今日は、夫についての、私の個人的記録です。
夫が、人から何かを聞かれると、勿体をつけたりはぐらかしたりして、スムーズに答えたがらない癖を、持っている、という事は、以前から繰り返し書いております。
この癖ばっかりは、彼は本当に直りません。おそらく一生直らないんだろうなあと思います。
彼は、自分から誰かに何かを言う時は、ペラペラよく喋るのです。なので、喋るのが苦手とか、説明するのが嫌い、という事ではないのです。
彼が、言葉を惜しんだり勿体をつけたりはぐらかしたりするのは、「人から尋ねられた時」だけなのです。つまり、人から「(〇〇の)情報を下さい」と頼まれた途端に、その情報を与えたくなくなるようなのです。
私は、この彼の癖は、「構ってちゃん」「意地悪」「出し惜しみ癖」「マウントをとりたがる性格」「貧乏性」等が総合したものだと思っています。
普段、普通に話すので余計に分かりにくいのですが、こちらから何かをうっかり尋ねてしまうと、まともに答えが返ってこなくなり、イライラさせられてしまいます。
なので、私は、夫には何も尋ねない事を、信条として暮らしています。これを通している限り、我が家は平和なので。
でも、尋ねないとならない事も、時々は生じます。私に関係してくる部分とか、子供に関係してくる部分とかは。
そういう時は、「あ~、嫌だなあ、どうせ勿体つけられるんだろうなあ」と覚悟しながら、尋ねます。
先日も、そういう事がありました。
夫が、「明日の午前中、会社を半休して、病院に行く」と言ったのです。
何時に家を出るのか? どこの病院に、何の目的で行くのか? 答えによっては、朝食や昼食が不要、もしくは必要になってきます。聞いておかねばなりません。
私「どこの病院に行くの?」
夫(ぐずぐず勿体つけた挙句、小声の早口で)「○○皮膚科と、○○内科」
私「何時に家を出るの?」
夫(ぐずぐず勿体つけた挙句小声の早口で)「8時もごもご(おそらく半と言った)」
私「内科は何しに行くの?」
夫(ぐずぐず勿体つけた挙句、小声の早口で)「超音波(お腹あたりを指さして)」
私「だとしたら、朝食は食べないのね」
夫 何も言わない。おそらく、肯定の意味だと思われる。
私「内科の後は、一旦、家に帰るの? それとも直接会社に行くの? 昼食はどうするの?」
夫(ぐずぐず勿体つけた挙句、小声の早口で)「(もごもご)外で食べる(もごもご)」
昼食を外で食べる、というのが何とか聞き取れたので、私は夫は、病院の後、家に戻らず、そのまま会社に行くのだと思いました。
私「内科の後、家に戻らずに、そのまま外でご飯食べて会社に行くのね?」
夫(ぐずぐず勿体つけた挙句、小声の早口で)「(もごもご)」
この「(もごもご)」は、肯定の意味に受け取れたので、私は、明日の彼の行動は、「朝食抜きで8時半に家を出て、皮膚科と内科をまわり、そのまま家に戻らず外で昼食を食べて出社する」と理解しました。
ところが、翌日、彼が家を出た後のリビングに、彼の会社用の鞄が残されていました。病院の後、家に一旦、戻るつもりなようです。
なんなんだよ。昨日言ってた事と違うじゃん。だとしたら、昼食も家で食べるんかな。。。。
ちょっと電話かメールで聞けば良いのですが、なんかもうウンザリして、聞く気になれず、食べたいと言われたら適当に作れる用意だけして放置していました。
11時頃、夫が戻ってきました。
私「お昼は家で食べるの?」
夫「(じろっとこちらを睨んだ後もっそり小声の早口で)外で食べるって言うたやろ」
私「・・・・。いや、病院の後、直接会社に行くって昨日は言ってたから。昨日は、家には戻らないって言ってたから。予定が変わったのかと思って」
夫「誰が、家に戻らないって言った? 一旦家に戻るって言うたやろ。なあ、○○(息子の名前)」
夫は、わざわざ息子の部屋に行き、息子を証人にしようとしました。息子は、こういう言い合いが大嫌いなので、無言。こういうのは、息子にはすごいストレスなので、ほんと止めて欲しい。
私は、即刻、話を終わらせる為に、思ってもいない事をハッキリと言いました。
私「分かった。私が聞き間違ったんやわ」
で、終了。
一応ここに整理して書いておくと(そんな必要はないかもしれませんが)、『夫は、病院から一旦家に戻るが、昼食は外で食べて会社に行く』ということでした。
私は、今後、夫に何か尋ねる時は、最低でも3回は復唱確認をしよう、と思いました。もごもご、嫌そうに早口の小声で答えられると、もう繰り返し尋ねたり確認したりするのが嫌になって、夫の答えは「おそらくこうだろう」と推測する癖が、私にはあるのですが。
推測はやめよう。今後は、必ず3回復唱確認する。これを忘れないようにしようと今回思いました。
今回だと、「内科の後、家に戻らずに、そのまま外でご飯食べて会社に行くのね?」を、最低3回繰り返して彼に確認すればよかったのです。そして、もごもごした聞き取れない返事が返ってくる限り、繰り返し繰り返し、同じ事を聞き続ければ良かったのです。彼が「そうだ」「いや違う」とハッキリ言うまで。
私の個人的備忘録にお付き合いいただき、有難うございました。
午前中晴れていましたが、お昼ごろ雨が降りました。今はまた晴れている大阪です。と思ったら、また雨が降ってきました。
ではまた。