書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

受験シーズンに思うこと

 今日はもう1本記事を書きます。受験シーズンについて思う事があって。もう終わったという方もおられれば、これから最後の山場という方もおられるでしょうけれど。

 受験というのは、関係ない人にとってはどうでもいい事でしょうが、渦中の人にとっては生死を分ける、命懸けの戦いと言っても過言ではないと思います。本当につらい、苦しい関門ですよね。

 だからこそ、良い結果に終わった人は早々にそれを発表したくなるもの。ただ、笑った人の陰には、必ず泣いた人もおられるので、良い結果ほど、吹聴しない思いやりも大事かなと思います。

 もし私が受験生の親だとしたら、この時期はネットを開くのも苦痛な気がします。ましてやブログ界隈など見れないなあ。他人様の「合格しました!」報告が目に飛び込んでくると、つらいから。

 受験報告は、するなとは言わないのだけれど、少し時期をずらす配慮は必要ではないかと毎年思います。

 受かった人はいいですが、落ちた人もいるのだから。落ちた人の心の傷が癒えるまで、少し時間を置いてから、報告されたらいいのになあと。

 私自身はどうだっただろうと思い返した時に、息子の高校受験の時はまだブログは書いていなかった気がします。大学受験の時は、滑り止めには受かったものの第一志望には落ちました。なのでまあ、純粋な「受かりました!」報告は書かなかったと思います(というか書けなかった 笑)。

 受験に関わらず、自分の成功事喜び事は、あまり吹聴しないほうが良いですよね。成功者の陰には、その何倍もの敗残者がいるから。成功は、身内だけであたたかく喜び合うのが吉ですね。

 そう言えば、私は不妊治療をしていた時期が少しあるのですが、その時期は周囲の人が妊娠していくのがつらくて仕方なかったです。仲の良い友人がたまたま妊娠され、みんなでお祝いに行くことになったのですが、それに参加するのもつらかった記憶(でも行きましたが)。

 

 成功を自慢したい、というのも素直な人間の気持ちだし、自分が失敗した時に人様の成功は聞きたくない、というのもこれまた素直な人間の気持ち。

 どちらが優先されるかといえば、やはり辛い思いをしている方の気持ちではないかなあ。分かりませんけど。成功した人はもうそれだけで幸せなんですもの。自慢して更に幸せ感を増幅する必要はない気がします。

 とはいえ、私も気を抜くと平気で自慢話をしてしまうので、気を付けないといけません。今日の記事は自分に向けて書いたも同然です。はい。

 それに、幸せのおすそ分け、という考え方もあるので、自慢話が悪いとは一概には言えませんね。

 というわけで、ではまた~