書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

税務署から途中で帰った話

 今朝、持病薬をもらいに個人病院に行ったら、朝一に行ったのですが、すごい混雑。明日にも緊急事態宣言が出そうという事で、みんな用事は早めに済ませようと思ったのでしょうか。私もだけど。ドクターは、心得たもので、「念の為、お薬二か月分出しておきますね」と。病院は最後まで開いていそうだけど、何があるか分からないから、助かります。

 その後、講義の登録の件で大学に問い合わせの電話を入れたのですが(本来、息子が電話すべきだけど、彼のとろい説明だと電話相手に迷惑なので、こういう事務的な事は私が代わりに電話する事にしています。息子には横で聞かせて、要領を覚えさせています、いずれは彼自身が電話するべきなので)。

 講義登録が、できない講義がいくつかあって、それは入学後に受けるテストの結果でクラス分けされるから、とは聞いていたのですが、テスト結果が出たら、どこにその知らせが出るのかとか、知らせを見て、最後個々人で登録するのかそれとも学校がはめ込みでやってくれるのか、分からなかったのです。

 学校の答えは、〇〇は学校側がはめ込みます。△△はテスト結果を見て個人で登録してください。△△のテスト結果は、こちらを見たらわかります(と言って、少々複雑なネット検索を教えられた)。

 教えてもらって納得したので良かったのだけれど、こういうのは、大学からもらった資料のどこにも書いてないので、わざわざ電話して問い合わせないと分からない、という事になる。問い合わせない人は多分、△△は登録しないで期限が過ぎるだろなあ。個人責任なのだろうけど、こわいなと思いました。少しでも「これなんだろ、おかしいぞ」という疑問が浮かんだら、即問い合わせ、に限るなと、この大学との付き合い方を学んだ気がしました。

 電話を受けて下さった方はとても親切だったのですが、親切だっただけでに、こういう電話が何本も入って、対応が面倒くさいだろうな、と気の毒に思いました。

 

 その後、控除申請の件で、税務署に行ったのですが、、、。驚くほどの非効率ぶりに腹が立って腹が立って、、。やっぱり私は、お役所仕事が嫌いだな、と思った。

 朝行った個人病院は、先生一人で、沢山の患者さんを、それはそれは効率的に処理されていて、気持ちよかった。診察が手抜きというのではなく、きちんとやってくれるのだけれど、看護婦さん受付さん含め、流れ作業に無駄がなく、患者数のわりに待ち時間が短い。

 それに比べて、税務署よ、、。手続きに来た来場者は全部で7人くらいしかいなくて、係の人も7人くらいいたのに、、、。

 受付は、一人固定で、この人は受付から離れない。

 来場者が持参した書類がそろっているか確認して、必要な入力整理票にその書類をくっつける係の人が2人。

 整理票をもとに、来場者が個々人でパソコンに申請するのを助ける係の人が2人。

 パソコンじゃなく、個人のスマホで申請するのを助ける係の人が2人。

 で、来場者は、受けつけ→入力用整理票作成→パソコン(スマホ)入力、と流されていくわけです。で、来場者は7人しかいなかったのに、まったく進まないのです。

 それでも、なんとか、パソコン入力できる所までは進んで、そこから、係の人が画面を出してくれた所に、ちょこちょこ入力していくのですが、入力しないといけない画面が10画面ほどあり、1画面で入力することは名前だけ、とか住所だけ、とか金額だけ、とかほんの少しなのに、係の人は横で待っているのではなく、「はい、ここに入力してくださいね」と言って、すぐにいなくなるので、入力した後、延々、係の人が戻ってくるのを待たなきゃならないわけ。一画面ごとに、10分は待った。

 係の人が、画面ごとにどこかに消えるのではなく、私が入力するのを横で待っていてくれたら、ぱぱっと5分で終わるはずの入力仕事が、延々終わらない。10画面×10分で100分かかる計算になるなと気づいた時点で私、腹がたってきて、「途中ですけど帰ります」と言って、帰って来ました。この時点で、着いてから一時間半経っていました。

 係の人が、「え?帰ります?あ、待って下さい、上のものに確認します、、、」と言うのも待たずに帰ってやろうと思ったのですが、武士の情けで待って、「分かりました、じゃあお帰り下さい」と言われてから、帰りました。

