今日は久々に落ち込んでいます。
一つには、昨晩、奥歯の詰め物が外れてしまったからで。しかも、今日は行きつけの歯科医院は休日で、、。痛くないけれど不安で。もうなんか食べたら奥歯の大きな穴に入るんじゃないかと思うと、何も食べられない。朝から、コーヒーとプロテインを飲んだだけですが、今日の食事はこれで終わりそうです。
この詰め物、一年弱で必ず外れるんです。上の奥歯と親知らずの両方にできた虫歯を削って一つの詰め物を押し込んでいるせいか。一つの歯に一つづつ、ではなくね。形も複雑で、すぐ外れるから本当に嫌。
体に不安なところがあると、私はテキメン落ち込みます。あと、歯医者さんに行かないといけない時も、激しく落ち込む。今日行けたならまだ良かったんだけど、明日だから、ストレスが長引いてつらいわ。。歯医者さんに行く予定がある時は、絶対に鼻かぜひけないし、花粉症にもなれないから、今日はどこにも出ていません。
はー。
その上、昨晩、また息子への対応を間違ってしまい、息子が大荒れ。本当に疲れます。
夜10時頃、生物で分からない所があるから教えてくれと言われ、私の頭は昼間ならまだ働くのですが、夜は厳しいのに、「今教えて」と言うので、頑張って教えたんですよね。すでに歯の詰め物が外れていて、明日歯医者に行かないと、と思っていて、ストレス満載のところ、食後で胃も大きく、あまり難しい事は考えたくないところ、しかも生物は私も苦手分野なのに、、、。
教えたくないけど、頼まれたから仕方ない、と、一生懸命教えていたのですが、私が紙に書いて説明している時に、しばしば息子があらぬ方向を見ているのです。なんというか、私の書いている紙を、あえて見ない。全然違う所(壁とか)を見ている。
こういうの、息子は昔からよくやりまして。人に説明を求めておいて、説明してもらっている時に、説明してくれている人の顔や、指示されたものをちゃんと見ないで、よそ見をする。よそ見というか、ずっとあらぬ方向に視線を外し続ける。
これ、やられた方は、本当に腹立つんです。自分が教えてくれと頼んで来たくせに、いざ教えてもらう段になると、まるで「勝手に言ってて」と言わんばかりに、よそを向いてしまう。
本人としては、聞いているつもりなのでしょうが、何故よそを向くのか私には理解できません。でも、本当に息子はこれをよくやるのです。その上、ちらちら時計を見たり、イライラと髪を抜いたり(イライラした時の息子の癖です)。
そんな態度だから、当然、私の込み入った説明など理解できるはずもなく。私としては、精いっぱいかみ砕いて、図や表を駆使して、分かりやすく説明し、1時間ほどたって説明が終わりかけた頃、息子がおもむろに質問してきたんですね。その質問が、説明の一番最初に私がすでに説明済みな事だったので、「ああ、聞いてなかったんだ」とぐっと落ち込みまして。
最初が分かっていなかったのなら、おそらくこの私の1時間の説明は、一切分かっていなかったのだろう。一体私は、何のために一生懸命苦しい思いをして、説明し続けたのか。分からない所があったら、すぐに言ってくれたらいいのに。
歯の詰め物が取れてしまった事によって、すでに私のストレス許容量は満杯になっていたのも、よくなかった。それで、普段は息子に注意したりは、絶対にしないのに、注意してしまったのです。
「お母さんの話に限ったことじゃないけれど、人の話を聞く時は、よそ見してぼーっと聞いてたら、理解できないよ。集中して聞かないと。あと、そういう態度は、話してくれる人に失礼だよ」と。
この一言で、息子が切れまして。
「どうして、今、急に、そんな事言うの? 今まで一度もそんな事、言わなかったのに。今まで言わなかった事を、どうして今言うの? 今までだって集中しろなんて言わなかった。それでも僕はちゃんとできてたから、これでいいんじゃないの」始まった。注意されると息子は必ずこれを言う。
「今まで出来ていたのは、こうやって、お母さんが、付きっ切りで、何度も何度も同じことを、あなたが理解できるまで、繰り返し説明してあげたからでしょう。あなたはぼーっと聞いてるから、いつも一度では理解できないでしょう。だから、勉強時間に対して、成果が上がらない。効率が悪すぎる。だから、一度で理解できるように、集中して聞こうね、と言ってるの」
「今まで言わなかったのに、どうして今言うの?」
「今たまたま気が付いたからよ」
「でも、僕はちゃんと勉強してるよ」
