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クレームのお手本:水曜どうでしょう

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 30年ぐらい前、大泉洋さんの出世番組「水曜どうでしょう」が、北海道で放送されていました。ものすごい人気で、今でもYou Tubeで観れます。DVDもあります。そして、今観てもやっぱり、ものすごく面白いです。特に旅企画が。

 「水曜どうでしょう」時々むしょうに観たくなって、立て続けに何本も観てしまう事があります。大泉洋さんの「だまされ芸」が絶妙。更に言えば、だまされた事に気づいて、スタッフ陣に文句を言う大泉さんの「クレーム芸」は、天下一品。

 大泉さんの文句の言い方は、北海道弁丸出しの、口汚いクレームなんです。ですがそこに悪意は微塵もなく、恨みもなく、漂うのはついつい笑ってしまうユーモアと、そういう解釈もあるのかと思わせる機転の面白み。

 「水曜どうでしょう」を観た後は、私もしばらく、人に文句を言うのが上手になります。完全に大泉さんの「クレーム芸」の影響を受けています。相手に嫌な思いをさせず、ついつい笑ってしまうような文句の言い方ができるのです。

 例えば。

 今朝。

 夫が、「あの生命保険の書類、もらって来ておいて」と私に真顔で言いました。しかしながらその書類は、数日前、すでに取り寄せてあり、夫にも説明しながら見せて、更にリビングの書類棚の一番手前に置いてあるのです。

 は?健忘症?と怖くなった私は、

「そこにあるでしょ」と、書類棚を指さしました。夫は、書類を見て初めて、数日前にその書類を私から受け取った事を思い出しました。「ああ、、、」と言う夫。

 ここで私は、一言言っておかねば、と思いました。

 夫は、睡眠時間がとても短いのです。夜、なかなか寝ない。早く寝ればいいのに、12時なっても1時になっても起きていて、リビングで寝落ちしてしまう事も多い。睡眠が短いと、アルツハイマーになると、人から注意を受けています。

「怖~い。あなた、アルツハイマーになりかかってるよ。なっても私、世話しないからね。〇〇君(息子)とあなたと二人は面倒みれないもん。あなたは速やかに施設に入れるからね。アルツハイマーになった時点で、あなたの人生終わるよ。ちゃんと睡眠取らないと」

 いつもは睡眠時間の事を言われると怒る夫が、笑っていました。施設に入れるというくだりが、ことさら愉快だったようです。言い方、タイミング、イントネーション、表情を、大泉さんの真似した事で、うまく言えたのだと思います。水曜どうでしょうの影響で、私もクレームが少しづつうまくなっている今日この頃です。