書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

LA、NY、そして東京、大阪。

miyearnzzlabo.com

 

 上の記事を読んで考えた事を、今日は書きます。

 アメリカは広く、同じロックダウンでも、州ごとに宣言された時期が異なります。上の記事の町山氏が住まれているカリフォルニア州は、アメリカ国内で一番早くロックダウンした州です。それにより、今現在の死者数が140人にとどまっています。感染者数も7000人と少ない。死者3000人、感染14万人のニューヨークと比べたら、その差が歴然。

 この差が生まれた原因は、ロックダウン宣言をした時期が、LAのほうが一週間早かったから、です。たったの7日、ロックダウンを早めに行っただけで、この差。

 こういう先例があるのだから、日本もさっさとロックダウンしてほしい。東京がグズグズしているのなら、東京を待たずに、大阪だけ先にロックダウンしてほしい。LAだってNYを待たずにさっさとやったわけですから。それで、今現在6000人以上の命を救っているわけですから。そしてこの差は今後ますます広がっていくはずですから。

 上の記事によれば、LAのロックダウンは、ロックダウンといっても、スーパーへの日常の買い物には行けるし、散歩やジョギングなどには出られるそうです。禁止されたのは、「基本的に繁華街……要するに映画館があったり、ショッピングできたり、服屋さんがあったり、お酒を飲むところがあったりする所に行く事」だけです。さして大変とは思えない。たったそれだけ自粛するだけで、安全が買えるなら安いものです。

 ただ、私もLAに住んだことがありますが、NYと大きく違う点があります。LAは広いのです。普段から、人と人があまり密集しない生活形態なのです。

 LAの住居は基本、一戸建てで、かつ、平屋。二階建てはあまり見ません。土地が腐るほどあるから、上に積む必要がないのです。隣家との間にも、何なのか分からない空き地が必ずあるし、道路との間にも前庭があります。勿論、家の後ろには、広い後ろ庭があります。土地が広いので、電車やバスなどの公共交通網があまりありません。人の往来は、ほぼ100%車です。電車は貨物輸送以外では使わないし、バスも、車が買えない低収入層の方々だけが使っていて、一般的ではありません。ビルが立ち並び、住居は集合住宅で、移動は地下鉄というNYとは、生活環境が大きく違います。

 LAはもともと、人と人があまり密に接しないような生活スタイルなのです。そういう彼等が集まる場所がまさに「基本的に繁華街……要するに映画館があったり、ショッピングできたり、服屋さんがあったり、お酒を飲むところがあったりする所」で、ここへ行く事を禁じれば、もう、人が集まる場所は他にありません。職場や学校は別として。だからこそ、大きな成果が上がっているのだと思われます。

 だから、NYが、そして東京が、大阪が、LAと同じようにロックダウンしたとしても、同じ成果があがるかどうかは分かりません。それでも、しないよりはマシだと思います。

 一刻も早く、阿倍さんが、または小池さんが、吉村さんが、ロックダウンを決断してくれることを願います。トップの判断が人命を左右するという局面は、まさに戦争だなあと思います。

 f:id:oinor-i:20200401113352j:plain

 まあ、とはいえ、私の生活のほうは、いつもと変わりません。皆様はどうなのでしょうか。

 息子の大学のスタートが、5月に延期されたので、春休みが更に延びました。朝は、7時に家族の朝食を作る為にいったん起きますが、朝食を用意し、洗濯機のスイッチを入れたら、また寝まして、再び起きるのは9時頃です。睡眠たっぷりとれています。この生活が5月まで続くんだなあ。ラクさせてもらいます。

 運動不足にならないように、30~40分のお散歩と、ユーチューブ動画の「痩せるダンス」を見ながら体を動かすことと、20~30分のストレッチを、毎日欠かさないようにしています。ユーチューブのダンスは、結構みなさん活用されているようで、再生回数も多いです。沢山の方がアップされているので、日替わりで、いろんなダンスを試させて頂いています。有難い。15分くらいのものばかりですが、けっこう筋肉を使うようで、翌日は使った筋肉が、筋肉痛になっています。腕の動きが多いダンスは腕とか、太ももの動きが多いダンスは太ももとか。15分ぐらいではさして効果はないだろうと思っていたのですが、やるとやらないでは、大違いなようです。

 あとは普通に家事をして、息子とおしゃべりして、読書して。それでも時間が余る時は、家のどこかを集中して片づけます。コロナ騒動が終わる事には、この家、ピカピカになっているんじゃないだろうか。私はあまり出歩かないほうですが、それでも今までは数日に一回は出かけていたので、それを自粛したことであまった時間を、掃除に向けています。意外と集中できて楽しいです。

 以前少し書きましたが、知人の知人の知人の「視える人」が、8年前、日本が東京オリンピック開催決定で湧いていた時に、「東京オリンピックが視えないので、きっとないと思う」と言っていた件。母も一緒にいて聞いていたので、確認したら、やっぱりそう言っていたと。私の記憶違いではありませんでした。今、東京オリンピックは一年延期されていますが、これも開催されるかどうか。結局中止になるんじゃないかと思います。

 でも、一方で、コロナは風邪のウィルスの一種なので、「紫外線と湿度が高まると、死滅する」説も聞いたりします。紫外線だけ、湿度だけ、では駄目で、両方が強くなることが必要なようですが。

 つまり、日本においては、紫外線が強くなる5月以降、また湿度が高まる梅雨頃には、コロナウィルスも弱まるのではないかと聞きました。完全に死滅するわけではない事は、東南アジアにもコロナ感染者がいる事で分かりませす。ただ、紫外線が弱く乾燥気味の冬場よりは、減る可能性があるだろう、という事です。また、東南アジアに比べて衛生面がしっかりしている日本では、ウィルスが今より弱まってくれたら、あとは自助努力で抑え込むことは可能であろうと思われます。さらに、J&Jがワクチンを来年早々も完成するという話や、特効薬がもうすぐ開発されるという話なども、聞こえてきました。少し安心できる材料ですね。

 BCGの予防接種を受けた人は、コロナに感染しにくいという説もあるそうです。ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアは、1985年から、BCGの予防接種が任意になるかまたは廃止された為、感染者数が跳ね上がっているという話を聞きました。これは、現在研究中だとのこと。日本は1949年から現在に至るまで、BCGは全員が接種する事になっています。これも安心できる材料の一つですね。ただ、BCGを受けた人でも感染している現状を見ると、絶対に安心とはいえないようです。

 そうそう、日本人のマスク信仰も実は感染対策に有益だという意見も見ました。マスクは感染予防にはならないという説もありますが、それでも生真面目な日本人は、せっせとマスクをつける。売っていなければ作ってでもつける。これが、無症状の感染者が、他人にうつしてしまう事を、防ぐ役割を果たしているそうです。確かにその通りですよね。自分がうつらない為にせっせとマスクをつける行為は、実際には、自分が他人にうつさない行為でもあるわけで。日本の国としての対策が、これほどまでに後手後手で不徹底で政治家の自己保身しか考えていないにも関わらず、感染者が今のところ低く抑えられているのは、検査数を抑えている事だけでなく、この日本人の生真面目なマスク信仰によるものでもある、と。この説には大きくうなづけます。

 とはいえ。

 過集中して頑張った後、ふと気を抜いた時に、夏風邪をひいてしまう事もよくある話で。つまり、あまり頑張りすぎない事も大事ですよね。そして、気を抜かないようにもする、と。

 いろいろ大変ですが、まあ、なんとかなるでしょう。では、よい一日を。

 f:id:oinor-i:20200401113426j:plain