読書記録の途中ですが、ふと思いついたので書いておきます。
他人に対して言ってはいけない事は、「否定批判」以外にも、ありました。
それは、「何かをしてもらう事を期待している」と告げる事です。
勿論、押しつけがましくお願いするのは論外ですが、とても慎ましく遠慮気味に「出来ればでよいので」とか「無理ならよいのですが」等といった前置きのもとに、「○○してもらえたら有難い」と頼んでみる事。これも相手に負担をかけ、ひいては、人間関係を悪くするなと思います。経験上。
私自身は、どちらかというと、期待するような事を言われても、あまり気にならないほうなのですが、中にはとても責任感が強い人がいて、少しでも期待されると、「やらねばならないのか」と負担に感じてしまう方がおられます。
嫌ならスパッと断ってくれたらいいのですが、悪者になりたくない人は、断る事をしません。頼んできた人間を、逆恨みします。
なので、そういう人には、遠慮気味にとはいえ何かを頼んでしまうと、逆恨みされるので、やめたほうが無難なんですね。
お金を払っているから、とか、こちらが立場が上だから、とか、そういう理屈は通りません。やりたくない人に、やりたくない事を頼めば、逆恨みされるのです。
ここ、本当に大事で、お金を払ったんだから頼んでもいいだろう、期待してもいいだろう、は駄目という事です。何故なら、相手の方の認識している仕事の範囲が、こちらには分からないからです。こちらの期待や要望が、相手の自認している仕事の範疇を、越えている危険があります。
越えている場合、はからずもこちらが、「図々しい人」「迷惑な人」認定されてしまいます。
繰り返しになってしまいますが、ご自身の仕事の範疇を越えていると感じたなら、断ってくれたらいいのですが、断らない人が多いのです。断らないでおいて、こちらを逆恨みしてくる。被害者面してくる人が多い。
え? あなたの仕事の範疇なんて、こちらは正しく認識してませんけど。あなたには分かっていても、こちらには分かりませんから、越えているなら越えていると言ってくれないと。
でも、言わない人のほうが、圧倒的に多いです。言わないでおいて、「図々しい事を頼まれて迷惑している」と被害者面するのは、本当にどうなんでしょう。
あ、怒っているわけではありませんよ。疑問に感じているだけです。
出来ないなら、断ってくれたらいいのにね。簡単な話なのに。
さて。まとめてみます。
人に何かを言う時は、相手に対する否定批判ではないか。相手に何かを頼んだり期待するような内容になっていないか、十分に気をつけないといけない、という事。百歩譲って、心の中で思うのはまだしも、口に出して言ってしまうのは絶対に駄目だなあ、という事です。
齢55にして、気づくのが遅すぎるのですが、まあ、気づかないよりマシでしょう、、
なんか私、急にブログ書き始めましたね。どうしたんでしょうか。理由は分かりません。