書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

おこもり生活二日目

 今日も雲一つない快晴で最高気温が20度というあたたかさ。また早朝に運動の為の散歩に行きました。大きな公園を通るのですが、早朝のせいもあり人が誰もいません。その代わりに、日に日に鳥の数が増えている気がしてなりません。カラス、鳩、スズメ。普段はスズメなどほとんど見ないのに、昨日も今日も、やたら見ます。人間が外に出なくなると、鳥が出てくるのかもしれません。

 よく考えれば、人が暮らしやすい環境というのは、他の生物も、そしてウィルスも生存しやすいわけで、私達は異種間で、縄張り争いをし続けている気がしてきました。ウィルスが増えれば人が減り、その他の生物が増える、みたいな。

 風邪のウィルスは紫外線に弱いと聞きますので、強力な紫外線を出す電灯かなんかを開発して、紫外線でウィルスを殺菌するとか、できないのかなあと思ったりします。殺菌力のある紫外線を出す蛍光灯を開発するとか。屋内では、紫外線で殺菌することでウィルスを殺せるので、人はどんな新たなウィルスが表れても、大丈夫、みたいな。夢のようなことを考えたりしました。

 歩いていると、いろいろ考えるので。

 それにしても、よく分からない事が二つあって。

 一つは、なぜここまでPCR検査数を抑える必要があるのか?という事。今はもう、海外帰国者だろうと濃厚接触者だろうと、検査してもらえないそうです。検査してもらえるのは、重症患者のみだとか。それで、今日の東京都の感染者数が140人。感染した人のうち、重症になる人の割合は2割だから、0.2X=140という事で、実際の感染者数は700人という事になります。つまり、560人は知らずに他人にうつしているわけで、今後も増え続けるのは間違いない。

 症状がない人は仕方ないけれど、ある人だけでもどうして検査しないのかな。医療が崩壊するとかいうけど、検査しないほうが感染者が増えるわけだから、もっと医療が崩壊すると思うのだけど。クラスター対策とかいうけど、そんなのとっくに追えなくなってるし、安倍さんが一日に2万人検査する体制を作るとかいうのも、体制を作るだけで、実際に検査するわけじゃないわけですし。2万人検査できる体制を作っても、実際に検査するのは1000人とか。滅茶苦茶抑えているその理由が知りたいわ。

 検査数を増やすと、誰が困るんだろう? その人がものすごく力を持っているんでしょうね。だから、検査数を抑える事が出来ているんだと思います。一体誰なんだろう?

    夕方のNHKで、吉村知事が「感染経路の分からない感染者が、増えている事が問題だ」って言ってたけど、だったらもっと検査数を増やせばいいのに。それについては何も言わない。吉村さんも信用出来ない。

 吉村さんは、「感染が拡大する理由は、府民が自粛を怠るせいだ」的な事を仰っていましたが、それは違うんじゃないですか。感染が拡大するのは、症状が出ても検査をしてくれないから感染者が感染している自覚を持てずに感染を広げてしまうせいだし、穴あきだらけの対策のせいです。これはすべて、行政のせいであって、府民のせいじゃない。私達はもう2月頃から自粛している。私は2月から遠出はしていないし、3月からは家族以外誰とも会っていません。ほとんど家から出ていません。子供もそうです。自粛を頑張っている人は、かれこれもう二か月以上頑張ってきて、それでも感染者がどんどん増えていて、増える理由は府民の怠慢のせいだ、と言われたら、やってられない。

 感染者が増える理由は、行政の手落ちのせいなのだから、まずそれを自覚しないといけないのに、彼等にその自覚がないからどうしようもないです。自分達が間違っていると気づいていないから、改善する気もない。だから、この自粛要請状態は、短くても半年は続くし、長ければ来年まで続くでしょう。息子の大学からは、前期授業は全てネットで行うと連絡がありました。少なくとも前期は登校はしないそう。入学早々、悲しい限り。でもまあ、決断と対応を早くしてくれた大学側に、感謝もしたい。

  

 もう一つ、分からないのが、緊急事態宣言が出てもなお、保育所と学童は閉まらない事。いやもう、保育所と学童が開いてたら、休校する意味ないし。小学校以下の子供を持つ親は、医療者以外は仕事休むべきだと思うし、もっと言うなら、医療者だって、配偶者が医療者じゃなければそっちが仕事休んでお子様を家で見るべきだし、シングルなら親とか、兄弟とか、従妹とか探して、誰かに預かってもらう事にしてでも、保育所は閉めるべきだと思う。そこを徹底しない理由が分からない。まあ、今は、育休の人すら子供を保育所に預けているそうなので、考えるだけ無駄なんだけど。育休中なんだから、自分は家にいるわけなんだから、上の子預ける必要あります?って思うけど。 

 私は何度も書いてるけど、不徹底なことやるんなら、最初から休校なんてしないほうがいい。しても無駄だから。保育所、学童、塾、この3つが開いているなら、学校だけ休校にしても子供への感染は防げない。だから、いつまでたっても収束しない。よって、いつまでたっても休校が終わらない。よって、今年の3月から始まった休校は、最悪来年まで続くでしょう。つまり、休校された子供達は、ずっと学校に通えない状態が一年以上続く可能性がある、という事です。

 保育所、学童、塾まで閉めるなら、休校には意味があり収束に繋がるけれど、この3つを開け続けているなら、意味がないので収束には繋がらない。休校なんかやめて、普通に子供達は学校に通わせればいいと思う。どっちにしても感染は広がるのだから、それなら少しでも子供達にストレスを負わせないようにしたほうがいい。

 学校休校っていうのは、経済関係ないから一番やりやすい措置。だから、阿倍さんはいつまでだってやり続けますよ。働いている親は保育所学童利用するから文句言ってこないし、専業主婦は「お上の言う事を大人しくきいて、今自分がやれることをやるだけ」という良い子ちゃんばかりだから、やっぱり文句言ってこない。だから止める理由がない。でも本当は、抜け穴だらけの休校措置は、子供達にとっては、害しかないと思います。子供がかわいそう、という意味で、腹がたちます。

 

 日本って、こんなに利己的な人が多かったんだなと、改めて思う。びっくりする。そりゃあ、住みにくいはずだし、優しい弱い人はウツにもなるわ。コロナのせいで、この国の膿がいっぱい出てくる気がします。

 

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 今日は、散歩から帰ってから家事を片付けて、あまりにもお天気がいいので、冬物衣服を一気に洗って片づけました。ああスッキリ。

 日本唯一のプロポーカープレーヤー木村直哉さんが、今日のブログにこんなことを書いておられました。まったくもって共感です。あああ。

コロナ騒動の展望 - 木原直哉オフィシャルブログ

 ではでは、また明日!