書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

歯の治療で、ジルコニア(セラミック)を入れました。

 年明けから続いていた歯の治療が、やっと終わりました。何気にストレスだったので、ほっとしています。

 年明けコロナに罹りまして、それがやっと癒えた頃合いで、親知らずの被せ物が外れました。この被せ物、金属なんですが、一年に一回、必ず外れるんですよね。もう十年続いています。親知らず自体が小さい歯で、そこの横っちょに微妙な形で被せているので、外れやすいようです。大抵、ウォーターピックを使っている時に、水の勢いで外れます。

 ただ外れるだけならいいのですが、必ず内側が虫歯になっており、虫歯を削って、金属をまた作り直し、くっつけて高さ調節などするわけで、手間がかかります。

 口を大きく開けて、麻酔を打たれたり、削られたり、型を取られたり、金属をはめたり外したり、何度も高さを調節したり、、、。先生が一番ご苦労だとは分かっているのですが、患者もしんどい。鼻が詰まっていたり、喉がいがらっぽくて咳が出そうになるのがつらいので、歯の治療期間は、どこにも行かず、風邪や花粉症にならないように基本は家にいます。これもストレス。

 親知らずなんか噛むのに使っていないのに、またあの苦痛な一連の作業を繰り返すのかと思うと、ウンザリしまして。このたびは、思い切って抜いてもらう事にしました。

 抜歯についてはどこかに書いた記憶があるので、端折りまして。

 抜歯が終わった後、今度は、以前から医師から指摘されていた、別の歯の治療がスタートしました。悪くなった金属の被せ物を外して中をチェックしたほうがいいと、医師に言われ続けていました。神経を抜いた歯なので私は痛くないのですが、医師によると、レントゲン画像で中に虫歯が出来ていそうだとの事。そういう陰のようなものがあるらしいです。

 というわけで、親知らずの抜歯痕が落ち着いた頃、今度は別の歯の金属の被せ物をガガガ―ッと削って取り除き、中の歯の部分の虫歯を削り取り、新しい被せ物を作る、という一連の作業を行いました。

 相変わらず、その期間は風邪や花粉症にならないよう、細心の注意を払い、出歩く事も控え、毎日「あ~、早く治療、終わらないかなあ~」と願っていました。

 金属の被せ物を外した後、新しい被せ物が出来上がるまで7日間かかり、その間、削られた歯はむき出しのままで過ごしました。神経がないので痛くないだろうとの事で。

 確かに痛くはなかったのですが、どうにも不安で、、。被せ物の部分が大きいので、残った歯の部分は小さく、食事をする時、舌の位置がうまく合わずに、何度か舌をガリッと噛んでしまいました。特に、トーストの耳を咀嚼する際に、舌を噛むので、トーストの耳はナイフで切り落として、サンドイッチみたいにして食べてました。

 

 新しい被せ物は、金属ではなく、ジルコニアというセラミックで作ってもらいました。保険が効かないので、12万円。プラス治療費が1万三千円。

 でも、金属よりも精密に出来るそうで、強度は金属並なのに、色は白で、金属アレルギーを起こしません。かなり大きな被せ物なので、口の中に金属を入れなくていいというのは嬉しい。

 型どりは、小さな機械を口に入れて撮影して行いました。金属だと粘度みたいなもので型を取りますが、セラミックは電子機器。誤差が全くなく作れるそうです。

 確かに、出来上がってきたセラミックをはめてもらったら、とてもしっくり。高さだけ高めに仕上がっていたので、繰り返しチェックしながら削ってもらって調節しました。

 金属の被せ物よりも、口なじみがいいというか、はめてもらってすぐから違和感がありません。もし今後、他の金属が悪くなって外れたら、これからは全部セラミックにしてもらおうと思いました。

 セラミックを入れるのは、これが初めてではなく、アメリカに住んでいた時に治療した際は、セラミック一択でしたので、セラミックを入れました。金属という選択肢はありませんでした。白だし、歯になじみまくっており、今ではどこに入れたのかも分かりません。

 その事を今の担当医師に言ったら、日本はセラミックは保険適用外なので第一選択にはなりにくい、と仰っていました。どうして保険適用外なんでしょうね。

 治療の後、今度はマウスピースの調節があり、調節、調節で、最終日は1時間ほどかかりました。疲れましたが、これで、歯に対する懸念の全てが解決したので、良かったです。