書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

耳鼻咽喉科に行って来ました&似非スピの怖さについて

 今日は暑いですね。天気予報ではそろそろ涼しくなる予定なのに。。。暑いというか、日差しが強いというか。空気は乾燥していてサラサラしているのですが、南側のベランダで洗濯物を干していると、日差しが真夏のようでした。10月とか関係ないなあ。

 一旦治った喉が、また痛くなったので、重い腰をあげて耳鼻咽喉科に行って来ました。ドクターいわく、喉が赤く腫れているとのことで。ウィルスか菌かは分からないけれど、一旦は治っても、少しだけ残っていると、体力や抵抗力が落ちた時に、また増えてしまうのだとか。だから、治ったり、また痛くなったり、を繰り返すのだそうです。

 とりあえず、三日分の抗生物質を出しましょう、それでも収まりが悪いようだったら、次回は鼻からカメラを通して喉を見てみましょう、との事。薬は、抗生物質と、胃薬(保護の為)と、鼻の粘膜を整える薬(痰を出さない為)の3つで、痛みどめはなし。痛み止めいりますか?と聞かれて、私が、いりません、と答えたので。

 でも頂いた薬を飲んだら一時間ほどで、痛みがなくなりました。痛み止めではないのに、抗生物質だけで、こんなに効くのだなあ、と少し感動。でも、一日三回飲む薬で、昨日の昼、夜、そして今朝と飲んできたら、ある程度まで治ってそこからは、痛みの軽減を感じなくなりました。薬の限界でしょうか(涙)。

 しかしながら。。

 体力が落ちている、抵抗力や免疫力が落ちている、あと、老化現象、あと、ストレス。このへんが、病院に行って病の原因を聞くと、必ずドクターから言われる言葉です。その通りなのでしょうが、じゃあどうすりゃあいいの?と泣きたくなります。

 私のように働いているわけでもない専業主婦が、これ以上ストレスを減らすのは無理だし、老化はどうしようもないし、体力抵抗力をつける事をむしろ心がけて日々ウォーキングやストレッチをしているし、これ以上はできない。

 病の理由が分かったところで、どうしようもない、手の打ちようがない、という時、一体どうしたらいいのでしょうか。結局、54歳という年齢は、昔であればすでに死んでいた年齢(平均寿命が50歳だった時代なら、という意味です)と考えれば、多少の不調はあって当然、死んでたっておかしくないんだから、と考え、割り切るしかないのでしょう。

 まあ、時間が過ぎて、少しづつ治っていくのを待ちます。本当は、さっさっさとインフルエンザの予報接種受けたいのだけれど、いつ受けられるかなあ。近所の医院は予約ができないので、ぼやぼやしているうちに在庫がなくなるんじゃないかと不安です。予約できる医院を探そう。

 今は、とにかく、睡眠をしっかりとる事と、ビタミンをとる事、マスク、うがいを心がけています。それ以外、する事ないです。

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 さて。全く話題は変わるのですが。時々拝読させて頂いているマダムユキさんという方のブログに、今回とてもこわい記事が載っていました。もう相当拡散されているようなので、私が更に拡散する必要はないかとも思いますが、微々たる力でも協力したほうがいいと思い、ここでご紹介させて頂きます。

 マダムユキさんのブログ記事はこちら↓

見るのが辛い人 : Flat 9 〜マダムユキの部屋

 

 マダムユキさんの記事を読んで頂いたほうが早いかとは思いますが、一応、ザックリ説明しますと。

 似非スピリチュアル&自己啓発の代表選手とも言うべき「八木さや」さんという女性がおられます。元は「子宮委員長はる」と名乗っておられましたが、その名前での活動が行き詰った為に、八木さやに改名したようです。

 八木さやさんは、少し前に長崎県壱岐島に移住し、似非スピ・自己啓発で稼いだお金を使って土地家屋を買い、自分が住むだけではなく、信者も呼び寄せ始めました。どうも壱岐の市長選に出るつもりだそうで。信者には、「壱岐に来たら、家も仕事も私が世話する」と公言しているとのこと。

 その甘言にのって、次々と信者が壱岐にやってきていて、その一人にMさんという女性がおられた、と。Mさんは30代で離婚したばかりで無職で、5歳と2歳の子供がいて、更に妊娠四か月、貯金はなく、借金はあります。彼女が八木さやさんに惹きつけられたのは、「幸せになる為には、家事育児などしなくていい、やりたい事だけやればいい」「ありのままの自分でいるべき」という八木さやさんの御託宣に惹かれたからです。Mさんは、八木さやさんと連絡を取り、「ぜひ壱岐においで。家も仕事も世話するから」と言われ、幼子を二人連れて壱岐に渡ります。

 ところが、壱岐に着いて八木さやさんに会った時に、Mさんは異常にはしゃいでしまったそうです。それが八木さやさんの逆鱗に触れ、その日のうちに、八木さやさんから「すぐに私の世話した家から出て行って」と言われてしまいます。

 Mさんが八木さやさんに何をしてしまったのかは不明ですが、幼子を放ったらかしにして、八木さやさんにまとわりついたようです。

 しかしながら、出て行くも何も、幼子二人を連れた妊婦であり、お金などほとんど持っていないMさんに、これ以上の引っ越しは不可能。Mさんは進退窮まります。

 それにしても、自ら壱岐に呼び寄せておいて、しかもそういう状態の人だと分かっていて、「すぐに家から出て行け」と言えてしまう八木さやさんにも驚きます。人道的に考えて、それはしちゃいけない事、とは思わなかったのでしょうか。

