書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

幼い概念でも良いと思う

 息子の大学が、やっと夏休みに入りました。夏休みが終わるのは、9月の終わりなので、一か月半程の休暇となります。長い!嬉しい 
 今年度の前期は、全教科無事に合格し、追試もないので、夏休み丸々休めます(追試は夏休み中にあるので、追試教科が出ると、夏休みが短くなるんですよね)。

 本当は、1~2教科怪しい教科がありまして。本人の自己採点では「絶対落ちた」と言っていたので、ヒヤヒヤしていたのですが、なんとか合格だったようです。ああよかった。もう、落ちたと確信していたので、追試に向けて勉強を始めていたぐらいです。実際その科目は、学年の三分の二が追試になっていました。相当難しかったようです。息子も多分、1点2点のギリギリのところで合格したのだと思います。危ない~。

 息子いわく。「僕、今回はものすごく勉強したし、勉強したストレスをお母さんに絡む事で解消したりもしなかった。頑張ったから、神様が味方してくれたんやと思う」と。

 そうなんですよね。今までの息子だと、ストレスがかかると、長時間私にからむ事で解消してきたんです。全然関係ないことを、6時間繰り返し繰り返し、質問され続けた事もありました。私が、「もうお母さんは疲れたから、話せない」と言ってしまうと、キレて暴力をふるってきたり。

 それが、最近はどんどん減ってきていて、今年は全くありませんでした。本当にラクになりました。

 自分がやりたい事があって、それを叶える為には、人一倍頑張らないといけないという事。でも頑張ったから必ずうまくいくわけではなく、そこには「運」の要素も入ってくるので、運の部分は神様に味方してもらわなければならない、という事。

 どうすれば神様に味方してもらえるかと言えば、まずは頑張るという事、それから、悪い事をしない、という事。悪い事には、お母さんに長時間絡む事も含まれる、という事。

 こういう事を、私が息子に言って聞かせたわけではなく、息子自身が、自分の経験から、考えついたようです。

 そして、今回は本当に、すごく勉強を頑張っていたし、私に絡む事はなかったので、本人的には「不合格だ」と思っていた教科も、無事に合格したのでした。

 こういう成功体験の積み重ねが、息子を幸せな人生に向けて進ませてくれるエンジンになると思い、有難いです。

 文字にして書くと、本当に幼いというか、安直というか、浅いというか、なんというか、、、、な概念ですが、ここまでシンプルに分かりやすい概念でないと息子は理解できませんし、息子が理解できる形なら、それで良いのです。それがどんなに幼い概念であっても。

 

 さ、やっと夏休みです。と言っても、昨年に続き、どこかに出かけるという事はできませんが、試験に追いまくられる事なく気楽に過ごせるだけでも、幸せです。

 暑いですが、皆さまもどうぞ気を付けてお過ごし下さい。

 

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