書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

初めて経験したドクハラ②

 前回の記事の続きになります。

 前回の記事を読んで下さった方は、おそらく皆様「そもそもなぜ、A歯科医院に通う事にしたのか?」という疑問を持たれた事と思います。

 私は以前は別の歯科医院に通っており、そこはとても良かったのですが、院長先生がご高齢で引退されて色々変わってしまい、行くのを止める事にしました。それが3年前で、新しい歯科医院を探したのですが、前回書いたように、私は病院に対して最初からポジティブなイメージしかなく、あまり神経質に探さなかったのです。ざっくり人に聞いてみて、みんな「ここはお勧め」と勧めてくれる病院を知らないようだったので、ならばネットで探そうと、評判のいい歯科医院を検索し、家から通える所を選んだのが、A歯科医院でした。

 私はさほど歯が悪いわけではないので、来院したのは1年に一回ほど。3年前から行っているという事は、過去2回行った(その都度、数週間通院した)という感じです。

 過去にそのA医師に治療してもらった感じは、「かなりワンマンな院長先生だな」という印象でした。ただ、治療はしっかりやってくれるし、少なくも患者には親切だし、癖はあるけれどちゃんとしたドクターだと思っていました。

 それが今回、とんでもないドクハラ医師だと分かったので、驚愕したわけです。

 ドクハラというか、自分の気に入らない事が起こると、一瞬でキレて相手が患者であっても当たり散らすタイプの人間だったのだなと。特に、そもそも自分でも罪悪感を持っている事を人から指摘されると、キレ方がすさまじいのだなと。

 

 C歯科医院で歯を治してもらい、すっかり落ち着いてから、改めて、ネットで、「評判の高い歯科医院」で、もう一度検索してみました。やはり、A歯科医院は上のほうに出てきます。その後、ふと、「A歯科医院、ブラック」で再検索してみました。すると、、。

 出るわ出るわ。A歯科医院で被害に遭ったというケースが、わんさか出てくるではないですか。

 いやこれは、浅い検索しかしなかった私が悪い。他の方が、こんなに被害情報を出してくれていたのに、調べなかった私のミスです。

 は~(自己嫌悪)。

 

 一瞬ですが、A歯科医院を訴えようかな、と思った事がありました。実は、前回は端折りましたが、一応、保健所には通報はしたのです。大阪市の医療相談センター、という所が受付窓口になっていて、A歯科医院の名前と、免許のない素人助手が治療行為を行っているという事、受けた被害の詳しい内容を、伝えました。保健所のほうでは、A歯科医院のやっている事は違法行為なので、指導を入れる事は可能だが、その際には、私の名前を出さないといけない、との事。それでも良いか?と聞かれ、少し考えさせてください、指導を入れてもらおうと決めたら、改めてご連絡します、今回は通報だけさせてもらいました、という事で終わっています。つまり、保健所の方に、公的な記録を残したわけです。

 またA歯科医院の後に行ったC歯科医院で、歯の詳細な写真を撮ってあり、A歯科医院で多量の接着剤が残されたまま治療を放棄された事を、証明する事が出来ます。

 裁判になってもおそらく勝てるだろうし、裁判にまで行かずとも、示談で損害賠償は取れるだろうと思われます。

 でも、そこまでしたい気がしません。

 一つには、人と争うのが嫌いな私の性格もありますが、そもそも、A歯科医院を選んでしまった自分の、情報検索の浅さ・手落ち、が招いた事態だと思うからです。ある意味、自業自得。

 次回から、新しい病院に行く時は、「病院名 ブラック」で念の為検索すべし。というかそもそも、人から強く勧められた病院以外はもう行かないと決めるべし。

 これが学べただけで、今回は良かったと思おうと、思い始めています。

 とりあえず、Dドクターのおかげで、歯はちゃんと治ったし、とりあえず問題は残っていないというのもあります。残っているとしたら、私の心が強いショックを受けた、その傷だけです。大なり小なり、他人からハラスメントを受けると、人の心はこうなりますね。

 

 この心の傷(というと、安っぽいですが)をどうしたらいいのだろう?と考えていて、自分の過去記事などをパラパラ読んでいて、「ああ、こういうことか」と気が付いた事があるので、次回、その事を書きます。