書くしかできない

過ぎていく日々を書き留めています

夫にズバッと言ってやった件。

 私の夫は、「何でもかんでも、もったいをつける癖」「グズグズする癖」「聞かれてもなかなか答えない癖」「絶対に謝らない癖」などがあります。過去記事にも結構書いてきましたが。

 今朝、息子の大学のメーリングシステムで、授業の課題を教授に送るという作業を、する事にしていました。

 課題自体は、ワードで昨日息子が作りました。フリー作文みたいなレポートだったので、息子はこういうフリー作文的なものが壊滅的に出来ないので、私がずっと数時間横について教え教え書かせたものです。

 夫には、昨晩のうちに「明日、レポートを教授にメールしたいのだけれど、一緒にやって欲しい」旨、伝えていました。その時は夫は「分かった」と普通に答えていたのです。

 なぜ夫に頼んだのかというと。息子の大学では、教授宛てにメールする時には、必ず大学のメーリングシステムを使わねばならず、私はまだその仕組みをよく理解していなかったからです。教授宛てにメールするのは今回が初めてだったのです。今までは、講義の動画に付随した課題提出画面から、課題を返信すればよかったのですが、今回はなぜかその方式ではなく、教授個人宛にメールしろという指示。大学のメーリングシステムを使って教授へメールするやり方は、本来は息子自身が大学に行って、最初の授業の時に使い方を教わる筈だったのですが、コロナで登校できていないので、息子もよく分かっていません。勿論、指示通りにやればできる事はできるのですが、根本的な仕組みが分かっていないので、万一間違いがあってはいけないと思い、夫に一緒にやって欲しいと頼んだのです。夫はこういうのが得意なので。

 で、今朝、息子の勉強時間が来たので、夫に「昨晩頼んでいたメール、送るの一緒にやって欲しいんだけど」と声をかけたら、分かったのか分からないのか、なんだかグズグズしている。いつものことだけど。何やってるのか知らないけど、自分のパソコンで何かやってて、こちらを向きもしない。

 あ~、また始まった、いつもの「もったいつけ」だ。グズグズだ。

 それでも、私は同じ内容の事を何度も何度も夫に言い、夫からものすごく不快がられ、それでも食い下がって頼んで、1時間以上待たされて、やっと夫が腰を上げてこちらに来てくれたわけですが。

 レポート自体は昨日完璧にワードで作っているので、それをコピーして、メールの本文画面に移して、送るだけの話なのです。ただ、大学のメーリングシステム送り方の手順が私には若干不安があったので、よく分かっている夫にやってもらい、私と息子は横でそれを見て、次回からは夫の手を煩わさずに済むようにしようと思っていました。

 ただ送るだけなのです。

 それが、夫、時間をかけるかける。何度も言いますが、レポート自体は完璧に書き上げているのです。それをコピーして送るだけなのです。なのに、字体を変えてみたり、体裁を変えてみたり、いじりまわす。そんなことしてるうちに、改行の位置が変わっておかしくなるんじゃないか、一行消えておかしくなるんじゃないか、横で見ていて気が気がなかった。「何してるの?」と聞くと、「ちょっと待って。せかすな。これじゃ字体がおかしいだろ」とか「文末と文頭に名詞が来ててどうのこうの」とか。

 いやいや、博士論文提出するんじゃないんだから、ただの学生のレポートだから。基本的な事が出来ていたらそれでいいんだから、と夫に言うと、ものすごい不機嫌な顔をしてにらみつけてきて、腹がたちました。

 夫は、息子と一緒で、こういうフリーな作文的なものを、一から書くのは苦手です。でも、出来上がったものを、あれこれいじるのは大好きなのです。文体とか、体裁とかね。だから、息子が苦労して書き上げてレポートを、玩具みたいにいじりまわして楽しんでいる。

 結局、1分で終わる作業に1時間かけて、「これ送るから」というので、「ちょっと待って、見せて」と割り込んで見たら、文頭一マス下げていたのが全部、クリアになっていて、下がっていない。ほら、だからこうなるのが嫌だったから、いじりまわさないで欲しかったのに、と心の中で呟きながら、一マス下げる作業を、慎重にやり、もう一度通しで読み、行が飛んでいないか確認してから、送信しました。

 そして、夫に「有難う」と言って、私はそれまでやっていた家事に戻りました。

 もう二度と、夫にものは頼みません。心に誓った。彼には何も頼まない。

 というか、家事の続きをやりながら、私は「息子が一人立ちしたら、離婚しよ」と自然に思いました。本当にもう無理だわこの人。

 離婚しよ、と決めたというか、そうするしかないので。とても自然な気持ちの流れで、そうしようと。経済的に生活には困らないので、息子の子育てが終われば、夫と一緒にいる意味はないのです。あ~、今までよく我慢したわ、と淡々と思いながら、洗濯物を畳んだりしていました。

 洗濯物を畳みながら、今、夫に「息子が自立したら離婚しましょう」と言っておくべきかな、と思いました。急に言われても困るだろから、前もって言っておくべきかな、と。

 それで、言おうとした時に、ふと、その前に、今まで腹たってた事、全部言っておいたほうがいいんじゃないかな、と思いました。そうしたら、私が離婚したい理由が分かるから、納得もするだろうから。

 息子は自分の部屋にいたので、万一喧嘩っぽくなっても、息子には聞こえませんから大丈夫ですし。

 それで夫に、「あなたは私に、急かすな、と怒るけれど、そういう時私はあなたに、もったいつけるな、と思っているのよ」と言いました。「あなたの、そのもったいづけ癖、グズグズ癖、人を待たせて平気なところ、というか、故意にわざとグズグズして人を待たせじらして楽しんでいるところ、本当に嫌なんだけど」と。

 そして、今までずっと腹たってた事、思いつくままに全部言いました。といっても、端的に言ったので、5分くらい。

 で、さあ離婚のことを言おうと思ったら、夫が珍しくしょげている。いつもなら、筋の通らない理屈で言い返してくるのに、それがない。素直に謝る事はない(夫は絶対に謝らない)けれど、言い返さないという態度から、自分が悪いという事は分かっている様子。

 夫は、自分の非を認めている。

 それを見たら、もしかしたら改善する気があるのかもしれない、と思い、離婚については口にしませんでした。いつでも言えるしね。

 普段は私は、夫だけでなく誰に対しても、苦情は言いません。批判もしないし、助言やアドバイスすら言いません。人によっては、助言を批判と受け取る人もいるので。

 でも、たまには苦情を正面から言うのもいいな、と思いました。言わないと分からないから。ただ、苦情を言う以上は、仲が決裂する覚悟を持って、言わないといけないと思っています。今回は夫は、自分の非を認めて改善する気になってくれたようですが、こういう事は稀なこと。人は、批判されたら、怒るものです。自分の非を認めるどころか、批判してきた相手を憎みます。つまり誰かを批判する時には、その人と絶縁するぐらいの覚悟をもってやらねばならないと私は思っています。

 今回も、夫に正面から苦情を言いましたが、離婚する覚悟があったから、言えたことです。

 まあとにかく、そういうことで、我が家はまた、平穏に戻りました。今日もいいお天気です。

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