ちょっと、自分の欲深さに辟易した事があったので、今日はそのことを書きます。
夫が役員待遇になった、というお話は以前に書きました。この時は本当に思いがけないことで、驚いたし、とても嬉しかったのです。何よりも、定年がなくなるのが有難いなあと思って。更に、お給料も、今の倍になるそうで、今でも別に生活できる程度のものは頂いているので、びっくりしました。仕事内容も量も変わらないのに。
ところが。
先日夫が帰って来て、「あれさ、定年さ、完全になくなるわけじゃないんだって」と言ってきました。よく聞くと、役員待遇になると、60才定年が65才に伸び、一旦そこで役員待遇は終わりで、そこから「必要な人材」は、顧問待遇などで残るのだそう。「それはまず無理やわ」と夫が言うので、であれば、65才が定年なのね、なんだガッカリ、と思ってしまった私です。
思ってしまってから、我に返り、「ひえ~、私って、どこまで欲深いんだ」と反省しました。65才定年、十分じゃないですか。あと10年程は働けますし、お給料もこれから倍頂けるので、収入的には実質75才まで働いたのと同じことになります。
それで、「ガッカリ」とか文句言ってる自分ってどうよ、と。
人間って、と一般論化するのは嫌いなので、私って、と書きますが、私って、ちょっとでも良い目を見ると、図にのって、もっともっとと欲をかき出すのだなあと、自らの弱さ横着さに、辟易しました。ついこの間まで、60才定年や今のお給料で、十分満足していたのに。
あと十年ほど。夫が元気で無事にお勤めできることを祈ります。
ちなみに、夫の運が上向いて来た理由として、夫の頑張りが一番だと思いますが、神仏の助けもあったのではないかと、個人的には思います。特に昨年から今年にかけては、私としては人生で一番、神社仏閣に行きましたので。主に祈ったのは息子のことだけですが、いくたびに縁起物なども頂いてきたので、それが良かったのかなあ。
今、思いつく縁起物はこんな感じ↓。
住吉大社の境内社である「楠珺社(なんくんしゃ)」の、宝船の鈴。(桜井識子さんが『これはお勧め』と仰り、ご自身でも買われていたので、絶対に買おうと思って行きました)
若一神社の前の楠社の座敷童さま。市比賣神社の姫みくじの可愛い達磨
(座敷童さまを縁起物と呼ぶのは語弊がありますが、運を上げてくれる力が巨大なので。何しろ平清盛の栄華もここ楠社の座敷童さまの力とか。なので、大量に蚊に刺されているのも気が付かず、必死で『我が家にも来て下さい』とお祈りした私です。もしかしたら、たま~に遊びに来て下さっているのかも。来て下さった時に宿って頂けるように、市比賣神社の姫みくじの可愛い達磨さんをリビングの高い位置に飾っています)
大神神社の御神木の苗。(榊と千両を買いました。ぐいぐい成長してくれているので、縁起いいなあ~と嬉しく思っています)。
伊勢神宮(内宮)の御皿。(夫が買って来ました。直径5センチ程の金メッキの飾り皿です。宝船の鈴と一緒に、神棚に飾っています)
伊勢神宮の寅の置物
(夫が寅年なので)
あとは、どこかの神社でお砂やお塩を見つけたら、必ず買うようにしてます。伊勢神宮の御皿以外は、桜井さんご推奨の品です(笑)。
もしこれらの神社に行かれる際は、宜しければご参考にされてみて下さい。詳しくは、参拝日記カテゴリーの過去記事に書いてます。
とはいえ。夫の仕事面に対し、私も夫も、ずっと無欲でいたことが、一番良かったことかもしれません。何しろ、これらの縁起物を買ったのは、全部息子の為ですので、夫の仕事面に関しては、無欲だったのです。ということは、少しいい目を見てムクムクと欲の皮が突っ張りだした今が、一番ヤバいという事になります。気を付けなければ。無欲が最強の縁起物かも。