書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

神泉苑と若一神社

 京都が楽しくて仕方ない。平日は京都巡礼な日々。

 出来るだけ初めての所に行きたいし、いつもの所も行きたいので、最近は1日2ヶ所まわるのが定例になった。

 今回は、座敷わらしさんのおられる若一神社と、吉兆占いが出来る神泉苑神泉苑はお初。

 とはいえ若一神社も2回目。初めて行ったのは6年前で、まだ神社仏閣巡りに慣れていなくて、若一神社に行くのに京都駅からタクシーに乗った(笑)。今回は、JR京都駅から一駅普通で戻った西王寺駅で下車し、徒歩で行った。

 西王子駅に駅員さんがいなくて道が聞けず、若干迷ったが、改札を出た所にある地図(京都は大体どの駅も改札出た所に地図があり助かる)と、グーグルマップを見比べ、なんとかなった。

 改札出て左手にある横断歩道を上り、道を渡って左の階段を下り、下りた向きにまっすぐ2分歩くと右側に若一神社がある。改札口は駅の南側にあり、若一神社は駅の北側にあるので、反対側に出ないといけないのが方向音痴には迷いポイント。

 最近気づいたのは、京都は道が東西南北はっきりしているので、影の向きを見れば進む方向間違えないということ。若一神社は駅の北側と分かれば、あとは影でどっちが北かを見れば進む方向が分かる。

 というわけで若一神社に無事到着。

右手に神社が。

左手に座敷わらしさんがおられる楠社が。

 6年前に来た時より、ずっと賑やかになっている。

 こんなに賑やかになったのは桜井さんが本に書いたせいだと思われる。楠の所には、なんと「座敷わらしがいます」という案内まであった。前回はなかった。この楠に座敷わらしがいると最初に言ったのは桜井さん。

 

 まずは本殿でご挨拶。以前は暗い印象だったのに、今回は明るくて賑やか。

 お守りやおみくじや縁起物が、ところ狭しと置いてあり、見るだけでも楽しい。お賽銭箱の向こう側(本殿の中)は、ガラス戸で遮られてよく見えないが、とても賑やかに色んな物がお飾りがされていて独特の魅力がある。京都の神社らしい奥の深さ。あやしい魅力というかなんというか。見れば見るほど不思議な気分になる。御祭神は熊野から来られたヤタガラス様とのこと。

 本殿にご挨拶したので、次は歩道を渡って反対側の楠社へ。

 これが座敷わらしさんがおられる楠。

 我が家にも遊びに来て頂きたい旨、目を瞑り手を合わせてお願いしていた時、左手をポンと叩かれた感触がして「え?」と目を開けたら何もいない。虫がぶつかってきたのかな?と思ったけれど何もいなかった。気のせい?(笑)

 梢を見上げて、座敷わらしさん達はどの枝で遊んでおられるのだろうなあと考えていたら、左手前の木の枝だけ、いきなりさらさらと揺れてびっくり。風はなかったのに。しかも揺れたのはその枝だけ。目の錯覚か?(笑)。

 なんだか嬉しい気持ちでいったん神社側に戻って、縁起物など見たりした。おみくじも引いてみた。吉を頂いて感謝。欲張ると運を落とす、と書いてあり、ああその通りと反省。気をつけよう。

 入口から中を見た所。左が本殿。右に屋台のような台があり、どちらにも色々置いてあって楽しい。お祭りに来たみたい。右奥に行くと境内社やらお水やら色々あった。

 鳥居を入ってすぐの左手にあるお稲荷さんにもご挨拶したら、何だか急に胸がいっぱいになった。涙がじわっと出た。優しいお稲荷様なんだと思う。けっこう長々と手を合わせてお話ししてしまった。

 最後にもう一度、楠の前でご挨拶してから、名残惜しくも帰ることに。こんな小さな神社なのに、満足感半端ない。また来ます。

 

 次は神泉苑へ。平安時代の皇族や貴族の優雅な別荘だったそうで、空海さんが吉兆占いが出来る楽しい場所にしたとの事(桜井さん言)。神泉苑で生き物を見ると吉だそう。それが珍しければ珍しいほど吉運が強いとのこと。楽しみ!

