書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

個人の方からものを買う時。

 大変ご無沙汰しております。お元気でしょうか。

 なかなかブログを書こうという気になりませんでしたが、今日は、「おおお!」と思う事があり、これは書き残しておかねばと思って、PCに向かっております。

 私は、わりと色んなものを、個人の方から購入しています。例えば石鹸とか、傘とか、趣味的な色々なものは、個人の方が作っておられるもののほうが、特徴があって、私の好みにピタッとくるので、ついつい個人から買っています。

 つまり、趣味的なものは、大きなお店とか、ブランドとかから、買わない事が多いのです。

 個人の方から買っていても、今までさしてトラブルもなく来たのですが、、、。本日、あるものの購入をメールで申し込みましたら、「○○様(私のこと)のお申込みは、こちらの事情により、お受けできません」という返信メールが来たのです。

 えええ???

 と文面を二度見しましたが、間違いなくそう書いてある。要は、体のいい「お断りメール」です。

 私、その個人の方(仮にAさん)に、何か失礼なことをしただろうか?と考えました。購入は、今回が二度目です。前回何か私、しただろか?と思い出すに、そう言えば、申込方法の一部に不備があり、それをAさんに指摘したのを思い出しました。

 こんな手順でした。

1.私がAさんに、メールで購入を申し込んだ。その際、申込方法に不備があり、とても困った。それでも時間をかけて繰り返しやり直し、なんとか申込が出来た。

2.Aさんから、申し込み了解の返信メールが来た。

3.銀行振り込みでAさんにお金を振り込んだ。お金を振り込んだ連絡メールをAさんに送った際に、申込方法の一部に不備がある件を、同時にお知らせした。

4.Aさんより、商品が届き、不備があった事の謝りのメールが届いた。

 

とまあ、前回こういう経緯がありました。

 申込方法の不備については、何故わざわざAさんに伝えたのかというと、おそらく申し込んだ人は全員困るだろうと察せられたので、これはお知らせしたほうがいいと判断して、お知らせしたのでした。100%Aさんに非がある過ちで、直しておかないと、お客は勿論、Aさんご自身も困られると思ったのでした。

 ですが、おそらく、その事が、Aさんのお気を損ねたのだと思われます。

 個人の方なので、どこまでプロ意識を持ったしっかりした方なのかは、私には分かりませんので、わざわざ不備を指摘しなければよかったと、思いました。

 これが、企業や組織が相手だと、たとえ不備を伝えられても、それで気を悪くして購入申し込みを拒否する、等という事はしません。ちょっと考えられないです。個人だからこそ、起こる事だなあと思いました。

 個人から物を買う時は、相手の非を見つけても、指摘してはいけないとつくづく思いました。非を指摘されると誰しも不快になるとは思うのですが、お仕事なのだから、普通はいちいちこだわったりしないと思うのです。少なくとも不快だからアナタには売りたくない、というのは、組織はやらないなあ、、、個人だからだなあと思いました。

 それと。

 私は、こうやって物を個人から買った際、「良かった」とか「もひとつだった」等を、知り合いに言っています。正直、あまりにも酷い商品だった時は、悪口を言う事もあります。でも、相手さん(個人の方)は、私がその方の商品を悪い言っている事など知りません。だから、もし次回、別のものの購入を、その人に申し込んでも、お断りになる事はないでしょう。私が悪口を言っているなどとは知らないわけですから。

 ちょっと違うかもしれませんが、これが匿名性の重要性なんだなあと改めて思いました。

 私は、Aさんの商品を、けっこう周りにも、良い商品だったよ~と勧めてたんですよね。でも、直接Aさんに不備を指摘したせいで、不快に思われてしまった。これが、Aさんに直接言わずに、ただ周囲に「Aさんの商品は良いけど、申込方法が面倒だしおかしな事になる危険があるから、買うのは止めたほうがいいよ」って言ってたら、、、そのほうがAさんにはマイナスになっていたはずなんです。

 直接不備を指摘されたほうが、プラスになるのに、不快だからと拒否される。

 要するに、直接相手を批判しない、否定しない、不備を伝えない、これが大事なんだと改めて思いました。通常の人間関係では心がけていた事ですが、個人購入でも、同じように心がけねば(というか、徹底しなければ)いけなかったのだと改めて思いました。

 まあ、その商品が買えないというだけで、特に被害はないので良いのですが、なんか嫌~な気持ちになってしまいました。それは、私が、相手に直接不備を伝えたからです。仕事上でも、個人経営の所に対しては、不備は直接言ってはいけませんね。勉強になりました。

 そう言えば、半年ほど前の、歯医者さんの事を思い出しました。そこはネットで検索して行った歯医者さんで、治療を歯科衛生士でもないアルバイトの人にさせようとしたので、「先生にお願いしたいのですが」と言ったら、一気にお気を悪くされ。滅茶苦茶な治療をされたという事がありました。急いで家に帰り、知人全員に良い歯医者はないか聞きまくって、母から出来たばかりの新しい友達が、良い歯医者を知っていると言っていたと聞き。すぐにそこに予約を取り、滅茶苦茶された治療の後始末をしてもらったことがありました。母の友達に紹介されたその歯医者さんは、とても良い所で、今では私だけでなく、息子も通わせています。本当にきちんとした常識のある先生で助かります。

 ネットで存在を知った、指摘して当然の不備を指摘したら機嫌を損ねた、これらが半年前の歯医者さんと、今回のAさんとで、同じです。

 ネットで知った歯医者さんも、Aさんも、自分をヨイショしてくれる人には優しい反面、自分に逆らう(非を指摘する)人間には極端に冷たくなるタイプの人なんだろうと思います。

 それでも、組織として働いていたら、そういう性質は抑えて働くわけですが、個人経営だと、モロに客にそれを出してくるんですね。だから、個人経営の所に対しては、絶対に不備を指摘しては駄目、という事です。常識的な人ばかりとは限らないから。

 たとえ「仕事」という状況でも、個人経営の所は、「ただの個人」だと思って、対応したほうがいいですね。つまり、個人経営の所の場合、相手をプロだとは思わないようにする。ただの普通のそのへんを歩いている誰か、どういう人か分からない赤の他人だと認識し、用心にも用心を重ねて、余計な事は絶対に言わない事が、大事なんだなあ。

 勿論、個人経営のほとんどが、ちゃんとしたところだと思います。だから私は、今までずつと、個人の方から買っていて、トラブルがなかったんです。でも気を付けるに越したことはない、と今回つくづく勉強になりました。私もまだまだ甘かったです。

長くなりましたが、久しぶりに書けて良かったです。ではまた~。

 

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