書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

人と話す時に気を付けるポイントを挙げてみる

 人と話す時に、気を付けるべきポイントを1つだけ挙げるならば、「相手のプライドを傷つけない」、これだろうと思います。

 人が誰かに執着する・恨みに思い続ける場合というのは、相手からプライドを傷つけられた事が原因であると聞きます。心理学的に、そういう研究データがあるらしい。

 でも、心理学を持ち出さなくても、自分自身の経験で、どうしても許せない人というのは、単純に意地悪されたとか、不利益を被った、というような事ではなく、こちらのプライドを踏みにじるような事を言って来た人です。少なくとも、私はそうです。

 意地悪をされた事とか、不利益を被った事とかは、その時点では腹が立ちますが、時間とともに忘れることができます。でも、私が必死で守っている貧相なプライドを、あえて狙って土足で踏みつけてきた人のことは、どうやっても許せないし忘れられないですね。多分、一生ね。

 なので、人と話す時は、相手がどんな事に劣等感を持っているか、どんな事を必死になって守っているのか、を考え、そこには触れない事が何より大事だと思います。

 

 こういう事は、普通の会話をしている分には、無意識に注意できているものですが、相手と関係がこじれ、喧嘩状態になったような時は、難しくなります。

 何故ならば、相手から嫌なことを言われたり、相手に自分の意見をのませたい時、そして単純にマウントを取りたい時は、相手のプライドを傷つける言葉を投げつけるのが、一番手っ取り早いからです。

 一言で、相手に勝つ事ができます。

 だから、相手と意見が合わずに喧嘩状態になった時は、相手に勝とうとしてはいけないのだと思います。勝とうとすると、どうしたって、相手の「それだけは言われたくない」という部分を、突いてやりたくなるからです。一言で、相手を叩きのめす事ができ、自分が勝つ事ができるからです。

 でも、相手のプライドを傷つける事で、その喧嘩に勝ったとしたら、相手から一生恨まれる事になります。たかが一瞬、気持ちいい思いをするだけの為に、一生、一人の人間から憎まれ、恨まれ、地獄に落ちればいいと呪われる羽目になります。損ですよね。

 

 だからこそ、人との関係においては、絶対に勝とうとしてはいけない。勝つのではなく、その話し合いを穏やかに終わらせる事を目標にすべき、と私は思っています。

 相手を責めない。そして、ところどころで、相手を持ち上げ、褒め、認める。9割相手を立てておいて、会話全体の1割ぐらいの割合で、そっと自分の主張を織り交ぜる。こういうやり方だと、たとえ意見の合わない人とでも、言い争いになる事はありません。

 ただ、傍若無人で自己中心的な人とは、そもそも関わり合いにならないほうが得策です。こちらが疲れるだけですから。嫌な人だなと感じる人とは、急いで離れることで、我が身を守るべきでしょう。どうしても距離を置けない人が、とんでもなく自己中だった場合は、心の中で笑いながら、存分にマウントをとらせてあげ、どんなに自分が正しく相手が間違っていたとしても、勝ちにいかないことです。そういう人は、放っておいても、自然に自滅しますから。

 

 今日はなんか変な事を書きました。お天気も曇りでぼんやりした日です。寒くはないな。ではまた~。

 

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