書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

沈丁花が咲いていた

 先日、息子の喘息の定期検査で、病院に行って来ました。

 息子は幼児の頃から喘息で、ずっと薬を飲んでいるのですが、ここ10年くらい発作は起きていないし、服用量も最小量だし、今年から大学生と大人の体になって体力もついてきたし、という事で、薬を止めようという方向で、ドクターから言われています。検査はその確認の為。

 かかっている病院は大きな総合病院なのですが、入り口入った瞬間、ものすごいアルコール臭。コロナの影響か、内部もものものしい雰囲気でした。息子がかかるのは、呼吸器科という、コロナ最前線。行きたくないのですが、病院は平日しかやっていないので、学校が春休みの今しか行けません。仕方ない。

 10時の予約でしたが、少しでも早く終わりたい一心で、9時半に行きました。看護婦さんの問診に呼ばれたのが10時15分。控室のようなところでやったのですが、周囲はカーテンがかかっていて、カーテンの向こうには患者さんが寝ている様子。咳がゴンゴン聞こえてきて、不安で一杯。

 看護婦さんの問診で、呼気検査2種類と、肺のレントゲンを撮る事になり、検査に回りました。

 呼気検査室前でまず待機、呼ばれたのが10時45分ごろ。この呼気検査、機械に向かって、呼吸を一定の強さで10秒間吐き続けなくてはならず、息子はなかなかうまくできません。強くなったり弱くなったりすると、機械が勝手に検査を途中で終えてしまう。またやり直しです。10回ぐらいやり直しました。最後は、10秒間のところを、6秒間に検査技師さんが手動で縮めて下さり、なんとか終了。もう一種類の検査もなかなかに難関。検査技師さんには、本当にご迷惑をおかけし、申し訳なかった。

 さて次に、レントゲン室の前で待機。こちらは11時15分頃呼ばれ、すぐ終了。

 最後に、呼吸器内科の前で、ドクター診察を受ける為に待機。11時半頃呼ばれ、診察自体は3分で終了。検査で特に問題はないので、薬を止めてみましょう、とのこと。次回は3月末(ギリギリまだ春休みの頃)に予約を入れ、経過観察するとのこと。とはいえ、苦しくなったら我慢せずに飲むようにと、その期間の薬は出して頂いた。

 薬をもらって病院を出たのが12時過ぎ。

 は~、疲れた~。コロナが怖くて、というか、それ以外の感染病も怖くて、病院には長くいたくありません。持病があって病院に行かねばならない人間にとっては、感染病の流行は本当におそろしいですね。というか、この大変な時期に、病院で働いて下さっている方々には、頭が下がります。危険と背中合わせで、職務をきちんと果たしておられる。本当にありがたいです。

 帰り道、ぐったりして自転車をこいでいたら、マスク越しに、とても良い香りが、、。何?と見たら、道端の垣根で、沈丁花が咲き始めていました。

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 おお、癒される。自転車から降りマスクを外して、しばし良い香りに浸りました。病院での疲れが、一気に消えていきます。花の威力のすごさに感動。

 今日は息子は、朝から京都へ遊びに行きました。この時期に、こんなにふらふら出歩いて良いのかと思いつつ、、、。まあいいか。家に閉じ込めておくわけにもいきませんので。腹をくくって送り出しました。小学校の頃の知り合いに会いに行くそうです。ニコニコと出かけていきました。

 今日もあたたかい良い一日ですね。春が近いのを感じます。