書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

小雨の大神神社

 先日、小雨交じりの曇り空の下、奈良の大神神社に行って来ました。午前中に行って来ました。

 まずは、拝殿にて参拝。奥の山の緑が雨にけむっています。いつも息子をお守り頂いている事に感謝し、今後も息子が周囲の人と仲良くやっていけますように、とお願いしました。

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 続いて、知恵の神様である、久延彦神社へ伺いました。長くてわりと急な階段を、ぜーぜー言いながら登ります。この日は、雨が数日続いた後の曇り日だったせいか、落ち葉をお掃除して下さる方に、あちこちでお会いしました。この階段の途中でも、お掃除をされている方がおられ、「こんにちは」とご挨拶したかったのですが、なにせ息がぜーぜーと切れているもので、「こ、、、こん、、に、ち、、、」的な感じに。

 とはいえ、なんとか登り切り、久延彦神社にもお参りできました。息子のことをお願いでき、気持ちが晴れました。

 ここは高台なので、拝殿横に置いて下さっているベンチで、いつも景色を眺めながら一休みするのですが、今日もそのベンチに座ろうとしたら、先客が。(この後、カマキリの画像が出ます。苦手な方は飛ばして下さい)

 

 

 

 

 

 

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 カマキリさん。おお!大神神社でカマキリを見るのは初めてです。というか、私は神社でカマキリを見る事がほぼなく、以前下鴨神社で見たのが最初で最後です。かなり大きいカマキリです。なんだかとっても嬉しい。(桜井さんによると、神社仏閣で、普段見ないものを見るのは、神様の歓迎の印とのことなので。ええ、丸々信じております)

 どちらにしても、ベンチは雨で湿っていたので座れず、立ったままで景色を楽しみつつ休憩し、最後の狭井神社へ向かう事にします。

 狭井神社へ続く道は、両側に鬱蒼と木が茂り、この日はかなり暗かったです。私は、木が鬱蒼と茂っていて暗い場所が、例外なく怖いので、「おお、怖い、どうしよう」と、足が止まってしまいました。

 と。大きな黒アゲハが、ヒラヒラ~っと飛んで来て、私が行く道の奥に、すーっと飛んで行きました。蝶々が行けるなら、大丈夫だ、と根拠なく思い込み、頑張って足を踏み出しました。道中、やっぱり暗くて池があったりして怖かったのですが、狭井神社から久延彦神社へ(私と逆ルート)向かう方々数人と、何度かすれ違い、そのたびに「こんにちは」と声をかけあう事ができて、励まされました。やはり、道を掃除して下さっている方もおられ、こんな暗い所で怖くないのだろか大変だなあと思い、すれ違う時に「こんにちは」だけでなく「有難うございます」も言いました。

 そうこうしているうちに、なんとかかんとか、狭井神社に尽きました。神社のあちこちに灯りが灯っていて、ほっとしました。綺麗です。奥の山は、やはり雨でけむっていました。ここでは、家族全員の健康をお願いしました。

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 そうそう、大神神社で、またしてもおみくじを引きました(私は、この神社では、いつもおみくじを引きます)。コロナ対策で、普通のガラガラふって棒が出てくるおみくじが撤去されており、代わりに、パソコンが置いてありました。

 パソコンの上に手をかざし、左右に降ると、手の動きを感知して、数字が画面上に出てくる仕組みです。

 私は19番と画面に出て、社務所の女性から、おみくじを受け取りました。またしても小吉で、内容も、先日源九郎稲荷神社で引いたおみくじとほぼ同じでした。

 浅はかに動くのではなく、よく考えなさい、自分の考え一つに固執するのではなく、色々な人の意見を我を殺して受け取り、しっかり多方面で考え抜きなさい、というお言葉。そうだよなあ、それが私には必要だよなあ、とつくづく思いました。

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 忘れないようにしないと。

 

 また小雨が降ってきたので、早めに帰る事にしました。雨の日の大神神社は、こんなに暗いんだ、という事を今回知りました。山だから当然なのでしょうね。基本的にあまり山に行かない人間なので(とにかく、木が鬱蒼と茂っている場所が苦手)。

 でも、久しぶりに行けて、とても気持ちが晴れました。小雨の中の狭井神社の灯りが綺麗でした。久延彦神社でカマキリに遭えた事もとても嬉しかったです。大神神社のおみくじの言葉も、いつまでもしっかり心に留めておこうと思います。

 ではまた~