書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

真ん中の取り合い

 時々楽しく拝読しているゲッターズ飯田さんのブログに、また面白い事が書かれていたので、今日はそれについて書きます。

普通の生活を簡単と思わない方がいい | 所詮占いですから

 

 テーマは「普通が一番難しい」というもの。

 拝読して、私なりに解釈したのは、「集団の真ん中が一番安全。先頭は大変だし後尾は危険。どんな集団でも中央にいるのが一番安全。だから、人は無意識に『普通』を目指すのだけれども、普通という位置取りが実は一番難しい」という事かなあと思いました。

 皆様はどう感じますか。勝手ながら、下に、記事の抜粋を貼らせて頂きます。

******

普通の生活とは最高峰で 

普通はしっかり目指さないと簡単にできない最も難しい場所は普通

 普通の生活を、

誰もが簡単にできて努力しなくても得られる生活だと思ったら大間違えで

 学校や家庭での教育の中で

 普通が最も難しいから普通を目指す必要があり

 普通以上にも普通以下になったとしても、それは、 

普通が難しいので恥ずかしいことでも何でもないと教えた方がいい 

群れの中の中心にいる方が守られる 

先頭を走る 

後方を走る方が 

何かの危険が付いてくる

 真ん中で守られている方が

 群れでの行動で生き残れる可能性が高い

 本来は誰でも先頭に立って走りたくない

 そこができる人は普通ではない

 普通以上の人か普通の精神状態ではない

 それが先頭に立てる人と言う事になる

 だから、普通じゃないので

 間違えるし違う方向に進んでしまうから

非常に怖い 

普通にやってよ!と思っても、 

そもそも普通でいられないから先頭にいるので

 また

 普通よりも遅れている人は

 その方が風の抵抗も少なく

 先頭の危険性はない

 ただ

 後方からの敵や遅れで差を付けられてしまうことがある

 後方は上手くスタミナを残しながら

普通よりも少し上に巻き返せるように準備をしておくといい

 早ければいいわけでもなく

 遅くて悪い訳ではない

 最終的には生き残ることが大切で

 生きるにもっと集中すれば

 どこでどんな風に生きても本来は関係がない

 でも

 人は普通を目指してしまう

 それが本当は安全だと本能が思っているから

 だからこそ

 普通をみんなが目指すから

 普通が最も難しくなる

 全ての人は安全な真ん中にいられない

 普通でいるためには

 相当な努力と精神力や苦労がいる

 普通がもっとも目指す場所なら

 もっとも競争率も高いもの

 普通を目指しながらも普通の凄さを理解しながら

 普通ではない生き方をもっと楽しんでみるといい

 *****(抜粋終わり)****

 

 普通が一番競争率が高い、というのはちょっと言い過ぎかなと思います。だって普通って、範囲としては一番広いですから。先頭や末尾のほうが、範囲としては狭いですから。だから、何も計算せずに自然体でいても、いつもなんとなく「普通」の位置取りが出来ている、という人も、結構多いかなあと思います。

 先頭に出てしまう人というのは、能力が抜きんでている場合もあるし、性格的に前に出たい、という場合もある。風あたりが強いから損だと分かっていても、一番前を走りたい、という人。

 末尾につく人というのは、能力的にそこになってしまうという場合もあるし、性格的に後ろにいたい、という場合もある。

 普通の位置を取る人というのは、能力的に自然にそこにいるという場合もあるし、本来は先頭に出るだけの能力があるのに安全をとって後ろに下がっているという場合もあるし、本来の能力は後ろのほうなのだけれど、ものすごく頑張って普通に位置取りしている場合もある。

 ゲッターズ飯田さんは、この赤文字の部分だけを指して、「普通は一番難しい」と仰っている気がします。でも確かに、数字で言えば、能力的に下半分(普通以下)の人は、広い意味で赤文字に入るのでしょう。だから、数が多いわけで、ザックリ言えば、ゲッターズ飯田さんの説も、あながち間違ってはいないと思います。

 もちろん、我が息子は、ばっちり赤文字に入るので、普通に位置取りする為に、親子ともども一生懸命頑張っているわけです。時々、ここまで頑張る必要あるのかな、と思う事があるのですが、飯田さんの記事を読んで、「頑張る必要はやはりあるな」と思いました。

 普通というのは、人数的なボリュームゾーンであって、だからいろんな意味で安全性が高いのですね。末尾はやはり、無視される軽視される切り捨てられる危険性が高い。

 下半分の人間(息子含む)が、なんとか真ん中に入ろうと、おしくらまんじゅうしているのだなあと思うと、おかしくもあり、悲しくもあります。

 

f:id:oinor-i:20201114133943j:plain