書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

久々の精神科受診記録

 数か月に一度は、息子の担当医を受診する事にしております。今回は特に相談することはなかったのですが、大学入学のご報告をかねて、息子と一緒に行って来ました。

 大学の相談室で、もうすぐ入学前相談をしてくるので、その時に話す内容について、ドクターからアドバイスを頂きました。ドクターいわく。

「高校までと違って、大学はある意味放任なので、担任の先生のような『いつでも頼れる先生』を、一人欲しいと頼むとよい。あとは、小・中・高と同じことを話してくればよいと思う」との事。

 なるほど。了解です。

 あと、今回からは、基本的には息子一人で話させる事にしたのですが。やはり息子は、なかなか要領よくドクターに話せないのだなあという事が、分かりました。私は横で聞いていて、息子が言いたい事はよく分かるのですが、ドクターには分からないという事が息子には分からない。

 例えば、以前頂いたリスパダールという薬を飲んだら、息子はそわそわするという副作用が出たのですが、リスパダールと同じ効果があってそわそわするという副作用の無い薬はありませんか?とドクターに聞きたかったようなのですが、実際に息子が言ったのは、

「そわそわしない薬はありますか?」でした。

ドクター「そわそわしない薬が、お店に売っているか?という意味?」

息子「はい」←(私の心の声。え?なぜ?)

ドクター「お店には無いです」

息子「そうですか。分かりました」←(私の心の声。え?終わり?いやいや、違うやろ)

 仕方なく、横から私が、上の内容を説明し、ドクターも理解してくれて、「リスパダールが一番、そわそわ感の副作用は無い薬です」というお返事。

 それで息子は、

「じゃあ、そわそわしない薬が出たら、教えて下さい」と言って、ドクターに「分かりました」と言ってもらい、終わりました。

 う~ん。つたない。

 息子は、言いたい事の30%ぐらいしか言えていない、という事が改めて分かりました。特に、日常使わない言葉や概念(薬の副作用という言葉や概念は日常用語ではない)は、難しいようです。

 息子は、言葉は、覚えたパターンに当てはめて使うので、自分の中に無いパターンの会話は、出来ないのでしょう。

 今回だと、「前回処方してもらった薬を飲んだら、そわそわ感という副作用が出たので」という前置きが絶対に必要なのですが、それを省いてしまう。そして、自分が言いたい事「そわそわの出ない薬が欲しい」だけを、いきなり言ってしまう。

 こういう息子の話し方は、前後を類推して会話する私には通用しても、一般には通用しません。私にしたって、いちいち類推するので疲れます。よって、息子と話すと、人は疲弊するのです。

 今回の事は、後で「こう言えば良かったね」と説明し、本人も分かって、1つ会話のパターンを覚えてくれました。

 これからも、1つひとつ、積み重ねて、パターンを増やしていくしかないのだろうなあ。

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 話は変わりますが。

 先日、お散歩していて、ふと空を見たら、青空の中、クッキリと一本の飛行機雲がのびていました。その先に一機、飛行機が飛んでいて、飛行機雲はぐんぐんのびていました。見ていて胸がスーッとしました。

 そう言えば、今年の夏はハワイ旅行を予約しています。前回、直前に息子が行きたくないと言いだしてキャンセルしたので、心残りで。昨年末、パンフレットが出てすぐに申し込んだので、なんとか激混みのお盆シーズンですが、エアが取れました。といっても日本の航空会社は全滅で、ハワイアン航空ですが。これを逃すと、後はLCCしかないという状態でした、、。やっぱりハワイ人気は凄い。

 ぐんぐん伸びていく飛行機雲を見ながら、夏は家族であの飛行機に乗って、空を飛んでいるんだな~と思い、急に嬉しさで一杯になりました。

 息子が元気だということ、家族が仲良くいられるということ、みんな嬉しいことです。

 まあ、、、新型コロナウィルスがどうなるのか次第でしょうけれど。う~ん。夏までには収束して欲しい。

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