書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

うっとりする時間

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 日常が慌ただしくなってくる年の瀬ですが。私はもともとがせっかちで、更に年末となると、少しでも時間を節約せねばと合理的にテキパキと動いてしまい、心が殺伐としてきます。そうなると、疲れやすくなるし、何事もしんどいなあと感じるようになってしまいます。

 よく考えたら、先日来、洗濯物を干すのがしんどいしんどいと感じていたのも、そのせいだったのかもしれません。

 というわけで、心にゆとりを取り戻すために、一日の中に、うっとりする時間を設ける事にしました。

 何がいいかなあと思い、やはり音楽だろう、と。それも、「心がうっとり」しなければいけませんから、生半可な音楽ではありません。心がうっとり、心が感動、思わずほっこり聞き惚れて涙ぐむぐらいのものを、と考えていて、コレに行きつきました。

 薬師丸ひろ子さんです。

 私が若い頃、大人気だった方で、基本は女優さんですが、歌もお上手。今は60歳近いと思いますが、固定ファンががっちりついていて、まだまだ人気は衰えておられません。人気の秘密は、一時代を築いたと言われるほどの多くのヒット曲と、透き通る歌声です。彼女の歌を聴くと、当時の記憶がまっすぐに蘇ってきます。

 私の中で、薬師丸ひろ子さんと、原田知世さんは別格だなあ。

 彼女達の歌を聴くと、当時の教室の風景や、廊下でのおしゃべり、校庭に座り込んで野球部の練習を見ていた事や、自転車を引っ張って帰った道など、次々と思いだされます。心がすっと昔に戻って、癒されるようです。

 映画もどれも良かったです。若竹のような清潔な薬師丸ひろ子さんと、あえて灰汁の強い男優さんを絡めた角川映画の手腕が見事。渡瀬恒彦さんとの「セーラー服と機関銃」も良かったですが、何と言っても松田優作さんとの「探偵物語」が好きでした。

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今でもたま~にツタヤで借りて、わー懐かしい!!と、当時の思い出に浸っております。松田優作さんも大好きでしたが、もういないんだなあ。不思議な気がします。