 もうこの申請、やるのやめます。多少損するけど、もういいです。

 それにしても、本当、税務署っていつ行っても効率が悪い。働いている方々、あたりは柔らかくて、話している分には親切だけど、「ちょっとお待ちください」と言ってすぐにいなくなってしまって、相手を延々待たせて平気というあの神経に耐えられません。ご自分達は9時5時の仕事で、その間に来場者をまわせばいい、ぐらいの気持ちなのだろうけど。効率的にテキパキ働いても、のろのろ働いても、給料一緒だから、まあ、疲れない程度にだらだらやろう、でも個人的に文句言われるのは嫌だから、来場者と話す時だけは丁寧語で話そう、と。面倒くさい来場者は、待たせておけば他の人間が対応するだろうから、ほっておこう、そんな感じ。

 本当に、10年ぶりぐらいに税務署に行ったけど、もう二度と行きたくない。確定申告とかコロナでとかの理由があって混んでいるなら分かるんですよ。でも、たった7人しか来場者がいなくて、係の人も7人いたのに、全然進まないから余計に腹たったのです。自分の係じゃない仕事は、自分の手があいていても、絶対やらない。スマホの係の人は、スマホの来場者がゼロでもパソコンを助けるとか、そういう事はしない、誰もいないスマホの所にいる。書類作りの人は書類作りから動かない。パソコンの所に、来場者が5人いて、パソコンの係の人は2人だから、全然足りない状態になっているのに、他の係の人は誰も手伝いに来ない。だから、一画面ごとに10分待たなきゃならない事態になるわけです。狭い税務署内の同じフロアなのに、なんでもっと融通して働かないのかしら。日本じゃなくてアメリカにいるみたいだったなあ。。

 

コロナの時期だから、よけいに腹たって。一画面で入力するに要する時間は30秒もないです。たった30秒なんだから、横で待ってろよ、と思った。どうして「ここに入力して」と指示した後いちいち消えるの? 途中から私「すぐ入力するので横で待っててください」と言って、マッハで名前入力して振り向いたらもういない。待っててって言ったでしょう!と切れそうになりましたよ。で、何もする事なくまた画面にらみながら10分待つ。係の人、延々私を待たせた後「すみませ~ん」と言いながら戻ってきて、次の画面を出したらまた消える。すまないと思うなら、消えないで。全然すまないなんて思ってないなら、謝らないで。どっちかにして。自分が30秒待つのが嫌で、私に10分待たせるのは平気って、どういう料簡?

 普段なら我慢したのですが、今の時期は耐えられなかった。

 自分が30秒待つのが嫌で、私に10分待たせるのは平気で、それで、係の方々は、効率よくテキパキ忙しく働いているご気分なのでしょう。だって、ご自分は一切待たないんだもんね。ご自分は動き回っている。でもだからこそ、超非効率だという事が分かってない。係の人が、来場者一人を最初から最後まで付きっ切りで対応すれば、来場者一人につき5分あれば終わるから、係の人が7人いて、来場者が7人なら、全員を一度に対応できるし、それで所要時間は5分で終わる計算ですよ。それを、何がなんだか分からない非効率な担当を決めて、そこに来場者を流して、一か所一か所、一画面一画面で、来場者を待たせる。そしたら、5分で終わるところが、2時間弱かかるというマジック。

 ほんと、どうしてああなるのか分からない。係の人が、自分の狭い係のことだけしかやりたくない、っていう、自分の係の仕事だけに固執してるっていう、それが諸悪の根源なんだと、どうして気が付かないのだろう。

 これが、民間の所なら、他に行かれてしまうけれど、税務署は一つしかないから、どんなに対応が悪くても、そこに行かざるを得ない。だから改善されないんだなと思う。

 私にできる事は、損してもいいから、もう二度と税務署には行かない事ぐらい。

 橋本さんの以下の文章に納得です↓。

橋下徹「どう考えてもおかしなことを、役人が淡々と進めてしまう理由」

 

 それにしても他人の対応に心底腹立ったの久しぶりです。私自身、コロナで気が短くなっているのかもしれません。

 でも「ちょっと待って下さい」と言って、延々待たせるというのは、やっぱり解せない。今後、どこかで「ちょっと待ってください」と言われたら、速攻、一瞬も待たずに帰ろう。特にこのコロナの時期は。無駄に待たない、と今心に決めました。あとですごく後悔するから。病院は別ですが。

 こういう日もあります。ではまた明日!