。これをしておくと、仏様に厚いご縁を結んで頂けるので、やっておくと良い。
紅葉狩り:
お花見と同じで、自然を愛でる事でわかる能力が上がる。
<11月>
神在祭(かみありさい):
多くは11月にあるが、12月の年もある。出雲大社に全国の神様が集まる時期。
従って、この時期に出雲大社に参拝すると、全国の神様のお会いする事が出来る(神在祭での参拝の作法がある)。
酉の市:
西日本では、1月10日に福笹を買うと縁起が良い(十日えびす)と言われているが、
関東では、11月の酉の市で熊手を買うと縁起が良い。酉の市に出かけるだけでも開運効果がある。
七五三:
子供の成長を祈願する日。神社に子供を連れていく事で、神様にお祝いして頂けると同時に、ご縁も頂ける。小さい子供は一人では神社へ行く事は出来ないので、この時期に親が連れて行きご加護を願うのは良い事。昔は上流階級でのみ行われていたが、江戸以降庶民も行うようになった。
以上です。駆け足ですみません。ご興味をもたれた方、詳しい作法を知りたいという方は、本書にてご確認下さい。
あとは1月分のみまだご紹介できていないので、追って書き足します。
皆様が様々な開運行事を利用して、良い運気を得られますようにお祈りしております。
ではではまた~