書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

厚着で散歩

 いや、今日も寒いですね。

 でも、昼間11時から2時くらいまでは、お日様ぽかぽかで比較的あたたかいので、この時間帯に、お散歩に出かける事にしています。

 近所の公園ばかりだと飽きるので、電車に乗って、遠くの公園まで行ったりします。分厚いダウンを着こんでいるので、寒くはありません。唯一外気に触れている顏も、マフラーと帽子とマスクで、ほぼ覆われているし。夏のマスクは暑かったですが、冬のマスクはあたたかくで嬉しい。

 広い空の下、てくてく歩いていると、こうやって自分の足で好きな場所に散歩に出かけられる事は、なんという幸せなんだろうと思います。病気や怪我をしていたり、精神的に落ちていたら、こうやって自由気ままに歩く事はできませんから。心身が健康であるという事の有難さを、つくづく感じます。

 私が幸せを感じる時というのは、冬ならお日様のもとでこうやって歩く時、夏なら木陰で涼しい風に吹かれる時、あとは、家のリビングでぼんやり外を眺める時、等です。空に雲が流れていく様や、木々に光がちらちら当たりながら揺れている様を眺めていると、ふつふつと幸福感が湧いてきます。

 年を取ってから、こういう風になったわけではなく、私は若い頃から、こういうタイプでした。散歩が好きだったし、空や木々の揺れを眺めるのが何よりも幸せでした。

 ただ、若い頃は、散歩に行くのも、冬だからといって寒くてつらいとか、夏だからといって暑くて苦しい、とかはなかった気がします。真冬でも、上はブラウスに薄いセーター一枚、下は膝丈のスカートに生足にソックスで、上着も着ずに出歩いていました。初日の出を見ようと、友達と一緒に夜中に自転車で出かけた事があったのですが、その時も、この格好だったのを覚えています。白いブラウスに黒のカーディガンとスカートだった。この取り合わせがお気に入りで、制服のように着ていました。寒いとは全く思わなかった。若いってすごいですね。

 今はヒートテックの極暖に分厚いタートルセーターを重ね、その上から分厚いロングダウンを着こんでいます。首元にはマフラーをグルグル巻いて、頭に帽子をかぶり、マスクをして。下はヒートテックのレギンスの上にウールのパンツを重ねて履いて。まあ、さすがにこれだけ着れば寒くはありません(笑)が、薄いカーディガンだけで寒くなかった頃が懐かしいです。

 若さの魅力って、身軽さなのかもしれません。あの頃の私には、夫も子供もいなかったから。

 でも、あの頃の私と今の私が同一人物だという証拠に(当たり前ですが)、私は以前も今も、散歩が好きで、空と木々の揺れが好きなのです。人は、年をとっても、好きなものは変わらないものですね。

 最近、高校生の頃を思い出すのが楽しいです。きっと私の人生で、高校生の頃が一番楽しかったのだと思います。まるで昨日のことのように思い出せるのが不思議です。

 当分寒い日が続くようですが、皆様、どうぞお気を付けてお過ごし下さい。私も体調を崩さぬよう用心します。ではまた~

 

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