書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

最善を諦めるとイライラしない

 今日は愚痴というか、とりとめもない心模様です。お付き合い下さる方だけお願いします。

 

 最近、本当にしんどい事が立て続けにあってエンドレスなので、気が付くとイライラしている自分に気づきます。

 「息子はこうなるのが最善」というのは分かっているのですが、そこに到達するルートに障害物があり過ぎて、途方に暮れている感じです。やってもやっても終わらない。進んでいるのかも分からない。なんなら後退している気すらする。頑張っても頑張っても後退していくっとどういう事?

 今までは、家族の中で私一人が耐えている感じだったのですが、さすがにそれが不可能になり、夫にも状況を説明して多少の重荷を背負ってもらう事にしたら、てきめん夫がイライラし始め。勿論夫はイライラしても私に当たるという事はないのですが、イライラしてるなというのは分かる。

 夫に重荷を背負ってもらう、と言っても、息子への対応やら未来予測やら方針決めやらを夫に押し付けているわけではありません。ただ、私がそれらを背負っていて今ギリギリでしんどいから、これ以上私に余計な指示をしてくるのは止めてくれ、と言うだけなのです。

 例えば夫は、どこそこのスーパーが何月何日に割引クーポンが出ている(から行け)というような指示を、しょっちゅう言ってくるんですよね。でも、一日中息子対応で神経すり減らした後夕食献立を考え買い物に行き作るという作業が、全力を振り絞ってギリギリできるかできないか、というような事が私にはあるわけです。そういう日に、割引クーポン使ったか聞かれると、ちゃぶ台ひっくり返したくなるんですよ。いや、最短で買い物できることしか考えられない時に、割引とか言うの止めてくれ、と。

 そう夫に伝えると、分かってはくれるのですが、夫としては、家事全般を会社の業務と同様に考えている。彼は家事に対し、いかに効率よくコスパを下げられるかを究極まで追い求めたいので、やるのは社員(もしくは私)で夫ではないから余計でしょうね。究極までコスパを下げているかどうか、その努力をちゃんとさせねばならない、管理職として、と思っている。

 それをやめてくれ、と私に言われて、仕方なく聞き入れたものの、本心ではやりたくて仕方ないのでイライラしているというわけです。

 それ以外でも、あれこれ今まで日常的に夫に対して私が我慢してきた事が、今の私には我慢できなくなっていて、あれこれやめてくれ改善してくれと頼んでいるので、それも聞き入れてはいるものの、本心では我儘を通したいのでイライラしている。

 夫がイライラしているなあ、家庭内としてはよくないなあ、とは思うものの、私ももう抱かえきれないので仕方ない感じです。

 

 この状況は英語で言うディプレッションですよね。悲しみと不安。

 どうしたらいいのかなと考えて、息子の人生において、最善を諦めるしかないなと思いました。

 今考えられる最善に行く為にどうしようか、という風にいつも考えているのですが、それを止めて、息子は最善には到達できないという事を認めてしまうしかないなと。

 最善じゃなくても由、と。

 今こうこうこうしてここまで私が頑張ってやれば、最善、というのは分かっているのですが、それをずっと続けてきて息切れしている。最善に向けて全力疾走を20年以上続けてきて、もう走れないとなった今。

 マックス頑張れば、たとえ最善に到達できなくても後悔はしない、と思って、マックス頑張ってきたけれど、最善にはまだまだ到達しないし、到達しそうもない。つまりもしかしたら私、一生マックスで走り続けないといけないし、走り続けても何の意味もないかも、という現実。

 とはいえ、明日のことさえ分からないわけで、未来なんか見えないから、走り続けていれば最善に到達できるかもとも思う。その疑いがある。それで悩みが複雑になっている気がする。

 とりあえず今は疲れているので、最善は放り出すしかないなと思います。ずっと放り出すわけじゃないけれど。とりあえず今は。

 元気が出て来てまたマックスで走れれば走ればいいし。今は少し休もう。自分の時間を大事にしよう。自分を大事にしよう、と思います。

 とはいえ、今私が息子の為に、あれとこれをやってやれば、息子は最善に近づくのかもしれない。息子自身がそれをやってくれればいいのだけれど、出来ないから、私がやるしかなく。息子が出来ないのなら諦めるべき、というのなら、障害者に対する家族のフォローって一体何?という事になるし。障害があるんだからフォローしてやるのが当たり前では?という。

 でも家族にも限界がある。フォローしてやるのが最善だと分かっていても、出来ない場合、どうしたらいいのか。出来ないと言っても、絶対に出来ないわけではなく、めちゃくちゃ頑張れば出来る。ずっとめちゃくちゃ頑張ってやってきたわけだし。でも、今は疲れてしまった、というだけで。疲れをおしてやるべき、なのかもしれない。

 いやはや、答えはでません。