書くしかできない

過ぎていく日々を書き留めています

大神神社のおみくじ(少し追記:ウグイスになりたい)

 先日参拝した大神神社のおみくじの件を、今日は書きます。

 「悩んでいた事があって、それに対するアドバイスが欲しくておみくじを引いた」と先日の記事に書きましたが、悩んでいた事とは、姉のことです。

 またか、と思われた方も多いでしょう、、。はい、また、なんです。

 姉についてざっくり言えば、スピリチュアルや自己啓発にかぶれてしまって、家事育児を放り出し、外で好き勝手やってしまっている人です。社会的モラルからは完全に逸脱した行為を平気でやり、スピの先生を自称し、ブログも書き、自分と同類の人を増やそうとしています。

 時々、姉の子供からSOSの電話が来ます(お母さん何もしてくれない、お母さんが怖い)。姉は、自分にとって不都合な事は一切口外するなと子供に命じているのですが、それでも耐えきれずに子供が私に連絡してくるのです。姉の子供は姉のせいで鬱から不登校になり、三学期は全く学校に行けませんでした。今は薬を飲みながら、なんとか通学しているようです。

 姉は、自分の悪行が私にバレるのを恐れ、子供が私にSOSをしたと知ると、鬱で苦しんでいる子供をも、容赦なく責めたて追い詰めます。「言うなと約束したのに。約束を破ったのだから、病気とか関係ない」と。あね自身が私に意見されたくないという気持ちのほうが、鬱の子を更に苦しめる罪悪感よりも、姉にとっては強いのです。

 姉に「鬱の子を追い詰めたら自殺するかもしれないよ」と言うと、「あの子に自殺する勇気なんかないわ」と言います。自殺は、勇気でするものではなく、病気でするものだという事を、姉はどうしても分かろうとしないのです。

 そういう状況なので、私もおいそれとは姉に意見ができません。また、子供から聞いた情報を、他の人間(私の母など)にも言えません。言えば母が姉に意見する事になり、また子供が姉から「バラしたな」と責められるからです。なので、姉の悪行という秘密を、姉の家族以外で知っているのは、私だけで、家族以外で姉に進言できる状況の人間は、私だけでした。

 だから、姉の悪行があまりにもひどい場合、さすがに私も見かねて姉に意見しましたが、ちょっと考えられないような意地の悪い言葉遣いで逆キレされてしまうのです。「頼んでもいないのに首をつっこんでこないで。正義の味方気取り?」とか、「執念深いのねえ」「私を妬むのはやめて」「興味本意で探るのはやめて」「あなたみたいな批判的な人や、嫌悪感で一杯な人に、私のことを探られたくない」「あなたは私の事を、心の中であざ笑いながら勝ち誇っている姑息な人間」「人としてサイテー」「呆れた人間」「人をバカにする人間」等々、次から次へと、意見した私を責めたてて、それ以上何も言えなくさせるのです。

 そして当然、自分の子供はもっと責めたてる。 

 どうしたらいいのか、私も随分と悩みました。

 そしたら姉が、とうとう義兄と大喧嘩をし、自宅近くに一部屋マンションを借りたと聞きました。離婚したならまだ理屈が通るのですが、離婚したわけではなく、ただ、その部屋を起点に自由勝手に暮らすつもりのようです。家事育児を放り出し、つまり主婦と母親の役目を放り出し、家族と顔を合わせる事もやめ、ただ妻としての権利だけを手放さず、ただもう好き放題自分勝手に生きるつもりのようです。

 それを聞いて、私ももう、私一人で抱えているのに限界を感じ、先日、母に姉の事を全部話しました。母は本当に驚き、最初は信じていませんでしたが、徐々に理解してからは落胆し、「私もどうしたらいいか、考えるわ」と言っていました。

 姉は、妹である私の事は、頭から小馬鹿にしているので、私の意見は聞きませんし、そもそも「私に意見するなんて、何様? 百年早いのよ」と罵倒してくるので、どうしようもないのですが、母のことはそこまで罵倒しないだろうと思い、少しだけ肩の荷が下りた気がしました。

 姉と同じような人の記事を読んだので、ご参考までにご紹介します。黒猫ドラネコさんという方の、妹さんが、やはり自己啓発等にはまって、おかしくなってしまったというお話です。 

“子宮系”にハマった妹は自殺未遂を犯した――信じる心が“狂気”になる、ありふれた可能性【後編】(2019/05/15 21:00)|サイゾーウーマン

 

