今日は不愉快な内容を書くので、こういうのが苦手な方はスルー推奨。
というのも、今日ふと母の事を考えていて、こういう所がおかしかったなと思い出したのだ。母は普通の人の顏をして生きていたのだが、子供目線ではおかしいと感じていたという話。
母にはやりたがらない事(避けていた事)がいくつかあった。
1つは掃除機がけ。掃除機をかけるのが嫌いな人で、家の中はいつもうっすら埃っぽかった。階段の両すみもいつも埃がたまっていた。掃除機をかけるという事は母にとって一大決心がいる事のようで、朝からとても不機嫌だった。母に不機嫌になられるのが私はとても不快だったので、心の中で「嫌ならかけなくていいよ」と思っていた。
2つめは夕食の準備(メニュー決めと買い物と調理)。専業主婦だったので、なんなら朝から買い物に行く事すら出来たはずなのだが、いつもグズグズと先延ばしにし、夕方遅くにやっと腰をあげて買い物に行く人だった。夕食の調理に取り掛かるのはいつも夜の8時を過ぎていて、夕食が出来上がるのは10時という事も多かった。私は給食を12時に食べているので夕食にありつけるまでに時間がありすぎ。夕食が夜中になるせいで朝食が食べられず朝食抜きで学校に行く。これがおかしい事だと気づいたのは後になってからで、渦中では当たり前に感じていた。
3つめは、子供の学校やお稽古や塾に対して、お願いや問い合わせの電話をするのを嫌がった事。母はものすごく「ええかっこしい」な人で、「子供は甘やかしません」「子供の事はそちら様にお預けしている以上一切こちらからは口出ししません」「過保護親ではありません」という風を気取る事を好んだ。また、子供の事で誰かに何かを頼むとか尋ねるという事が、とても不快だったようだ。相手から何を言われるか分からないし、相手から過保護親だと思われるのも心外。何より、自分の事ならまだしも、子供なんかの為にする行為で、どう話せばいいかを考えるという負担が、我慢できなかったのだと思う。
母親が自分を守ってくれない、という事は、私も姉も強く感じていて、最初から諦めていた。姉は小学校で激しい虐めにあっていたそうだが(最近知った)、母に言っても一切学校と連絡をとってくれなかったそうだ。
私は要領が良いタイプなので虐められる事はなかったが、細々とした困りごとはあり、全て自力で解決してきた。例えば、お稽古で隣りの席の子が始終私に話しかけてきてうるさくて困る、という事があった。小1の頃だったと思う。席を変えてもらえるようお稽古の先生に電話してくれと母に頼んだが、「自分で電話しなさい」と言われた。母としてはそう言えば私が諦めると思ったようだ。私は負けず嫌いな所があるので、だったら電話してやるよ、と思い、お稽古の電話番号を調べて(小1では中々頑張ったと思う)、自分で先生に電話した。相手が出たので名前を名乗り、こうこうこういう事情で席を変えて欲しいと私が先方に説明しようとした瞬間、母がサッと私の受話器を奪い取り、先生と話し出した。子供に電話させる非常識な怠慢親だと思われたくなかったのだと思う。姑息な人だなと感じた。
私はこういう母の欠点により不快な思いをしながら育ったので、少なくとも同じ欠点は持たないように強く意識している。
掃除機は毎朝一番にかけるし(当たり前に)、夕食は夜7時にピタッと出来上がるようにしている。遅れた事は結婚生活40年の間に一度もない。インフルエンザで寝込んだ時でもなんとか手配して7時に子供が夕食を食べれるようにした。子供の学校や塾やお稽古等との連絡は、私だってとても嫌いだが、徹底して早め早めにする事にしている。苦手だからと逃げる事は絶対にしない。逃げなくて良かったと思う事が多い。
掃除を嫌がらずやる、家族に食事を時間通りに提供する、逃げずに学校と連絡を取る。これらは私の長所だと思う。そして私はこの長所のおかげで快適な生活が出来ている。
だから何?という話だが、今日ふと頭に浮かんだので書いてみた。
実母のこの欠点は、よく考えると義母にもあてはまる。むしろ義母のほうがひどいぐらいだ。義実家は新幹線で行く程の遠方なのだが、私達が行くと必ず「〇〇ちゃん(私の事)にかけてもらおうと思って、今日は掃除機かけてないの」と言われる。遠方遥々行ってお茶の一つも出されず掃除機をかけさせられる私。夫は義母に参観日や懇談会に来てもらったことがない。不思議な人達だ。実母も義母も。それとも実はこういう女性は結構多いのかな。
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息子は足の幅が大きく、スニーカー選びに苦戦する。以前はミズノの幅広を愛用していたのだが、それでも息子の幅広足には狭かったようで、だんだん小指の爪が小さくなってしまった。
これではいけないと、更に幅の広いスニーカーを探し求め、見つけたのがこちら。スケッチャーズのEXTRA WIDE。
この靴の良い所は、ウォーキングシューズとして開発されているので、とても足が安定し特に靴底に安定感と柔軟性としっかりしたホールド感がある事。紐靴だがスリッポンタイプと同じくするっと履けるのも便利らしい。同じワイドタイプで、もう1つ別のものもあるが、そちらは街歩きタイプなので靴底の仕様が少し違うらしい。歩きやすさはこちらのほうが良いとのこと。
店員さんによると、これがスケッチャーズでは一番幅広だそう。特別幅広に作られている特別靴だそうで、一般的ではないので、色はこのグレー一色のみしか作っていないのだとか。確かにこの靴を履くようになってから、息子の足の小指は無事に保たれている。店員さんは「廃盤になることはないと思う」とは仰っていたが、例によってなくなると困るので、3足まとめ買いしている。
男性の幅広靴を求めておられる方にとてもお勧め。これ以上幅広で、かつ歩きやすいスニーカーは、日本にはないんじゃないかと思う(ぐらい滅茶苦茶探したので)。
ではまた~