書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

京都 詩仙堂に行って来ました。

 ご無沙汰しておりますが、元気で過ごしております。すっかり涼しくなりましたね。これから二か月程は、快適な気候が続きそうです。お出かけが楽しみです。

 先日、詩仙堂に行って来ました。京都の北東(洛北)にあり、交通機関で行くのは少し不便なせいか、外国人観光客の方々が全くおらず、静かに参拝できました。

 大阪からだと、京阪で出町柳駅まで行き、叡山電車に乗り換えて一乗寺駅まで3駅(5分)。一条駅からは、私の足で20分ほど歩きました。最後は上り坂になり少し大変でしたが、まあなんとか(笑)。帰り道は下り坂なので15分でした。

 入り口はこんな感じ。こじんまりとしたお寺です。

 こちらは、お庭が有名という事で、お庭好きな私としては、ワクワクが止まりません。建物まではこんな長い小道が。

入口です。

入ると左に受付がありました。受付横から見た玄関側の様子。

受付を抜けるとお仏堂のあるお部屋があり、お参りできるようになっていました。そのお部屋を抜けると目の前に、素敵なお庭が。

畳みに座って、お庭を眺める事ができます。写真には写っていないのですが、蝶々が沢山舞っていました。風が吹くたびに、山の木々が揺れ、ししおどしがカツ―ンと鳴る音が響きます。いつまでも見ていられます。途中から足を投げ出して座ってしまいました(笑)。

 

詩仙堂という名前の由来になった、狩野探幽の画が(中国の36人の詩人の肖像画)壁にずらりと。

調度品も素敵。

左に行くと、お庭に出る事ができます。ビニールサンダルが無料で借りれました。

お庭は思ったより広かったです。山の木々が生い茂り、小さな池もあり、休憩できるベンチもありました。

お庭からお寺を見たところ

そうそう、ダイアナ妃が来られた時のお写真が飾ってありました。

昔の御台所や井戸も見れました。こんな風になっていたのですね。お釜の下で火を焚いて炊事をしていたのか、、、物凄い手間ですね。今の時代に生まれて幸せです。

お庭の見えるお座敷が開放的で、風が吹き抜けて気持ちよく、座ったままうたた寝している方もおられました(笑)。気持ちが分かり過ぎる。

 私も、座ってずーっとお庭を眺めていました。だんだんと、今自分がどこにいるのかも分からなくなり、ただ風の中でゆらゆら揺れていました。時折、強く吹く風に、木々が一斉になびいて、ああ山の中にいるんだなあと、とても心地良かったです。

 とても美しいお寺でした。

 

 ちなみに。

 詩仙堂のあるあたりは、以前、五芒星巡りの時、八大神社に来た折に来た場所です。その時は、詩仙堂の存在に気づきませんでした。

 今回も最初、この詩仙堂の入り口に気付かず、お隣の八大神社に入ってしまい、社務所の方に詩仙堂の場所を聞いてしまいました。お手間をおかけし申し訳なかったです、、

 今回の予定では、八大神社は、詩仙堂の後で、ゆっくり参拝しようと思っていたのですが、間違って先に入ってしまったので、先に参拝しました。

 牛頭天皇の神社です。そんなに大きな神社ではありませんし、山が迫ってい重い(?)感じがする神社ですが、私は大好きです。私はどうも、牛頭天皇のおられる神社は、重い感じを受けるみたいです。でも、力の強い神様がおられる感が半端なく、しっかりお参りさせて頂きました。

 そして、八大神社の鳥居を出た左側に、詩仙堂の小さな入り口があったのでした(笑)。前回来た時も全く気づかなかったし、今回も気づきませんでした💦。方向音痴もたいがいにしないといけません。

 

 叡山電車一乗寺駅から少し歩きますが、詩仙堂八大神社は、参拝客も少なく、この時期の京都では穴場かも。機会があればぜひ。