 いったんJR西王寺駅から京都駅まで戻り、今度は同じくJRの嵯峨線で二条駅まで。普通で3駅。33番ホーム。二条駅から神泉苑へは徒歩10分らしいので最初は歩いていこうかなと思っていたのだが、駅員さんに聞いた道と地図とが食い違っていてよく分からず、迷う確信があったので、大人しく地下鉄東西線で行く事に。地下鉄は二条駅でJRと連絡していて、3駅先の二条城前駅まで乗った。

 (まとめると、JR京都駅から嵯峨線普通(33番ホーム)で二条駅へ。二条駅地下鉄東西線に乗り換え二条城前駅へ)

 二条城前駅の3番出口を出ると目の前が二条城。左に2分歩くと、左側に神泉苑が!高い塀で囲まれていて、独特の雰囲気。門構えも素敵。

入ったら左手に大きな池。右手にお花があって雰囲気がいい。

昼間だけど朝顔が咲いてた!

 ちなみに神泉苑はお寺。お不動さんをはじめとして、いくつかのお寺があった。わくわくしながらお参りして、さあ、生き物を探そう!見つけた生き物たちを一挙にご紹介。

➀アヒル!(桜井さんはこのお寺にはアヒル二羽いると書いていたのでが忘れていて、見つけた時はビックリ。本当にいた!けっこう大きくてかわいい)

➁錦鯉と金色の鯉!(餌をあげてる人がいてみんな集まった。黒い鯉が多い)

③飛び立つカモ(池にはカモも沢山いたけれど、飛び立つ所が見えたのは珍しい?)

④蝶々!しかも同時に2匹!(2匹同時に撮影できたのは初めて。しかも京都市内で蝶々を見るのは珍しい。これは本当に嬉しかった。画面上と下にオレンジの蝶がいるのわかるかな)

上にいる蝶々のアップ

 こんな感じだった。あとは鳩と雀も見たけど、これはどこでも見れるから、別に珍しくないので写真は割愛。桜井さんが行かれた時は亀が沢山いたそうだけど、今回私が行った時は亀は1匹もいなかった。けっこう探したのにいないという事は、どこかに移したのかもしれない。

 今回の結果に自分としては大満足。かなり吉だったのではと嬉しい。生き物を探しながら歩くのはとても楽しかった。雅な苑。ここいいる間は幸せな気持ちにだった。

 帰りは地下鉄東西線二条城前駅から3駅先の京阪三条駅に行って、そこから京阪線で大阪に帰った。京都駅まで行かずにすんで良かった。京都駅の混雑ぶり、凄かったので。でも二条城はあまり人がいなかったし(外から見た限り)、神泉苑も数人、若一神社も私がいた間は私だけだった。有名観光地を少し外れると、京都でも人混みに押される事なく、静かにお散歩できる。平日に限るかもしれないが。

 

ちなみにこの木々の向こうが二条城。あまり人通りがない。今回は行かなかったけど、いつかお散歩しに行きたい。

 

 書き忘れていたが、若一神社から神泉苑までの電車と、大阪まで帰る電車、全て、めちゃくちゃスムーズだった。私がホームに着いたら電車が入って来て乗ったらすぐに出発。JRも地下鉄も京阪も全部。しかも混んでいてもなぜか全部座れたという、、。若一神社のおかげだと思う。やっぱり強い神様がおられるんだと確信。桜井さんが勧める神社仏閣にハズレはない。次ぎはどこに行こうかと楽しく計画中。ではまた~

 

 

 前回、若一神社参拝した時の記事も貼っておく。

oinor-i.hatenablog.com

ちなみに6年前に来た時の写真はこちら。なんとなく今より暗い。神社側↓ 

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楠社側↓

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