「あなたが勉強してない、とは言っていない。それなりに勉強はしているけれど、人の話を聞く時に、よそ見をして集中していないから、そこだけ直そうと言ってるの」
「集中するって、どういうこと?」
「人の話を理解しようと一生懸命聞く事よ」
「集中しないと、将来、仕事もできないの?」(息子の特徴。急に話が飛びます)
「そりゃ、出来ないでしょう。職場の人も、同じことを何回も説明はしてくれないよ。同じ事を何度も聞きに行ったら、それこそ怒られるよ。その職場に居づらくなるよ」
「集中しようとしても、できなかったらどうしたらいいの」
「まずは、やってみるしかないんじゃない。やりもせずに、最初からできないと決めつけないで」
「そんな事言わないで」
「あなたが聞くから答えたんじゃないの」
「それも言わないで」
私が黙り込むと、
「それもやめて」と息子。何か言えば、言うなと言い、黙れば黙るなと言い。
「そんなに勉強がしんどいなら、大学辞めたら?別にいいよ。障害者の作業所に勤めたらいいじゃん」疲れ切って私がそういうと、
「大学やめてもいいの?」と聞くので、「いいよ」と。
「お金もったいなくないの」と聞くので、「お金なんてどうでもいいよ」と。
「ただ、あなたがこれまで頑張ってきた事が全部無駄になるのはもったいないと思うけれど、あなたの人生だから。嫌いな生物をやるのがそんなに嫌なら、大学やめてもいいよ」と私。
このあたりで息子が切れて、ワーッと大声を出し、机をたたき、暴れまくりました。
ああ。。注意なんかするんじゃなかった。こうなるのは分かっていたのに。
息子があまりにうるさいので、すでに寝ていた夫が起き出し(この時点で、すでに12時半頃)
「うるさい。近所迷惑や。ええ加減にせい。警察呼ばれるぞ」
夫には弱い息子は、途端にへなへなとなり、だってお母さんが、、とか言い出し、またぞろ屁理屈を並べ始めました。
「誰からも注意されたくない」と息子が言い張るので、私はもう疲れてしまって、「分かった、もう二度と注意しないから」と言って、約束して終わりました。
夫が睨んでいるので、息子はグズグズではありますが、話を終わらせる事が出来ました。
今朝は、反省していた風の息子ですが、結局また朝から長話にひきずりこまれ、結局、注意は極力しない、という結論に。どうしてもどうしても、しなくてはいけない時は「今からあなたに不愉快な事を言うけど大丈夫?」と聞いてからにすることに。そこで、「大丈夫じゃない」と息子が答えたら、注意は止める、大丈夫と答えたら、少しだけ注意する、そういう感じになりました。
でも正直、もう私、疲れてしまって、息子がどうなろうとどうでもいいや、と思いました。もう二度と注意なんかしたあげるものか、と。
それは、夫に対して思う気持ちと同じ。夫も、注意するとキレるので、私はもう久しく、夫には注意していません。命の危険があるような時は、慎重に慎重に少しだけ注意しますが、その程度です。
息子に対しては、子供だから、産んだ責任があるから、注意するのが私の義務だから、と思ってきましたが、もうやめようと思いました。疲れちゃった。
聞く気がない人に、注意して、逆切れされることほど、バカバカしい事はありません。
息子は障害故、ズレていることや、出来ない事、常識知らずな事、不愉快な言動、多々あるわけですが、よほどの事でない限り、見て見ぬふりをしています。私が注意する時というのは、よほどの時なのですが、それですら、キレ散らかされる。本当にうんざりです。誰の為に言っているのか、分かっているのだろうか。。。分かっていても、我慢できないのだろなあ。
私自身は、人に同じ事を何度も聞く等という事は、絶対にしません。込み入った事、覚えておけそうもない事は、必ずメモを取りながら聞きます。それは、私自身が、同じ事を何度も聞かれるのが本当に苦手だからです。人に何かを丁寧に説明するのって、一度でも本当に面倒くさいのです。聞かれたから、相手を思って一生懸命説明するわけです。ましてや、同じ説明を、何度も繰り返し要求されるのは、本当に嫌なのです。これ、やった事のある人にしか、辛さは分からないかもしれない。本当につらい、しんどいのです。でも息子に限っては、ずっとその要求に応え続けてきました。でも、もうやめようと思います。疲れた。もう私、十分頑張ったと思う。これ以上は私が死んじゃうわ。
これで彼が不幸になっても(なるでしょうが)、もう仕方ないと思うことにします。おしまい。