書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

呼気から出るもの

 コロナ以降の世界では、マスクをする事が普通になりましたし、この習慣はきっと、定着するのではないかと思われます。呼気の中にはウィルスが含まれている、という当たり前の事を、私達はやっと意識するようになりました。他人に自分のウィルスを吹きかけない為に、マスクで自分の呼気が周囲に広がるのを遮るのがマナーだと。

 で、これは、目に見える世界だけの話ではなく、見えない世界でも言えるのだという事に、さっき気が付きました。例によって、桜井さんのブログを読んで知ったのですが。こちらです↓

息がかからないようにする理由と大祓のコツ | 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba

 

(上の記事より勝手ながら一部抜粋)

 神社では6月末と12月末に「大祓」という行事があります。形代(かたしろ)、または人形(ひとがた)を使ったお祓いです。自分の身についた罪、けがれ、厄を、人間の形になっている小さな白い紙に移します。それを祈祷してもらう、お焚き上げをしてもらう(地域によっては川や海に流すところもあります)、それにより、キレイさっぱり祓い清めていただく……というものです。

  この形代や人形に、自分の身についた罪、けがれ、厄を移す方法があります。まず、体の中で調子がよくない部分、たとえば肩とか腰ですね、そこを形代で丁寧に撫でます。これで、〝体〟についた悪いものが紙に移ります。

 次に、息を吹きかけます。(3回吹きかけるのがおすすめです)こちらは、3次元の体ではなく、霊体のほう……つまり、〝魂〟のほうの罪、けがれ、厄を紙に移す行為なのです。人間の口というのは、魂についた黒い汚れを出す場所なのです。よって、口からでるその息が神様にかからいようにする、かかるかもしれないという状態は失礼である、ということになるわけです

 

 よって、神棚は呼気のかからない高い位置に置く理由に繋がるそうなのですが。私が「え?そうなの?」と思ったのが、神社参拝の際にも、マスクをつけていたほうがより丁寧な参拝になる、という事です。上に紹介した記事の、一つ前の記事に書いてあったのですが。

 私は、マスク、神社の行き帰りはしていても、境内では外していました。なんかマスクしたままだと失礼な気がして。

 でも桜井さんによると、呼気には人間の魂の穢れが含まれているので、マスクでそれを遮る行為は神仏に対して、より礼儀正しいい行為になるのだそうです。勿論、マスクをしていないのに、わざわざ取り出してする必要はありませんが、もし道中マスクをしていたのなら、神社で外す必要はない、という事だそうです。

 そうだったのか。。

 その一つに説明として、桜井さんは、その一つ前の記事で、

高野山では、1日2回、空海さんにお食事を運んでいます。(生身供『しょうじんく』と言います)。2人のお坊さんが駕籠のような箱にお食事を入れて運ぶのですが、2人とも白い紙で口を覆っています。ぱっと見はマスクです。空海さんに失礼がないように、口を隠しているわけです

と書いておられます。なるほど~。納得です。

 

 私もこれからは、マスクを外さず参拝したいと思います。今まで外していたのは、いったい何だったのだろう? 馬鹿ですねえ。。桜井さんは、こういう具体的で細かい事まで教えて下さるので(しかも無料ブログで)、助かります。まあ、信じる信じないは個々人の自由なのですが。

 

 それにしても。

 「呼気にはウィルスだけでなく、その人間の魂の穢れも含まれていて、呼吸のたびにそれが外へ流れ出ている」というのは、なんとなくですが、分かる気がします。人混みや、人が多い仕切られた場所で、疲れてしまう人がいるのは、そのせいかなと思いました。「人混みに酔う」という言葉がありますが、それは、他人の呼気に含まれる、その人の魂の黒い部分を吸い込んでいるからだと思うと、納得できるのです。

 コロナ以降の世界では、マスクをみんなが着用する事により、もしかするとこれからは、人混みに入っても気分が悪くなる率が、下がるのではないかと期待します。

 また、マスクをしていたところで、穢れが出ていく事を、完全には遮断できないでしょうから、そもそもを言えば、自分の魂の中に、出来るだけ黒いものを作らない事が大事だと思います。難しいですが。

 

 今日は暑くなるそうです。なんか湿度も高そうです。今朝やっと、電気絨毯と、ファンヒーターを仕舞いました(笑)。もうこれらを使う日はないと思って。いや、数日前、急に冷えたりして、まだ使っていたのです。でも、もういらないな。

 絨毯が消え、ヒーターもなくなったリビングは、すっきり清々しいです。もうすぐ夏ですね。気軽に外出できるようになるといいなあ。

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