書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

京都、若一神社に参拝

 京都の小さな神社に参拝するシリーズ(?)、これが最後になります。いずれも桜井識子さんの著書「京都でスピリチュアル」が、文庫になる際に加筆された部分に書いてあった神社です。加筆されたのは4つの神社で、過去記事に書いた市比賣神社、錦天満宮、そして今日書こうとしている若一神社(にゃくいちじんじゃ)。本当はあと、神泉苑もあるのですが、こちらはネットで見ると台風で少なからず被害にあっているとの事で、行くのは控えました。

 というわけで、若一神社です。

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 西王子八条という、京都駅をひたすら西に行った所にあります。バスとかよく分からなかったので、京都駅からタクシーに乗りました。千円ぐらいでした。

 タクシーを降りた歩道、左側に若一神社右側に一段高くなった場所とこんもりした木。この右側のこんもりした木のせいで、若一神社が日陰になり、暗くなっていました。

 申し訳ないですが、桜井さんのご本に書いてなければ、参拝しなかったタイプの神社かもしれません。私は、暗い、とか、木が密集している、とかいうのが苦手なのです。

 とはいえ、桜井さんご自身も、若一神社そのものを、格別に強くご推奨されていたわけではありません。若一神社のご祭神は、神様ではなく、眷属とのこと。熊野の八咫烏(三本足の眷属のカラス)さんだそうです。

 そう言われたら、境内に雰囲気も、そんな感じなのです。とても小さい神社さんなのですが、山の中のような雰囲気なのです。鳥居をくぐった正面は社務所で、本殿は左側にありました。蚊が多いのか、お賽銭箱の横に、蚊取り線香が置いて下さってありました。本殿の前で手を合わせてご挨拶しました。

 そして、鳥居を出ました。先ほど書いた、若一神社と歩道を挟んだ向かいにある「一段高くなった場所とこんもりした木」の所に行く為です。

 それがこちら。

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歩道からだと、1メートル20センチぐらい高くなっているので、階段を上って上がります。

 楠社、というそうです。でも神社ではなく、小さなお社。そしてここには「木」しかありません。この木の前には、二つの石が狛犬のように置かれ、しめ縄が渡されています。

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 桜井さんによると、この木が、とても強いパワーも持つご神木だそうです。確かに、この木のあるこの場所は、西大路通りに張り出しているのです。ご存じのように、京都の道路は碁盤の目になっていて、まっすぐ走っているのが普通です。でも西大路通りのこの場所だけは、この木を避けるように曲がっているのです。道路を作る際に、どうしてもこの木だけは切れなかったのだと思います。

 桜井さんは、このご神木を、著書で、とても推奨されていました。「この事を、文庫の書き足し部分に書くのはもったいない」と、珍しくそんな事を書いておられました。

 何がそんなに「推奨されるべき事なのか」というと、この木には、「座敷童さま」が沢山おられるそうなのです。

 そして、この木の参拝客を、この「座敷童さま」が気に入ると、そのまま家まで付いて来てくれるのだとか。座敷童が家にいると、その家は栄えるそうです。逆に、座敷童が家から去ると、その家は落ちぶれるのだとか。

 若一神社は、平清盛ゆかりの場所です。平清盛の別邸が建っており、清盛公の熱病を癒したご神水があります。また、清盛公がこの神社を建てたところ、翌年太政大臣に任命されたとのこと。でも、桜井さんいわく、それは、若一神社の力、というよりは、この座敷童さまのせいだろう、との事です。平清盛が「平氏にあらずんば人にあらず」とまで言ったあの栄華も、ここの座敷童さまのおかげではないか、と。そして、その後一気に没落したのは、座敷童さまが、平清盛宅から、去ったせいであろう、と。

 座敷童は東北のいるとよく言われますが、ここ京都にもいたのです。 

 非常に貴重な神木をお参りさせて頂くわけなので、私は、一心不乱にお祈りしました。あとで足を見たら、いっぱい蚊に刺されていました。お祈りしている最中は、そんな事も分からなかったです。しかし、西大路の中にはみ出したようにある木ですので、少し小高くなっているとはいえ、不思議な場所でした。こちらに走って来る車が見えて、そんな場所で手を合わせている状態が不思議、というか。

 家に帰ってから、「ええー!!」と驚くような有難い事がいくつもありました。有難い事については、長くなるので、書ける範囲で別記事に書きます。

 ちなみに、桜井さんによると、座敷童さまが家に来てくれるパターンは2種類あって、一つは、ずっとその家にいついてくれるもの。もう一つは、時々、遊びに来てくれるもの。ずっといてくれるのが何よりですが、時々遊びに来てくれるだけでも、効果はあるのだとか。その為には、座敷童さまが家にいやすいように、何かしら縁起物を家に飾っておくと良いそうです。飾る時のポイントは、周囲に何もない棚の上などに、ぽつんと一つだけ縁起物を置く、という環境が良いそうです。ごちゃごちゃした所に置くのではなく。また、座敷童さまは子供なので、楽しい家が好きなのだとか。いつも賑やかで楽しい家に、しておくと、座敷童さまはいついて下さる(もしくは遊びに来て下さる)確率が高まるそうです。

 

 あの平清盛の異常としか言いようのない栄華の秘密は、この座敷童のいるこのご神木にあったかも、ということだそうですから、もしお近くに行かれた際は、少し寄ってみられてもいいかもしれません。あまり知られていない神社ですし、掘り出し物かも。

 タクシーの運転手さんすら、知らなかったです。「若一神社までお願いします」と言っても「どこですか?」の世界で。住所を言って、ナビで検索して走って下さいました。そういえば~、以前、大河ドラマ平清盛をやってた時に、何人かお客さんを連れていった気がします~、思い出しました~、と、運転手さんは後で言っておられました。

 

 この後、京都駅に戻ってランチを頂き、大好きな下鴨神社へ行ってから帰りました。ランチは、伊勢丹で。大阪には伊勢丹、無いんですよね。それで、つい。

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 良いお席に通して頂いて、目の前が京都タワー

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 九条ネギのパスタも、蜂蜜入りハーブティーも、とても美味しかったです。