世界的には新型コロナウィルスが問題になっているわけですが、米国に限り、それよりもインフルエンザの蔓延阻止が急務になっているようです。
なぜ米国だけ、インフルエンザが流行しているのか、その理由を考えてみました。
貧富の差が激しく、普段から貧しい人々は栄養状態はじめ健康状態が悪いということ。また、日本のような国民皆健康保険が存在しないので、健康保険を持っていない人が沢山いるということ。にも関わらず、医療費がおそろしく高い、という事。よって、病気になっても病院に行けない人が多いということ、等々。
これに加え、米国は意外と、不潔な国(というか、日本に比べると清潔ではない)だと、住んでいて感じました。
例えば、風邪をひいてもマスクはしません。マスクの習慣がないから。上の記事の写真では男性がマスクしていますが、珍しいと感じます。アメリカのテレビのERドラマでも、医療従事者ですらマスクしていません。テレビだから、じゃなくて実際、していないのです。
米国に住んでいた時に、米国人に「どうして日本人はマスクするの?」と逆に聞かれた事があります。「感染症は飛沫感染が多いから、マスクをする事によって、感染を広げないのがマナーだから」と答えましたが、ピンときていないようでした。米国では、マスクをするという事は、よほどの重病人に限られるので、マスクをしてしまうと「私はとても感染力の高い危険な感染症に罹った重病人です。近寄らないで!」と宣言しているように見えるそうです。
そもそも、多少の雨だと傘をささないし、直射日光の下でも帽子を被らないし、長時間歩くと分かっていてもビーサンで来るし、強烈な冷房が効いた屋内でもタンクトップに短パンで平気だし。アメリカ人はもともととてもラフな人達なので、ちまちまとした「マスクで予防」などという事は、彼等の習慣にはそぐわないのだと思います。
また、ハンカチを持たない、というのも米国人の特徴です。なので、くしゃみをしても咳をしても、手で覆うのみ。その手はどうする??という。
トイレには、手を拭く紙がある所と無い所があり、無い所にはエアーで乾かす機械が基本的にはついていますが、それも大抵は壊れています。壊れても修理しないのが米国風。よって、トイレでは手を洗わないか、洗ってもヒラヒラ手を振って水を飛ばして終わり。日本人のように、持参したハンカチできちんと拭く、という習慣がありません。
更に、米国流の挨拶である、握手やハグの習慣も、感染病を広げる一因ではありうると思います。
これは米国だけでなく西洋の習慣ですが、「家の中でも土足」というのも、感染症を広げやすい条件だと感じます。米国では、家の中でも靴は脱がないし、行儀が悪い人だとソファーに座ってテーブルに靴のままの足を上げたり、靴のままベッドに寝転んだり、平気です。外でどんなウィルスを拾って来たか分からない靴を、口や鼻が触れる場所に上げて気にしない、という感覚が、感染症を広げる一因だと思います。
日本は、狭い国土に多くの人がひしめきあって住んでいます。日本の国土は米国の一州の大きさと同じで、そこに米国民の半分の数の国民が暮らしており、人口密度はとても高い。普通に考えれば、感染症が広がりやすい条件です。その為、国民は極度に清潔志向で、律儀に細かいところまで気を付ける。だから条件としてははるかに良い米国よりも、感染症の広がる率は低いのだと思います。
当たり前だけど、マスク・手洗い・ウガイの習慣と、感染症が流行る時期には人混みの中で長時間過ごすような外出は控える、というのが、大事な心がけなのだと思います。
そうそう。昨日書いていた、右肩から肩甲骨にかけての凝りと痛みですが、今日は治っていました。
昨日は、電車に乗った事で右半身が凝ったのだ、と書いていましたが、どうやら原因は「寝違い」だったようです。
というのも、一昨日の夜、一気に気温が下がりまして、寝ていて「寒いな~」と思っていたのです。今年の冬はあたたかいので、下着は薄手のクルーネックを着ていたのですが、さすがに一昨日の夜は首元が寒かったです。首元が冷えると私は寝違いになりやすいのです。あと、上を向くと肩甲骨が痛む、というのがメイン症状だったのですが、これがまさしく寝違いの時の症状らしいです。
よって、昨晩は、厚めのタートルの下着をしっかり着こんで寝たところ、夜中に寒くなる事もなく、今朝起きたら、痛みがとれていました。ああ、良かった。
大阪も、昨日から一気に寒くなり、今日あたり、最高気温が一桁です。最高気温が一桁の日は、この冬はじめてかもしれません。お天気自体は良いので、家の中にいると、ぽかぽか日差しで暖かいのですが、外に出ると風が冷たいので「ひ~ぶるぶる」となります。手持ちの一番あたたかいダウンを着て出かけてちょうどいい感じ。このダウン、今年はもう出番がないのかなと思っていたので、着れてちょっと嬉しいです。
ではでは、今日はこのへんで。皆様もどうぞ無理されず、健康第一で参りましょう。