書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

GO TOキャンペーンとwithコロナ。

 Go Toキャンペーンがごたついてますね。

 そもそもこの時期に、何故、「旅行を推奨するような事」を政府指導でやったのかが分かりません。陽性者がゼロになったというならまだわかるけれど、増え続けている現状で、なぜに旅行を推奨するのか、、。

 政府としては「行きたくない人に行けと言っているわけではない」と言っていますが、旅費を補填してもらえるなら、いつか行こう、と思っていた人達が、この時期に行こう、と思うのは当然で。その行為を指して「推奨行為」と呼ぶわけですし。

 経済を回すって言ってるけど、感染者が爆増したら、旅行者が一時的に多少なりとも増えた恩恵なんて、一瞬で吹き飛ぶと思います。

 とにかく、陽性者がゼロになるか、有効なワクチンが完成するまでは、ある種の経済は回せないと、腹くくるしかないと思うのです。感染者のいる県では、

 旅行ーダメ

 夜の歓楽ーダメ

 イベントーダメ

 とにかく、人が集まって、会話したり食事したりする事は、全部今はダメにしないと感染者は必ず増えてしまいます。

 そんな事を言ってたら、いわゆる「都会」における旅行関係、夜の街関係、イベント関係は、全部終わってしまうじゃないか、と言われるかもしれないけれど、全滅したって仕方ないと腹くくるしかない。だから、そういう業種の方々にできるだけ生き延びてもらえるように、できるだけ補償を出して欲しい。GOTOキャンペーンに税金使うぐらいなら、そっちに税金を投入して欲しいです。

 当然、GOTOキャンペーンには反対意見が噴出し、政府は「東京除外」と中途半端な折衷案を出してきましたが、これもどうなんでしょう。

 大阪だって、東京の周辺の県だって、感染者は増えているわけです。それをやるなら、大阪も、東京周辺の県も、一緒に除外対象にしないと、意味がないと思います。

 全く感染者のいない県の県内旅行とか、全く感染者のいない県どうしの旅行の行き来とか、なら大丈夫ですから、そういう旅行にのみキャンペーンすればいいと思う。でも今はそういう風にはなっていません。東京のみ除外になってる。おかしいです。

 

 息子の大学はおそらく1年間はオンライン講義になり、今年度、息子はほとんど大学に通う事はないでしょう。私個人で言っても、4月から始める予定で以前から準備していたボランティア活動がペンディング中で、おそらく来年までこのままでしょう。経済的に困るわけではありませんが、足踏み状態が延々続き、気持ち的にどんよりしてしまうのは否めません。

 だけれども、この足踏み状態が延々続く事に耐える、のが、withコロナという事だと思います。

 スッキリ前に進みたい、決めた事をやり抜きたい、人の性質としてそういうものがあると思うのですが、withコロナで私達は、まずそれを諦めないといけない。

 前に進めない足踏み状態を続けるイライラ感、どんより感に耐える事が、withコロナだと私は思います。

 GOTOキャンペーンは逆なんですよね。無理やり前に進もうとしている。多くの人が違和感を持つのは、当然だと思います。

 

 このコロナ禍でも景気のいい業種は沢山あります。例えば、パソコンメーカーとかその周辺業種。オンライン流行りで品薄が続いています。作っても作っても間に合わない。我が家でも、愛用しているFUJITSUのノートパソコンを、4月に追加で買おうと思ったら売り切れていて、注文は出しているものの、いつ手に入るのか全く分からない状況です。メーカーがサボっているわけではなく、大車輪で作っていても、注文が殺到していて間に合わないわけです。

 そういう、コロナ禍だからこそ景気のいい業種を、もっと応援するような企画を、政府は出してくれないものでしょうか。今は我慢の時期の業種をむやみに応援するのではなく。今支えるべき業種を伸ばす方向に、手を打てないものでしょうか。

 息子の大学のZOOM講義も、本当に手落ちが多くてウンザリしています。ZOOMを主催する側の教授陣が、よく分かっていないでやっているから、そうなるのだと思う。ZOOM主催セミナー、みたいなのを全国的にやって、誰でも簡単に手軽に手落ちなくやれるように整えてくれたら、学校だけでなく、多くの分野の運営が、ずっとうまくいくようになるんじゃないだろうか。ZOOMセミナーを自治体主導でやって欲しい。ZOOM便利と分かっていても、主催するのは敷居が高い、無理やりやってみたけど実はよく分かっていない、そういう人、多いと思うから。

 探せば、このコロナ禍だからこそ必要な仕事は沢山あるし、そういう所に税金を投入して、経済を回して欲しいと思います。

 今日思ったのは、こんな事です。ではまた。

 

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