書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

「インフルエンサーの原罪」ジャネル・ブラウン著

 山陰旅行に持っていった本です。ジャネル・ブラウンの「インフルエンサーの原罪」。秀逸なミステリーでした。本当に面白かった。

 主人公ニーナは、貧乏で奔放な詐欺師のシングルマザーに育てられます。なんとか成長し独立してまっとうに暮らしていたのに、母親が癌になってしまい、経済的に支える事を決意。保険に入っていない母親の医療費は多額になる為、母親に勧められて詐欺師の道に入らざるを得なくなります。詐欺の相棒のラクランは、母親の友人。

 この本には、現在の詐欺師がいかにネットで情報を収集するか、その手口が詳細に描かれます。これが縦の線。

 同時に、ニーナの初恋がいかに残酷に終わったか、その初恋相手の家族の様相が横の線になって物語は進み、縦横の線が交わる時に事件は起こります。初恋相手の姉は有名なインフルエンサーで、ニーナは次のカモを彼女に定めたからです。

 ニーナの詐欺は成功するのか。読者の予想を裏切り、物語は意外な方向に進んでいきます。二転三転、意外に次ぐ意外。目が離せません。最後には、これしかない!という納得の結果に。

 とにかく面白かった。

 

 私が旅の一日目の夜、なかなか眠れなかったのは、もしかしたらこの本のせいだったのかもしれません。今、気が付きましたが(笑)。

 ではまた~

 

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