書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

住吉大社と生國魂神社に参拝。縁起物とおみくじ。

 昨年2月に、住吉大社で買った縁起物の宝船の鈴が、とても良かったので、新しいものを買おうと、出かけて来ました。(後で、縁起物は毎年買い替える必要はないと知りましたが、この時は知らなかったので 汗)

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 住吉大社は二度目なので、アクセスも慣れたもの。天王寺駅からチンチン電車で20分です。やっぱり大阪市内の神社はいいです。近いって素晴らしい。住吉大社は、まだお正月の余韻で、沢山の出店が出ていました。

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 前回は、この太鼓橋が怖くて、おそるおそる渡ったのですが、今回は「え?どうしてこれが怖かったの?」と前回の我が身を疑いました。全然、こわくない。サクッと渡りました。

 住吉大社は4つの本宮があります。手前から第三本宮、その右が第四本宮、通路を行って第二本宮、その奥が第一本宮です。

第三と第四

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第二

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第一(奥の方です)

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 前回は、本宮ごとにお願いごとを変えたので、その時のメモを見ながら、1つ1つ参拝していきました。「前回お願いした〇〇の件、有難うございました。引き続きよろしくお願いいたします」という感じで。改めてメモを見て気づきましたが、この4つの本宮でお願いした事、全て、叶えて頂いてました。凄い。

 一月半ばという事で、境内はすいています。

 

 続いて、更に奥の、「楠珺社(なんくんしゃ)」という末社に向かいます。こちらは、大きな楠木がご神木で、とても強い神様がおられるとのこと(桜井さん言)。とてもご利益のあった縁起物の鈴も、こちらで買ったものです。

 いそいそと向かうと、こちらは凄い人混みでした。みんな楠珺社への参拝客でした。小さな末社なのに、神社の外まで人が溢れています。「ひえ~、これに並ぶのはきびしいなあ、、」と、一瞬パスしようかと思いました。というのも桜井さんいわく、神様は神社内ではなく、楠木のほうにおられるとの事だからです。楠木だけにお参りしようかと。ですが、神社にお参りしないのは失礼にあたるだろうと腹をくくり、参拝の列に並びました。

 20分くらい並んで、やっと順番が来て、お参りできました。驚いた事に、ご祈祷の方が引きも切らずで、順番に並んで待っておられる状態で、ですので、楠珺社に並んでいる間ずっとご祈祷が聞こえていました。蝋燭やお線香の煙、太鼓の音、人いきれ。狭い神社内は、独特の雰囲気でした。

 参拝を終えて縁起物を買おうと思ったのですが、神社内を見渡しても1つもありません。「え、、、もう全部売り切れたということ?」と青ざめました。出遅れたか、、。ガクッと肩を落とし、でも念の為にと、神社内にいた方に「縁起物はもう売り切れたのでしょうか」とお伺いしたら、「縁起物は、あちらで売っています」とのこと。

 なんと、楠珺社の外に、楠珺社の縁起物専用の大きな売り場が出来ていました。さっきは、人混みが多過ぎて見えなかったのです。急いで向かい、無事、新しい宝船の鈴を購入できました。古いほうも持参していたのですが、神社横に、古いものをお返しする箱があったので、そこに入れて来ました。

 

 

 続いて、神様のおられる楠木に向かいます。こちらも人が多かったです。みんなよく知っているんだなあ。正面で手を合わせ、お参りしました。人が多かったので、ゆっくりお参りできなくて残念。また、参拝客が減り出した来月にでも、来ます。

 ご神木の楠木↓

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楠珺社の神様はこの木におられるそうです。神様とお話したい時はこちらに来るとよいとのこと(桜井さん言)。

 

 帰りに、末社の1つである「侍者者(おもとしゃ)」に参拝しました。

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驚いた事に、前回侍者者に参拝した時は、だ~れもいなかったのに、今回は軽く列が出来ていました。半分は、外からお参りする人達、もう半分は、靴を脱いで中に上がってお参りする人達。私は勿論、靴を脱いで、お参りさせて頂きました。ここは、人の縁にご利益があるそうなので、前回と同じく、息子とずっと仲良くいられるよう、お願いしました。

 

 さて。全ての参拝を終えたので、社務所でお塩を買い、おみくじを引きました。「小吉」↓。

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 そっか~、小吉か~と思いながら、内容を読んだら、「このみくじにあう人、平穏無事な生涯を得易い」との文字が。実は、この数日前に、同じ大阪市内の生國魂神社に行った時、ふと思っておみくじを引いたのですが、その時またしても「平」が出たのです。またしても、と言うのは、私はそこで前回も「平」を引いているのです。

 「平」というのは、「吉でもなく凶でもない。いい運勢、悪い運勢という事ではなく、平穏で穏やかな状態」という意味だそうで、「とても珍しいおみくじ」で、そもそも置いていない神社のほうが多いそうで、この「平」が出る確率は、2%以下なのだそうです。で、私は、前回この生國魂神社でおみくじを引いた時も「平」だったのです。

 前回の時の「平」↓

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今回の「平」↓

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 2%以下の確率を、何回も引くとは、私の人生はつくづく「平穏」なのだなあと、数日前の生國魂神社参拝の時に、思ったのでした。

 で。今日、住吉大社に行って、またしてもこんなおみくじを引いたわけで。「このみくじにあう人、平穏無事な生涯を得易い」。

 私の人生は、大きな飛躍もない代わりに、大きな不幸もないのだろうなあと、しみじみ有難く思いました。新年早々、大阪市内の大好きな神社二つから、相次いで有難いおみくじを引かせてもらい、嬉しさで胸が一杯になりました。

 

 有難いと言えば。

 今回、住吉大社に行くのに使ったチンチン電車なのですが、私が天王寺駅に着いた途端に発車し、帰りも、最寄の停留所に着いた途端に来てくれまして。待ち時間ゼロでした。この日は、暖冬にしては寒い曇りがちのお天気で、予報では雨が出ていたぐらいでして、ふきっさらしの停留所で延々待つのはつらいなあと思っていたので、本当に助かりました。

 縁起物の宝船の鈴も、大事に抱えて帰り、家に着くとすぐに神棚に飾りました。神棚がパッと明るくなった気がしました。腹の底からぐわ~んと力が湧いてきて、今年はこれで大丈夫、安心、という気持ちになりました。

 神社参拝は本当に楽しいです。次回は奈良のお寺を周りたいなあと思っています。

 

 ちなみに、ですが。。うちの息子とも、たまに神社に一緒に行きます。伊勢神宮は何度も行っているのですが、何故かおみくじを引いた事がなく、彼が神社でおみくじを引いたのは過去2回。一度目は、宮島の厳島神社で、二度目が愛媛の石鎚神社です。なんと、両方とも、大吉でした。特に、厳島神社には大吉が少なく僅か3%だと聞きますので、この子を守ってやるよという神様のお声だと有難く思いました。神様はおそらく、不幸な子、可哀想な子を優先して守って下さるような気がします。そういう所もまた、私が神社参拝が大好きな理由です。

厳島神社の大吉↓

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石鎚神社の大吉↓

 

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お財布に入れさせてるので、折れててすみません。。