書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

病院の予約システムからの反省

 今日は、ややこしい内容のわりに結論はうすいので、ほぼ自分の為の備忘録です。すみません。気が向いた方のみ、お読み下さればと思います<(_ _)>。

 

 夏休みなので、先日、息子を連れて病院へ行って来ました。息子の持病の喘息で、お薬を頂いている病院です。いつもは、私一人で行って、お薬だけ頂いて帰って来るのですが、三カ月に一度程度は本人も顔を出さないといけない(当然)との事で、学校の長期休暇のたびに、息子を連れて行きます。

 その病院は、待ち時間がよく分からないのです。長く待たされる時もあり、すぐ診てもらえる時もあり。沢山患者さんがいるから長く待たされる、という事もなく、少ししか患者さんがいなくても延々待たされる場合もあり。

 いつも、よく分からないなあと思いながら、通っています。

 実は、もう通い始めて10年以上経ち、色々システムが変わっています。でも、一カ月に一度お薬を貰いに行くだけなので、あまり理解せずにいつも朝一に行って、それだとわりとすぐに呼ばれるので(そして、私一人の時は診察も「息子は変わりありません」と一言言うだけなのですぐ終わる)、あまり気にしていませんでした。

 というか。私は(一般的にもそうかもしれませんが)、病院が苦手で、苦手だから真剣に考える事を避けていて、腰かけ程度に、ささーっとやってささーっと終わればそれでいいや、みたいな、いい加減な姿勢でずーっとその病院に通っていました。

 それが今回、「ああ~、これじゃ駄目なんだ」とつくづく思い知らされたので、その事を今日は書きます(前書き、長い)。

 

 病院に行く当日、私はいつものように朝一で(一応9時診察開始なので、8時15分頃)着くように、家を出ました。電車で行きます。一方息子は、自転車で行きたい、と言うので、少し遅れて家を出る段取りです。電車だと30分、自転車だと20分程で着く場所なので。電車の時間などをよく分かっている息子なら、私が家を出た時間から考えて、何時に出ればいいか当然分かるだろうと思い、わりとさらっと家を出ました。

 いつものように8時15分に待合室に行くと、私が1番で、いつもならすぐに呼ばれてアッという間に診察終了なのです。その病院は、これも曖昧なのですが、表向き9時診察開始と言いつつ8時台に始まる場合が多いのです。

    が、その日は息子がまだ来ません。そのうち、2番目の人が来て、私を抜かして(当然)、診察室に呼ばれました。息子遅いなあ、とイライラと待っていたら、やっと息子が30分頃やって来ました。何か勘違いしていて、8時30分に着けばいい、と思っていたようです。

 その時点で、新しい患者さんは来ていません。私は、息子が到着した事を窓口に告げ「少し待ちますか?」と聞いてみました。窓口の方は「いえ、すぐですよ」と言ってくれたので、良かったと安心し、待ちました。

 と。最初の人の診察が長引いている間に、次の患者さんが来ました。でも、私達のほうが先に来てたし、と思っていたら、最初の患者さんが帰った後、私達を抜かして、次の患者さんが呼ばれました。

 え?どうして?

 よく分からないなあ、、と思いつつ待っていると、更に新しい患者さんが来ました。なんとなく悪い予感がして、私は、窓口に行って聞いてみました。

「あの、、私達、まだ呼ばれないのですが、まだ待ちますか?」

すると、窓口の方は、

「そうですねえ。今日は予約の方が多いので、お待ち頂くと思います」

え?予約?

 

 いえ。その病院が、予約制をとり始めたという事は、かなり以前に聞いてはいたのです。が、必ずしも予約を取らなくても診てもらえるという事だったので、私は予約を入れた事がなかったのです。というか、今の今まで、その病院の予約システムについて、真剣に調べようと思った事はなかったのです。いつも大抵は、朝一でさらっと診てもらえていたので。その病院には、予約システムについて詳しく書いてあるものが無く、よく分からないので、無視して今まで通り、予約無しで朝一で行く、というスタイルを続けていました。

 でも、よく考えたら、今までも、朝一で行っても待たされる事もあったし、いつもいつもサッと診てもらえたわけではなかったなあ、と思いだし、この予約システムというヤツについて、ちゃんと聞いておくべき、と遅ればせながら思いました。

 「予約してないと、予約している人の後になるのですね?」と窓口の方に聞くと、

「そうです。予約されている方優先になります」とのお返事。

「では、予約無しの人間は、予約されている方が途切れた隙間に、診察頂くという事なのですね」

「そうです」

「では、予約されている方が途切れないと、予約無しの人間は、途切れるまで待たないといけない、という事ですね」

「そういう事になります」

 

 なるほど。今日は、予約患者さんが微妙なタイミングで途切れないので、予約無しの私達はどんどん後回しになっているのだな、と分かりました。

 最初に窓口の方が「すぐ診てもらますよ」と仰った時には、確かに、私達の次の患者さんが来ていなかったのです。その後すぐに、予約患者さんが来られたので、私達は抜かされてしまったのです。

 

 仕方ないなあ、予約してなかった私が悪いし、と思い「では、今日はこれで帰ります。次来る分は予約したいので、9時の予約が入る日ありますか?」と伺い、無事翌週の水曜日に朝一の予約を入れ、その日は帰りました。予約していても待たされるそうなので、9時にしておいたほうがいいですよ、と親切な窓口の方が教えて下さり、また、夏休みという事もあり、ずーっと9時の予約枠は一杯なのにも関わらず、来週水曜日が一枠だけ空いていたそうで。ありがたや。

 

 で。家に帰りました。

 暑い中、朝一で大慌てで家を出て、満員に近い電車に乗り、朝から30度ごえの大阪の街を汗だくで歩いて病院に行ったのに、何もせずに帰って来た事に、空しさと疲れを感じました。それは息子も同じ。

 で。いつも思う事なのですが。

 私って、嫌々やっている事の、手抜き加減が甚だしいなあと、思ったのです。そのせいで、自分自身が損したり嫌な思いをしたり、無駄骨になったり、とにかく不都合が極まっているのですが、それでも、この悪い癖をなかなか直せていません。

 手抜きすると、後で必ず自分が困る。分かっているのに、嫌な事はついついテキトーにやっつけて無事に過ぎればそれでいい、みたいに、その場その場の要領の良さで片づけようとしがちです。でも、そういう横着さは、結局自分の首を絞める。

 病院の予約システムだって、ずっと前に出来ていたのに、一切調べる事がなかった為(通院が嫌いだから)、ずっと無意味に無駄に待たされていたのです。何年も。

 予約なんて、前日に電話一本で済む話です。電話しておけば絶対に待たされないのです。というか、診察の時に、来月の予約をして帰ればいいだけの話です。

  

 嫌な事は、横着で片づけようとする自分に、今度という今度は、つくづく呆れてしまいました。嫌な事ほど、ちゃんとする。嫌な事ほど、しつこい程調べて丁寧に詰める。これを自分に、言い聞かせました。

 今、「嫌だなあ」と思っている筆頭は、息子の受験の手続き一連です。もうねえ。私立を受けると、一つの大学で8回ぐらい受験できてしまうのです。その手続きが煩雑で、大学ごとでも全然違うし。 センターも受けるので、それもまた、、、。ギリギリになったら絶対にポカするので、今からきちんと予定表作っておこうと思って、思っているだけで何もしておりません。。。夏休み中に絶対にやります。

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