 現在Mさんは、八木さやさんの世話した家から追い出され、壱岐市内の別の家に移ったそうです。八木さやさんから約束されていた仕事も、できない事になりました。家もなければ職もない。幼子二人抱えて自分は妊婦。貯金は全くなく借金はある貧困のシングルマザー。ここまでされても、Mさんの「八木さやさんについて行こう」という気持ちは変わらないのです。マダムユキさんの記事内に紹介されている、Mさんのブログ記事を読むと唖然とします。

 私が何故、この記事をご紹介したかというと、今流行っている似非スピ&自己啓発の闇の深さを、この事件が顕著に証明しているからなのです。八木さやさん自身も、Mさん自身も自身のブログ記事で経緯を書いておられるし、行政まで入っているので、全てが事実です。「〇〇がこう言っていたから、似非スピは危険だよ」等という伝聞情報ではありません。

 Mさんという方ご自身が、何らかの危うさのある方だと思いますが、そういう方がむしろ、似非スピにはまりやすい。そして、教祖の甘言に乗って大金を払い借金まで負い、踊らされ身ぐるみ剥がされてしまうのです。踊らされる人の多くは女性(主婦)なので、結局一番被害を被るのは彼女達の子供や家族です。踊っている本人達は、踊っていられるうちは楽しいので、力尽きるまでやめません。踊っている本人達が力尽きる前に、子供や家族が先に犠牲になります。彼女達は、子供や家族が苦しんでいるのが、どうも「見えない」ようなのです。いや、見えてはいても、あえて見ないのか。

 5歳と2歳を抱えた、お金も手に職もない、あるのは借金だけというシングルマザーの安定期にも達していない妊婦さんが、見知らぬ土地に移住するなどという滅茶苦茶な事を、「夢と希望を持って」やれてしまう。それが洗脳です。そしてその洗脳は、教祖自身から拒絶されても、まだとけないのです。

 Mさんの、今日現在の最新のブログ記事には、「子供達はちゃんと育てているし、もうすぐ保育所にも入れる予定」と書いてあります。「子供達がかわいそう」という声への自己正当化でしょう。反論を書くのが気の毒になってしまいますが、一応書くならば、今現在お金が全くない(今後稼ぐ手立ても全くない)中で、どうやって子供達を食べさせていくつもりなのか。住所も定まらないなら、健康保険証もないだろうし、病気になる事もできなければ、それこそ保育所にも入れるはずがないわけで。今日ご飯を食べさせたから、今日遊んでやったから、ちゃんと育てている、というのは違うわけです。一か月後一年後を見越した今現在であることが、子供を育てる、という事です。

 それが、Mさんにはどうにも通じない。誰がどう説明しても、おそらく耳に入らない。

 似非スピの怖さはここにあります。信じたいものだけを信じたい、見たいものだけが見たい、という人の心の歪みと脆弱さに、似非スピはすんなり入り込み、洗脳してしまうのです。

 Mさんと、私の姉がかぶります。

 似非スピリチュアルや自己啓発には、ゆめゆめ近づかないように。それしか身を守る方法はありません。このマダムユキさんのブログ記事は、個人名は伏せた上で、学校の道徳(今は生活?)の時間あたりに、参考図書として子供達に読ませて欲しいです。

 なぜならば、似非スピ&自己啓発に一旦はまって洗脳されてしまうと、外からの救いの声が全く聞こえなくなるからです。はまってしまうと手の打ちようがなくなるので、はまる前に、近づく前に、まだまともな思考回路があるうちに、危険性を教えておくべきだと私は思います。

 マダムユキさんもそうでしょうし、私もそうなのですが、こうやって記事にしている目的は、Mさんに自らの間違いに気づいてもらいたいからではありません。Mさんが自らの間違いに気づく、という事は、もう無いと分かっています。絶対にない、と断言できます。こうやって書いた理由は、第二第三のMさんが生れるのを防ぎたいからです。似非スピ&自己啓発の危険性は、まだまだ知られていません。一人でも多くの人がその怖さを知り、近づかないでいて下さる事を、心から願います。

 そんなものに近づくのは、特別な変わり者だろう、自分には関係ないと思われるかもしれませんが、私の姉も、普通の人だったのです。それが5年程前に似非スピや自己啓発にかぶれるようになったと思ったら、あっという間に家事育児を放棄し、好き勝手やって誰にも意見させず、自滅への道をひた走っています。少しでも意見しようとすると、人格が豹変して激昂し暴言を吐いて攻撃してくるので、もうどうしようもありません。私はもう、姉のことは諦めました。

 例えば、阿倍首相の奥様、昭恵夫人も、かつては怪しい人達とよく関わっていました。この八木さやさんの知り合いの知り合いの知り合い、ぐらいとは関わっていた記憶があります。籠池さんもそういう怪しい人の一人で、幸か不幸か籠池さんの事が一気にクローズアップされたので、首相から厳しく監視され、有無を言わさず自粛させられているようですが。庶民はそこまで家族を監視できませんから、一度はまったら終わりです。

 このように、一国の首相夫人でも、何かのきっかけではまってしまうのが似非スピ&自己啓発界隈ですから、誰もがその危険にさらされていると言っても過言ではありません。教育がある人ははまらない、という事でもないように思います。しいて言えば、自己顕示欲を満たすだけの能力や実績がない人が、はまりやすいように感じます。と言ってしまえば、私を含め、結構多くの人があてはまるのではないでしょうか。

 私自身も気を付けねば、と改めて思います。