書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

それは疲労なのであって、ものぐさではない。他。

 今日は、とりとめもなくあれこれ書こうかなと思います。

 天気予報では、今日は比較的あたたかい予報だったのですが、曇っているのと、空気が冷たいのとで、意外に冷えます。これは、公園へは行けないな、という事で、朝からまとめて家事を片付けました。今、やっと終了。一息。

 月曜日は疲れています。やっぱり、家族のいる土日を過ごすと、心身ともに疲れてしまうようです(別に不満や文句を言っているわけではありません。念の為)

 よく、「私はものぐさ主婦です」と言っておられる方々がおられるのですが。洗濯物を片付けないとか、食器を流しに放置しているとか、料理をしない、とかをものぐさの証拠として挙げられています。でも、そういう方々って、疲れておられるのだと思うのです。家事以外のことで、すでに疲れ切っておられて、だから家事にまわすエネルギーが無い、という事だと思う。

 先日も、介護施設でパートとして週3働いておられる主婦の方が、仕事の休みの日は何もしたくない、動きたくない、家事なんて出来ない、私はものぐさな主婦だ、とYouTubeで仰っておられたのを拝見しました。私は、彼女はものぐさなんじゃなくて、ただ疲れておられるだけなのだと思いました。

 私なんて、まったく仕事してないのに、土日、家族が家にいるだけで、疲れてしまうのですから。週に3日も、他人様のお世話をしておられたら、疲れて当然だと思う。

 人のお世話って、物理的な作業だけでなく、気疲れがあって、これが馬鹿にならない。

 私も、家族が家にいる日は、気疲れで疲れている気がします。例えば、自分の中の段取りとして「次はキッチンを片付けよう」とキッチンに入ると、夫がキッチンで何かしている(彼お得意の冷蔵庫内の賞味期限チェックとか、冷蔵庫内の汚れた棚を取り出して洗うとか、要するに私のあら捜しですね)。我が家の狭いキッチンでは二人は作業できないので、あ~、しばらくキッチンには入れないな、と諦める。段取り的には、キッチン片づけたかったのに。リビングを掃除しようとしても、PC周りに夫の私物が積み重なっていて掃除しづらい。夫の部屋は、服が放置され、物が溢れてこちらも掃除できない。冷蔵庫見張る手間の何分の一かでも、自分の身の回りを片付けてくれたらどんなにいいか。と思っても口にはしません。喧嘩になるから。

 土日はこういう「言えない思い」が、重なって重なってストレスとして蓄積していくんです。家族ですらこうなのから、他人様の中で働いていたらどんなにかストレスがたまる事でしょう。お疲れ様です、とYouTubeの画面越しに言いたかったです。

 まあ、その方もYouTube動画を発信する事で、ストレスのいくばくかを解消されているのでしょう。私も、誰にも言えない思いを、このブログに書く事で、ストレスのいくばくかを癒させてもらっていますから。直接的に誰かに言葉をぶつけると、それは相手のストレスに変わるけれど、ここに思いを書く事は、直接誰かに言葉をぶつけるのとは異なります。読む読まない、聞く聞かないの選択は、相手にあるので。私が無理やり押し付けているわけではないので。

 本当は、ここにも何も書かないのが一番いいのですが。でもそうすると、私の「誰にも言えない思い」は、きっと、私をつぶしてしまうでしょう。

 善悪にも濃淡があって、直接誰かに言葉をぶつける事を「濃レベルの悪」だとしたら、SNSに思いを吐き出す事は、おそらく「淡レベルの悪」だと私は思っています。本当は「淡レベルの悪」もゼロにしたいものです。それが私の理想です。

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 昨晩、試験の「試」という漢字がどうしても書けず、自分で自分にビックリしたという夢を見ました。起きたら、ちゃんと書けましたが。どうしてこんな夢を見たかというと、今まさに息子が大学の期末試験真っ最中だからです。もう、昨年10月からずーっと試験ばかりです。中間が終わったらすぐに期末で。もう四ヶ月続いています。1教科でも落としたら(60点以下なら)留年なので、毎回ピリピリです。

 範囲がまた馬鹿広くて。講義資料800枚を全部覚える、とかなのです。それが15教科ぐらいあります。高校までの勉強って、あれは勉強とは言えなかったと、今思います。あれはお遊びだった。本当の勉強って、これだわ、と。まあ、もっと上があるのでしょうが、今息子がやっている勉強は、おそらく彼の出来るマックスギリギリだと思います。だから息子ももう、かれこれ四ヶ月ストレスマックスで生活しています。

 私が息子の試験勉強でしているフォローは、講義資料を、息子が理解しやすいよう、覚えやすいように整理し直す事です。

 教授が作成する講義資料は、多少個人差はあるものの、どれも「理解すべき内容と、暗記すべき内容」が、ごっちゃになっています。そのほうが、説明する側として便利なのですね。言いたい事を、ざーっと書くだけでいいから。

 それでも、健常者さんだったら、この文章は理解すべきところ(だから覚えなくてよい)、この文章は暗記すべきところ(だから丸暗記必要)、と読みながら無意識に仕分けしていくわけですが、息子にはそれが出来ません。彼の障害特性として、読解力ゼロなので。

 どうなるかというと、彼は、全部丸暗記してしまうのです。理解すべきところも、丸ごと暗記してしまう。何が問題?と思われるかもしれませんが、暗記はしていても、理解はしていないのです。だから、試験で、言葉上の表現を変えられてしまうと、もう「別のこと」となってしまって、記憶の引き出しから引き出せないのです。

 そこで、私が、講義資料を、「理解すべき箇所」と、「暗記すべき箇所」に仕分けする作業をせねばならないわけです。そうやって分けてやると、息子も、理解すべきところは理解することができるのです。暗記ではなく。

 この説明、健常者さんには分かりにくいと思いますが、他にどう説明していいのか分からないので、すみません。

 とにかく、講義資料の全てを、こうやって息子の頭にうまく入るように、整理し直す必要がある、という事なのです。誰がやるのか?って、私しかいないので、私がやるわけです。(発達障害の支援とは、まあ、こういうものです。面倒くさいとか、しんどいとかで、逃げる事はできません)。

 なので、この四ヶ月、私も睡眠時間を削って、一日中PCにかじりつき、講義資料を「理解部分」と「暗記部分」に、書き直す(打ち直す)作業をやっていました。専門的な内容ばかりなので、分からない所は勉強しつつなので、老齢の頭が爆発しそうになりました。脳みそを酷使したので、夜はよく寝れました(笑)。死んだように寝てました。

 まあ、そんな感じで続いていた試験期間が、もうすぐ終わります。なんとか留年せずにいけたらいいのですが、留年してもまあいいかな、と思っています。頑張るだけ頑張って手抜きは一切していないので、後悔はないというのと、息子のようなASD発達障害児は、留年したぐらいのほうが、周囲についていきやすいとよく聞くので。

 ちなみに、今現在は、息子の為の講義資料編集作業(?)は全て完了したので、私の役目は終わり、勉強のフォローに関しては、もうする事はありません。ただ、息子は相変わらずピリピリなので、気を遣わねばならず、そのへんのしんどさはまだしばらく続きます。

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 ダラダラ書いていたら、窓の外が明るくなってきました。どうやら雲がとれて、晴れてきたようです。ではまた~。

 

追記:今、大学に行ってる息子からメールがあり、一番ヤバかった科目が合格だった(60点以上だった)との事。あ~、良かった。これで留年は免れました。やれやれです。ちょっと泣きたい。