書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

最近のあれこれ、ワクチン接種、読書記録など。

 夫のお盆休みはとっくに終わっていますが、息子の夏休みはよく考えたらまだ始まったばかり。大学生なので、後期が始まるのが、9月の終わりなのです。

 というわけで、私もどこかのんびりしております。

 息子は、午前中、市民プールに泳ぎに行き、午後から散歩に出るという、私から考えたら「よく体力が持つな。この暑いのに」というスケジュールを、マイペースでこなしています。

 息子が小さい頃、ありとあらゆるお稽古をさせてみまして、水泳とピアノだけが続きました。別に、水泳選手にする、とか、音大に進ませる、とかではなく、趣味として何かが残ればいいなと思っていました。

 今、友達がいない発達障害の大学生の息子にとって、プールとピアノがある事が、いい具合の息抜きになっているようです。息子は小4までまともに話せなかったので、お稽古をさせるのは、けっこうハードルが高かったのですが。

 例えば、お稽古の最中に、何かの順番を決めるのに、先生が「はい、じゃあジャンケンね」と言っても、息子は出来ないわけで。息子がジャンケンができるようになったのは、小学校に入ってからです。それまでは、とにかくただパーを出していました。勝ち負けのルールも分からずに。

    あと、手先の発達がとても遅れていたので、例えばお絵かき教室で、絵具の蓋を開ける事ができませんでした。だから、誰かが見かねて開けてくれるまでは、何も描かずにただ座っていました。で、そういう息子の「出来なさ」は全て、母である私が過保護過ぎるから、と言われていました。だから、新しいお稽古をさせる時は(というか、お稽古に連れていく事自体が)、本当にストレスだったけれど、とにかく息子の経験値を増やしてやりたい一心でした。

 幸い、息子の外見は、とても愛らしかったし、大人しく、発達障害をよく知らない人には障害児には見えなかったので、息子本人が責められる事はほとんどありませんでした。悪いのはお母さん、一択で。だからこそ、勇気を出して、いろんなお稽古を経験させてやれたのだと思います。そして、あの時のストレスが、今の幸せに繋がっていると、はっきり思います。

 最近は、頑張る事を否定する傾向にありますが、今頑張る事は、後の幸せに繋がる事が多いと、私は思います。

 

 さてさて。話は変わりまして、コロナのワクチンですが。私、先日、やっと1回目を打ちました。遅いですね~。

 息子は、大学での集団接種でとうの昔に打ちました。私は結構なアレルギー体質なので、副作用が出て寝込む事は分かっているので、息子の学期中に寝込んだら迷惑をかけるなと思い、夏休みに入ってから予約しようと思っていたら、、、。予約が全く取れず。

 私は、かなり要領がいいほうなのですが、何でもかんでも、というわけではなく、ポイントを絞るタイプでして。ある事については、集中して要領よく対処するけれど、それ以外は抜けている、という感じなのです。基本的に、息子の事についてはものすごく要領よくこなすのですが、自分の事には抜けが多い。

 7月までは、ワクチン予約は余裕だったそうで、8月に入ってから、急にワクチン数が足りなくなり、従って予約も難しくなったのだとか。

 知らなかったなあ。調べてもみませんでしたから。

 というわけで、8月になってから予約を取ろうとしましたが無理で、結局、4日ごとに細かく予約を受け付けてくれていた自衛隊の集団接種で、8月後半になってやっと予約が取れました。今、何かと問題になっているモデルナです。一応、金属片が入っている可能性のあるロットではありませんでしたが。

 自衛隊の集団接種は、大阪の中の島でありまして、あまりにも統率が取れていて、スムーズで驚きました。大きなビル丸ごと集団接種会場になっていて、ビルに入った途端に、数メートル置きに係の人が立っておられる。そして、「こちらです」「こちらです」と次々と進む道を指示して下さり、延々とエレベーターを昇って、5階で受付だったかな?受付が終わったら、そのまま6階へ進んで、問診で、注射。そのまま、大きな窓に面した大会場で、間隔開けておかれた椅子に座って30分休憩後、またエレベーターを降りて、ビルの外へ。この間、一切待ち時間無し。オペレーションの滞りの無さに驚愕です。

 気になる副作用は、一回目という事もあり、たいした事はなかったと思います。接種後4時間したあたりから、打った箇所が痛み始めましたが、触ると飛び上がるほど、ではないし、そちらの腕を下にして寝ても大丈夫な程度。3日目には、完全に痛みは消えていました。腫れもなし。熱は出なかったですが、なんとなくクラクラしたかな。あと、体内に熱がこもったような変な感じが翌日まであった気がしますが、気のせいかも。

 来月、二回目ですが、こちらは相当副作用が出ると思われるので、もう寝込む用意をしています。経口補水液を買い込み、フリーザーへ(凍らせておくと、冷えピタ代わりに使えるし、溶けたら飲めるし一石二鳥と聞き)。ご飯食べれないと聞いて、ウィダーインゼリーも買い込みました。薬は、ロキソニンがなぜか大量にあったのでこれでいいかなと。あとは、当日、家族の夕ご飯を数日分作って冷蔵庫に入れておけば大丈夫かなと思います。

 とにかく、2回目接種後、私は二日間自室から出ないと思うと、家族に言ってあります。

 ちなみに、息子は意外に大丈夫でした。私に似て、アレルギー体質なんですけどね。息子が大学で接種した当時は、まだまだ若い人は打たない派が多く、せっかく大学で打たしてくれるのに、申込者がとても少なかったそうです。今は、若い人でも接種希望者が増えてきましたね。

 副作用が、滅茶苦茶きついとは分かっているものの、実際にコロナに罹って重症になると、副作用どころのきつさではなくなる(毎分毎秒溺れている感じとか、、)という事が、周知されてきたからかもしれません。あと、コロナ病棟数が一向に増えない現状に、罹っても治療してもらえないという怖さが、周知されたせいもあると思います。

 

 まあ、何にせよ、今年の夏はこんな感じです。

 

 そうそう。2020年4月に、まるでコロナを先読みしたような本が出版されていた事を知り、読んでみました。こちらです。 

  2020年4月に出版という事は、コロナが世に出る前に執筆していたという事になります。ネタバレせずに内容紹介する自信がないので、レビューは止めておきます。とにっかく面白い。この一言に尽きます。コロナとの共通点もありますが、全て一緒というわけでもありません。というか、この小説は、パンデミック後の世界も書いているので。今の私達は、パンデミックの渦中ですから、何もかも一緒というわけではないのは当然で。  

 小説の最後に、ウィルスの正体が明かされます。この致死ウィルスは、いったいどこから来たのか? 人工ウィルスなのか? 自然発生的にできたものなのか? そしてそれはどこで?どの国で生まれた?

 この結末に、誰もが納得するに違いありません。私は深く考え込まされました。

 上下巻と長いですし、決して読みやすい文体ではないですが、ご興味のある方はぜひ。

 ではでは、熱中症にはお気をつけて、元気でお過ごしください。また~。