上記記事から、少しだけ抜粋させて頂きます。

私は、金遣いの荒さや育児放棄について妹を追及しましたが、彼女は「何が悪いの?」と笑うだけ。しかし、子宮委員長はるの奔放な生き方や、心屋氏の「迷惑をかけていい」といった思想について指摘すると、途端にヒステリーを起こし、「子宮の声を聞いて、自分がやりたいようにして、幸せになった人もたくさんいる! 宗教なんかじゃないのに!」と私たちを怒鳴りつけました。

 夫と子どものことも、“子宮系”の教えも捨てられない妹は、離婚を告げられたことで激昂し、ついに「もう私、死んでいい!? なんでこんなに責められるの!」と言って、ベランダに飛び出して柵に足をかけました。ここはマンションの5階。飛び降りれば、命を落とす可能性も……。

 

 彼女の妹さんはギリギリ自殺せずに助かりましたが、私の姉も、責められたらこんな風になるんじゃないかと思います。姉の論点の矛盾を論理的に否定すると、途端にヒステリーになってこちらを怒鳴りつけるあたり、彼女の妹さんと姉は全く同じです。普通の時は普通に愛想のいい普通の人なのに、少しでも自分の行動を否定されると、人格が豹変しまともな会話ができなくなるのです。ああいうものにはまってしまうと、もう戻れないのだなあとつくづく悲しく思います。彼女の場合は「姉」という立場ですが、私の場合は「妹」という立場なので、意見する事は余計に難しいです。

 母に全てを打ち明けたせいで、少し気が楽になったとはいえ、今後どうしたらいいのか、まだまだ私は悩んでいました。それで、大神神社でおみくじを引いたのです。

 そのおみくじには、こう書いてありました。

「去りゆくものは如何ともしがたく、諦めが肝心」

 姉のことからはもう手を引け、諦めろ、という事だと思いました。でないと多分、私が潰れるとか、私の家族がおかしくなるとか、そういう事なのだと思いました。

 それでも、本当に手を引いていいのかと空を仰いだら、この景色。

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 雲が丸く並んでいて、「もう、いいのだ」と言って下さっている気がして、今度こそ諦めがついたのです。

 もう姉には何も言わない。私には姉はいないものとする。

 そう割り切りました。

 黒猫ドラネコさんの妹さんのような人、私の姉のような人は、今の日本に沢山いるのかもしれません。そのお身内の方々は、どんな風に暮らしておられるのでしょう。私の出した結論は、「もう何も言わない」です。これが正しいかどうかは分かりませんが、今の私にとれる行動は、これしかないと思います。

 少しだけしんどいのは、私が何も言っていかないのをいいことに、姉は「自分は妹に傷つけられた、自分は妹の言葉にとても傷ついたのだ」と、被害者側にまわることです。確かに私は、姉に対し、姉が聞きたくないであろう注意をしました。姉は、気に入らない事を言われたから、その言葉に「深くショックを受けた。傷ついた」と、ずっと言い続けているのです。私にも、周囲の人にも。

 姉はそうやって、自分に注意してくる人を逆に攻撃するので、もう誰も、姉には注意しなくなっていました。真剣に注意し続けていたのは私ぐらいでした。誰も、猫の首に鈴をつけにいく役目は、したがらないとう事です。だから私が姉からの攻撃が集中するわけです。年下で、攻撃しやすいですし。

 私が反論するのは簡単なことですが、そうするとまた姉は、私の反論の言葉に「傷ついた」と言いだしかねないので、延々そんな不毛なことをする気にはなれず、結局のところ、何も言わない言い返さない、という選択しかとれないわけです。

 結局、私が加害者になって終わっているわけです。

 そのことに、少しだけ気持ちがふさいでいました。でも、大神神社で、ずっとウグイスの鳴き声を聴いていたら、ふと「ウグイスって、誰かに『あなたのせいで傷ついた』と言われても、きっと変わらずホーホケキョと綺麗に鳴きつづけるだろうな」と思いました。ウグイスは、誰かに「あなたが加害者」と決めつけられても、「何もかもあなたのせい」と言われても、なんら変わらず「ホーホケキョ」と平和に鳴きつづけているだろうな、と思いました。

 そしたら、姉の言葉にいつまでもわだかまっている自分が、愚か者に思えてきました。

 言いがかりをつけられて、それを気にしないというのは、しんどい事だと思っていましたが、いや別にたいした事ではない、という風に思えたのです。

 ウグイスみたいに、自分の「分」を守って、淡々とやるべき事をやればいいだけなのだ、と、何度もめかの決心をしました。