暑い。びっくり。梅雨どこ行った?という話だけど、今のところ、この暑さは好きかもしれない。大好きではないが、好ましくはある。なんだろ、暑さに浸ると気分が上がる。熱中症が怖いので、そこそこにしているが、20分くらい外を歩くと汗びっしょりになって気持ちいい。この感じ、臨界点を超えるともう無理になるので、今だけだと思う。最高気温32度くらいまでかなあ。あと、微風でも風があると助かる。風がまったくないと多分無理。
さてさて。専業主婦なんで毎日何もしていないのだが、わりと計画通り生活できている。息子の調子もまあまあいい。相変わらず気になる事を探しては不安解消を私に求めてくるので、一日1時間2時間は息子の不安をおさめる事に費やすけれど。この時間は気を張るし(ミスが出来ない)、ストレスしかないのだが、まあ1日Max2時間なら耐えられる。息子は私以外の人とはあまり喋らないので、私と喋る事で、トークの練習している面は大きいし。この事に最近気づいて、英会話の練習をしている感覚で、息子の会話の練習をしていると思うようにしたら、割り切れるようになった。息子の話し方や言葉に間違いがあっても、直すと機嫌が悪くなるので(その瞬間だけだとしても)、大抵はスルーして、5回に1回ぐらいさらっと直すようにしている。
さて。夏の服装、今年はこのフォーシーさんのワンピースしか着ていない。去年買って、あまりにも気に入ったのだがすぐに完売してしまったので、追加購入できなくて心残りだった。今年、再販され、更にサイズ展開も増えていたので、嬉しくて急いで追加購入した。このワンピースの良さは、「軽い」「薄い」「すぐ乾く」「でも全く透けない」「Vネックの開きが涼しい」「一応撥水」「シルエットが綺麗」「丈夫(洗濯機でタオルと一緒にガッと洗える)」「裾に適度な広さがあるので歩きやすい」「身幅に適度に余裕があるので着心地良い」などなど。とにかく好き。
毎年夏はフォグリネンワンピースしか着なかったのだが、今年はこれのみ。フォグリネンのほうが暑いのだ。でもちゃんとした感があるので、ちゃんとしたほうがいい場面ではフォグリネン。フォーシーは、日常着。でも電車にも乗れるし百貨店にも行けるお洒落感が優秀。こういうダボっとしたワンピースは、一歩間違うと部屋着にしか見えないのもあるが、これは大丈夫。私はMPサイズ。60歳のこぶとりおばちゃんだが、Mでも身幅に余裕あり。
お次は本のご紹介。というか、著者のご紹介。
一冊目は、ドロシー・B・ヒューズの「ゆるやかに生贄は」。1960年代のアメリカで出版された本だが、古臭さは全くない。今だに出版され続けているというのが逆に凄い。私は書店のおすすめコーナーで見つけて、ピンと来たので買ったのだが、読み始めたら面白すぎて止まらくなり、一気に読了した。主人公は黒人男性で、人種差別がテーマなのだが、この主人公は若い医者(インターン)で、家柄も良く、家族もみんな良い人達で、恋愛も順調、申し分のない人生を歩んでいたのに。道で困っていたヒッチハイクの若い女性を、ただただ親切心から乗せてあげた事から犯罪に巻き込まれる。
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当時のアメリカ西海岸の雰囲気も味わえる良い作品だった。こんな作家いたんだなあと、追加で別の本も注文した。
お次は、ちょっと興味深い本。本間龍さんという作家さんの著書で、「転落の記」。
本間さんは博報堂に18年いて、詐欺事件を起こし懲役刑になった。この詐欺事件を起こしてしまった経緯と、懲役刑の一部始終を書いた本だ。彼はYouTubeもしていて、私はまずYouTubeで知って、面白い気のいいおじさん、というイメージだったので、その人が以前、刑務所に入っていたと知って驚いた。その経緯を知りたくてこの本を読んでみたら、なるほど~、という感じ。本間さんだからこそ、こういう事件を起こしてしまったんだと分かった。色々考えさせられる本です。
本間さんのYouTubeはこちら。この回は今井一さんと一緒の回で、今井一さんの万博話が面白くて笑えたので、これを貼っておく。万博好きな人は気を悪くされたらごめんなさい。ではまた~